情報処理が持ち味、傷つきやすいHSPを診断チェックし改善する方法


日常生活を過ごす中には、周囲の中で幾人かは傷つきやすい人がいるもの。そうした人は他の人の怒りや喜び痛みなどに敏感で、自らの気分が影響されたり、相手が何をして欲しいのかを一瞬で察知できたりもします。

暴力的な映画などを見ると動悸がして眠れなくなったり、人から掛けられた何気ない言葉に、深く傷ついていつまでも覚えているのも特徴。

こうした刺激や変化に敏感で傷つきやすい人を、アメリカの心理学者のアーロン博士は、HSP=Highly sensitive person(ハイリー センシティブ パーソン)と呼び研究対象にしました。

その研究結果で判明したのは、性別や国に関わりなく5人に1人がHSPだということ。さらにHSPの原因が生来の脳の情報処理能力の高さというものです。ここでは、情報処理が持ち味、傷つきやすいHSPを診断チェックし改善する方法を紹介しています。

 

 

 


病気ではないHSP、自分を知るためにやっておきたいセルフチェック


 

傷つきやすい子供の頃は、HSC=Highly Sensitive Child(ハイリー センシティブ チャイルド)とも呼ばれています。人の感情を敏感に感知するため、自身の意見を言えなかったり、他人に同調するので、周囲の大人から見れば大人しい子供と捉えられがち。

ただ、すべてのHSCが内向的というものではなく、内向的な人は7割ほど、残り3割が外交的な人とされています。HSPは病気ではないため、診断に用いられるのはセルフチェックのみです。

 

| 1.「Yes」or「No」で回答、HSPのセルフチェック

 

①他の人の気分に左右されやすい
②急な予定変更があるとパニックに陥る
③上手く人の輪の中に入っていくことができない
④些細な失敗でも激しく動揺する
⑤相手の望み通りにしようとして気疲れしてしまう
⑥大勢の集まりや飲み会が苦手で、居心地の悪さを感じる
⑦一度に複数のことをすることができない
⑧友人が狭い範囲に少人数しかいない
⑨ミスをするのが怖くて、仕事に時間がかかる
⑩トラブルや怒っている人に出会うと落ち込む
⑪仕事で叱られた際は、全面否定されたような気分になる
⑫席替えや配置転換など、環境の変わり目に上手く対応できない
⑬自らが決めるより他人に決めて貰う傾向がある
⑭同僚との表面的な会話や雑談が苦手
⑮好きな人や職場の人、友人などに本音で話せない

 

「Yes」が10個以上ある場合は、「ハイリー センシティブ パーソン(HSP)」の疑いがあります。次に述べる特徴などを詳しく吟味して、当てはまればプラスに変えていく対応策を試してみます。

 

 

 


傷つきやすいHSP、ハイリー センシティブ パーソンの傾向と特徴


 

| 1.周りにいる人たちの心模様が自身の中に潜り込み、影響を

他人の感情に左右されやすいということ。HSPは心理的境界ラインが希薄とされています。なので人が感じた心情が、そのまま自分に潜り込んできます。

相手の些細な語調の変化にも気づき、心情を鋭敏に察するのが特徴。周りにいる人たちの心模様が自身の中に潜り込み、影響を受けやすいもの。

 

| 2.他の人から与えられた評価が、そのまま自身の評価になる

相手にどのように思われているのかが気になるということ。自己肯定感が育ちづらいHSPは、低い自己評価の傾向にあります。自らがに自信が持てないので、他の人から与えられた評価がそのまま自身の評価になってしまいます。

 

| 3.自我の喪失、求めに従がおうと相手の期待に寄り添うため

自分を上手く出せないということ。周囲のの雰囲気を鋭敏に察知し、求めに従がおうと相手の期待に寄り添ってしまうため、自分を上手く出せません。

自分で感情を抑制していくうちに、本来の自分が解らなくなってしまうことも。自我の喪失に苦悩する人も多くいます。

 

| 4.心理面だけではなく、一方の肉体的な面にも敏感なもの

天候や環境変化に左右されやすいということ。HSPの人は、心理面だけではなく、一方の肉体的な面にも敏感なもの。

身体的にが疲れやすかったり、暑さ寒さに弱かったりと、すぐにストレスが体調面に表れます。環境変化の引越しや転職などに対応しきれないで、体調を崩しがち。

 

| 5.一人っきりで過ごす時間が必要、人混みを苦手とする傾向

人混みや雑音が苦手ということ。音に過敏になるほか、人目が気になる関係で、人混みを不得手とする傾向を持っています。

そういった場所に出掛けると、疲労困憊ということにもなります。一人っきりで過ごす時間が必要なのもHSPの特徴。

 

| 6.ネガティブ感情を強く受容する、人間関係でも悩みの種が

交友関係で悩みやすいのもHSPの特徴の一つ。周囲に同調する傾向があり、他者から嫌われることに恐怖心があります。

なので、不愉快なことであっても、嫌われないよう受け入れることも。相手のネガティブ感情を強く受容するので、人間関係でも悩みの種が尽きません。

 

| 7.映画やTVなどの暴力的シーンを見る、不得手な人が多い

暴力的なシーンのある映画は苦手ということ。自分とは関係がまったくなくても、人が怒鳴られたりするのを見ると、まるで本人のように感じ、怖じ気づいてしまいます。なので、暴力的シーンがある映画やTVを見ることが、不得手な人が多いということに。

 

 

 


傷つきやすい繊細さを自覚すること、反対にプラスに変えていく対応策


 

| 1.自分一人の世界を明確に意識する、そんな時間を持つこと

自身と他の人の境界線を守るということ。些細なことにもすぐ気づいてしまうHSPは、他者の感情の微妙さに素早く反応するので、高い共鳴性を持っている傾向。この理解力高いということは、人間関係上で大きなメリットにもなります。

ただ余りに高いと、他者と自分との境界線が曖昧になるデメリットが発生することに。これが有耶無耶になると同化現象が起きて、相手との関係が拠り所になってしまいます。これを打開する方法の一つが、一人でできる趣味を作ること。

小説を読むことをはじめ、映画を観たり、さらに登山やマラソン、自転車やバイクなどで大丈夫。要するに、自分一人の世界を明確に意識する、そんな時間を持つようにします。これで他者と接したとき、境界線が解りやすくなります。

 

| 2.防止するための方法、マイペースを維持するという考え方

マイペースを維持するということ。刺激や変化に敏感なHSPは、些細なことにもすぐ気がついてしまうもの。
困っている人に見て見ぬ振りもできず、それだけでペースが乱れ、疲れ果ててしまうことに。

これを防止するための方法が、マイペースを維持するという考え方です。これは漠然としたものでなく、具体性を伴うもの。

例をあげると、飲み会に参加すると疲れるという人は、2回に1回は断るというルールを持てば、マイペースで参加できることになります。こうした自分なりのルールを持つことで、疲れ果てる前に休息を取れるようになります。

 

| 3.一緒にいて疲れる人、負のイメージの人間関係は整理整頓

人間関係を調整していくという方法。HSPの人は高い共鳴力や些細な変化に感づけるという性質上、面倒見の良い人が多い傾向です。なので、むやみやたらと交友範囲を広げてしまえば、あっという間に自分のキャパシティを超え、疲れ果ててしまいます。

これを防止するための方法が、人間関係の調整です。どうしても仕事関連で必要な人間関係は別にして、
一緒にいて疲れる人など、自分に負のイメージがある人間関係は、極力整理整頓します。

そうした人々と距離を置くことで、必然的に気楽な人間関係だけが残り、必要以上に疲れることがなくなります。

 

| 4.悲しみや幸せなど、些細な感情も楽しむことがポイント

繊細な自分のすべてを受け入れ、コントロールするということ。重要ことの一つが、自分自身の感情を受け入れることです。当たり前ですが全ての人間は生きています。だからこそ、日常生活の中にある、悲しみや幸せなど、どんなに些細な感情も楽しむことがポイント。

同時に、自身の感情をコントロールする術を知ることも大事。幸せだったり、悲しみに暮れていたり、怒りに燃えていたりと、感情に囚われないで自らをコントロールします。そして、本来重要なものに目を向けること。繊細さは弱さではなく、本来は強さです。

 

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まとめ

周囲には傷つきやすい人がいるもの。ここでは、情報処理が持ち味、傷つきやすいHSPを診断チェックし改善する方法を紹介しました。その機会には、ぜひお役立てください。

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