怒りっぽいのは病気かも知れない、本当の原因を把握して対処する方法


世の中にはほんの少しのことで、すぐ激高する怒りっぽい人もいるもの。短気な性格と言ってしまえばそれまでですが、ひょっとするとその人にはそれなりの、生きてきた環境や考え方のがあるのかも知れません。

嫌な事柄や不安により発生する怒りやイライラは、人間の誰しもが抱く自然な感情。ただ、原因が分らない怒りは、いずれ再発するとも言われています。

これは注意したいことで、怒りやイライラの原因がわからない場合、抑えた感情が回りまわって再び噴出し、自分を追い詰めるようになるということ。なので怒りの原因を把握することは、生きていく上で大切なことになります。

怒りっぽいとされている人もじっくり付き合えば、何に対して怒っているのか知ることができるかも知れません。ここでは、怒りっぽいのは病気かも知れない、本当の原因を把握して対処する方法を紹介しています。

 

 

 


対応するには大切なこと、理解しておきたい怒りっぽい人の心理的特徴


 

| 1.怒ることで他者を支配したり、主導権を奪うという願望

怒ることにより、相手を支配できると考えているということ。心理学的に、人間は達成したい目的があると、敢えて怒りの感情を現すとされています。実際に、怒ることで他者を支配したり、主導権を奪いたいという願望を抱いている人は少なくありません。

発奮に値する原因になることを敢えて見つけ、それに対して怒っている事例は意外と多いもの。そのため、怒ることで相手を制御できると、内心で考えています。

 

| 2.弱い人間であることを他者に知られる、傷つくのを回避

自分の弱さを無意識に、隠したいという思いがあるということ。怒りっぽい人の土台にある心理には、自分の弱みを見られることへの、恐怖が潜んでいる場合もあります。怒りを表に出すことで、自分の弱みをさらけ出す恐怖を隠しているということ。

本当は自分が弱い人間であることを他者に知られてしまうことで、傷つくのを回避したいという思いです。なので、冗談めかしていじった際、急にキレて来る場合は、こんな思いが秘められています。

 

| 3.自己嫌悪や不満足状態、自身への叱責を他者に向け放出

自分への自己嫌悪が映し出され、他人を攻撃しているということ。人の心情というのは大変複雑なもの。本来、受容できないところや嫌なところが自分の中にあれば、自分自身を責めるはず。ただ中には、いわゆる自己嫌悪や不満足状態のとき、自身への叱責を他者に向け放出する場合も珍しくありません。

自身が受け止められない負の感情を相手に見つけると、それこそ烈火の如く叱る場合がこれに当たります。こうして相手を攻撃することにより、少しでも心の葛藤を和らげている事例がこうしたもの。

 

| 4.裏側には寂しさや悲しみ、相手から愛情を求めるケース

親しい相手への愛情を求め、怒りを剥き出しにしているということ。何も怒りは相手への憎しみから、口に出すものだけではありません。愛情が転じて表現されることも珍しくないのです。

恋人をはじめ親友などの親しい間柄にある場合、相手に対して好意や期待をかけてしまいがち。こうした中、裏切られたと感じたとき、苛立ちや不満を募らせ怒りを爆発させることも。この裏側には寂しさや悲しみの感情が沸き起こっています。

なので、相手から愛情を求めるケースでも、怒りが生じてしまうことになります。怒りの表現は別の言い方をすれば、情熱の裏返しということに繋がります。

 

 

 


怒りっぽいのは病気かも知れない、中高年男性の更年期には特に要注意


 

| 1.男性ホルモンの著しい低下が原因、性機能が損なわれる

怒りっぽい子供というのも、よくいるものですが、中高年男性の更年期には特に注意が必要です。50代から60代を中心とする中高年男性は、眠れなくなったりイライラしたり、何もする気がしないなどの症状が多くなるもの。

これは男性ホルモン(テストステロン)の著しい低下が原因とされるもので、性機能が損なわれるのが主な症状。

 

| 2.鬱病より、加齢男性性腺機能低下(LOH)症候群の疑い

怒りっぽい病気の男性70代になると、加齢男性性腺機能低下(LOH)症候群が多くなります。これは著しい男性ホルモンの減少が原因で引き起こされ、最初に家族が気がつくことも多い病気の一つ。

怒りっぽくなったと妻に指摘されたら要注意。最終的には叱られているようで、もう喋りたくないという状況にも。鬱病などが疑われますが、無気力や脱力感などが改善する気配がないときは、この加齢男性性腺機能低下(LOH)症候群。

 

| 3.定年により社会的な居場所を失ったりした時、大きく減少

主に精巣から分泌される男性ホルモンは、20歳代を頂点に次第に減少します。しかし、減り方やその量には個人間の隔たりも大きなもの。これは仕事で大きなストレスを受けたり、定年により社会的な居場所を失ったりした時に、大きく減少するともいわれています。

これは更年期の男性に当てはまるということ。この男性ホルモンは攻撃性や力の維持といった、男らしさを司るものとして知られています。近年ではさまざまな生活習慣病に関係するホルモンとして注目されています。

 

 

 


必要なのは観察すること、怒りがもたらす影響を理解し対処する方法


 

| 1.局面が分るのであれば、何らかの対処をすれば良いこと

適切な距離をとり、つきあい方を考えるということ。漫然と怒りっぽい人でも、現実にそう感じるのは、特定の局面に限られるという事例は少なくありません。つまり、その局面が分るのであれば、何らかの対処をすれば良いということになります。

例をあげると、直接会うときによく怒られるのであれば、電話やメールなどのコミュニケーション手段を増やすのも一つの方法。理由は、面と向かうことで、余分なことまで伝わることもあるためです。

 

| 2.特定の行動や言動が、怒りを惹き起こす切っ掛けになる

相手の怒りを惹き起こさないようにするということ。相手の怒りに触れなかったり、適切な距離を置くことも効果的ですが、本来は相手の怒りを惹き起こさないことが重要。

もし自分だけに向かい怒って来る人がいる場合、こちら側の特定の行動や言動が、怒りを惹き起こす切っ掛けになっているのかも知れません。

例をあげると、要点を先に言えが口癖の上司に対し、経緯や背景の説明が判りやすいと考え実践していたら。怒りを引き起こし爆発する切っ掛けになります。価値観の差異から生じることですが、怒らせるつもりはなくても火を点けてしまうことがあります。

 

| 3.余り近づかないように、怒りを買うことなく自分を守る

怒りっぽい人に対処するため、先ず必要となってくるのが相手を観察すること。相手がどんなタイプの性格で、いつ、どこで、どンな風に怒るのかが分れば、対処法も見えてくるもの。

朝は機嫌が悪いとか、夕方にはイライラしがちなど、特定の時間に怒りやすければ、合わせて対処することができます。ほかにも運転中に怒りっぽくなる人や、細かい作業をしているときなどによく怒る人もいます。

こういった関連やパターンなどがないか、じっくり観察することがポイント。そんな状態のとき、余り近づかないようにすれば、怒りを買うことなく自分を守ることに。

 

| 4.怒られたら瞬間にお腹に力を入れ、その場に踏ん張ること

相手の怒りに呑まれないようにするということ。その場の雰囲気にのまれてしまうと、、落ち込んだり萎縮したりと、心に余計な手傷を負うもの。

そんな風にならないためには、自身を守る方法を身に付けることも大事なこと。先ず、怒られたら瞬間にお腹に力を入れ、その場に踏ん張るようにします。怒られている際、胃が痛むことがありますが、これは気持ちだけでなく、身体まで負けてしまっている状態だから。

なので、叱られていることに身体が負けないよう、お腹に力を入れて踏ん張ります。そして、自らの前に堅固な壁があるとイメージします。

 

 

 


怒りの感情が湧いてきたらやってみたい、怒りっぽい人がとるべき方法


 

| 1.6秒間待つ、興奮状態が体内を巡って落ち着くまでの時間

6秒間数えるということ。心理療法プログラムのアンガーマネジメントによれば、人間の怒りのピークは6秒間で終了します。

これは、神経伝達物質であるノルアドレナリンにより生じる興奮状態が、体内を巡って落ち着くまでにかかる時間から。なので、怒りが込みあげてきたら、すぐにその場で反論しないで、心の中で6秒カウントします。

 

| 2.深く息を吸い込んで、身体全体に酸素を行き渡らせること

ゆったりとした呼吸を意識するということ。負の感情から脱出するためには、深く息を吸い込んで、身体全体に酸素を行き渡らせることが重要。新鮮な酸素を体内に取り込むことで、怒りっぽくなった疲れた脳も、ただちにリフレッシュしやすくなります。

さらに、息を吸う事と吐く事に意識を集中させることにより、怒りの沸いた原因から一時的に距離を置ける長所もあります。

 

| 3.不安や恐怖心を抱えた子供を落ち着かせる、タッピング

タッピングを行うということ。タッピングはトラウマ治療などで、精神医学分野で使用される手法。指先で手の甲や肩など、皮膚に触覚や圧覚刺激を与えることにより、胸のつかえが取れるとされています。

児童心理学などでは、不安や恐怖心を抱えた子供を落ち着かせるため、タッピングを紹介する専門家もいます。

 

| 4.ストレスが加わる状況、敢えて面白がるという思考に挑戦

状況を面白がるようになること。怒りっぽかったりイライラが生じやすい人は、人間関係のトラブルで自分を責めたり、被害者意識を持ちやすい傾向にあります。

こんなに気付いたときには、自分にストレスが加わる状況を、敢えて面白がるという思考に挑戦してみるのも一つの対処法。 これが出来るようになると、自身の個性や能力の低さを責めることもなくなり、精神的な余裕へと繋がります。

 

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まとめ

すぐ激高する怒りっぽい人もいるもの。ここでは、怒りっぽいのは病気かも知れない、本当の原因を把握して対処する方法を紹介しました。その機会には、ぜひお役立てください。

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