男性にしても女性にしても、普段の生活で図々しい人がいるもの。その意味といえば、普通の人なら遠慮してやらないであろうことを平気でやる人。
元来は、計画や企みを意味する図という言葉を重ねた形容詞で、図太いや図に乗るなどの言い方があるように、否定的な印象を受ける言葉。
ほかに似たような言葉に、厚かましいという言葉もあります。こちらは、恥じる様子もないという意味があり、厚顔無恥であることを表しています。
どちらにしても、図太いさまを表現している点では同じこと。
出来るなら関わり合いたくないものですが、図々しい友達をはじめ、ママ友や子供など周囲の至る所にいるもの。日々の生活で、良くも悪くも避けて通るわけにはいきません。
ここでは、図々しい人の心理と特徴を知っておくこと、出会った際の上手な対処法を紹介しています。
気にも止めないのは当たり前、よくある図々しい人に見られる心理面
| 1.気にしないからこそ図々しい行動や態度が取れるという事
図々しい人というのは、他者からの評価をほとんど気にしません。周囲に迷惑をかけても悪気はなく、誹謗中傷されても平然としています。
そもそもですが、こういう風なことを言ったら、人から何と言われるかなど、周りの評判を気にする人は、図々しい態度はしないもの。
逆に言えば、人に嫌われたりどう見られるかなど、気に留めないからこそ図々しい振る舞いや態度が取れるという事です。
| 2.独善的なタイプの人は、図々しい振る舞いをしやすい傾向
どんな立場に置かれても、自らを中心に物事が回っていると考えているということ。独善的なタイプの人は、図々しい振る舞いをしやすい傾向にあります。
周囲の気持ちや迷惑を顧みず、自身の欲求を満たすことや気持ちを優先させる心理が、判断を図々しいとされる行いに繋がるもの。
自らの意見や我が儘が通らない場合、機嫌が著しく悪くなったり、自身のことを棚に上げて怒ったりすることも珍しくありません。
| 3.当たり前と思っている、好意的な行動に感謝しない心理面
周囲の人間が自分の思うように動いてくれることに対し、何の疑いも図々しい人は持ちません。
周りの人が譲ってくれていたり、遠慮してくれていたりとは、露ほども思い浮かばす、どんな好意的行動もすんなり受け止めます。
他の人が自分のためにすることは、当然と思っているので、人がする好意的行動に感謝しないのも心理面の一つ。感謝の言葉もないと、周りを憤慨させることにもなりかねません。
| 4.幼い頃から自分の意見や我が儘が通る傾向、図々しい人と
図々しいとされる人たちは、経済的に恵まれた環境や、親が高い地位を持つ家庭で育っていることが珍しくありません。
親がお金持ちであったり、会社を経営していたりと裕福な環境で育った人は、同時に自分も偉いと勘違いすることが多くあります。
幼い頃から自分の意見や我が儘が通る傾向にあり、同じような態度を大人になっても続けることで、図々しい奴と周りから思われることに。
図々しい女と呼ばれることは避けたいもの、ありがちともいえる特徴
| 1.口ではお礼の言葉を言っている、態度を見れば一目瞭然
してもらって当たり前だと思っているということ。食事に行けば奢ってもらうことが当たり前というもの。
帰り道なら送ってもらうのが当たり前。口ではお礼の言葉を言っているように見えますが、態度を見れば一目瞭然。
財布を出す素振りはしますが、お金を出す以前にいいの?と聞く図々しさ。こんな時に出る特徴が、自らの利益ばかりを考える、計算ずくの女という意味合い。
| 2.何もそこまでというほど、難癖をつけたがるので困りもの
食事に利用したお店や、宿泊をしたホテルなど、サービスに文句をつけたがるのも図々しい女の特徴の一つ。
迎える側に不備があれば、文句が出るかも知れませんが、何もそこまでというほど、難癖をつけたがるので困りもの。
挙句の果てには、安さ自慢のワンコインランチなどにも欠点をあげつらいます。なのに高額なお店で適切なサービスを受けることは、不思議にも思いません。
| 3.弱い立場の人間に対して、当たりがきつくなることは多々
プライドを高く持っていて、人を見くびっているのも、図々しい女の特徴の一つ。自身は評価を受けていて、優れた人間であると思っています。
しかしながら努力は大嫌いなので、目立たない仕事があると、なるべく人に任せようとします。
自分より弱い立場の人間に対しては、当たりがきつくなることは多々あること。自信がないのに、自らの虚栄心が強く、人を見くだすことで承認欲求を満たしています
| 4.努力をするのは面倒臭い、けれど早目に評価されたい心理
部下や同僚が手がけた事業計画の成功を、丸で自分の力があったので成功したという態度をとるのも特徴の一つ。
私生活の面でも、知人や友人のすごい部分を自慢して、自身が優れているように見せつけたりと、誰かの手柄に依存するとことがあります。
これは努力をするのは面倒臭い、けれど早目に評価されたいという心理が働いています。図々しい女は、私のお陰でしょ的な態度が多いもの。
| 5.図々しさは、特別な人間だと勘違いしていることが原因
もっともありがちともいえる特徴が、勘違いをしているということ。
自身が周りより優れていたり、評価されて当然だったり、自分は奢ってもらえるなど、特別な人間だと勘違いしていることが原因で、図々しさが表に現れてきます。
こうしたことは、図々しい女と呼ばれる人に、一番ありがちな共通点。当然の如く態度も横柄になっていて、敬遠される要因にも。
一通り覚えておきたい、図々しい人と関係するとき役に立つ対処方法
| 1.代わりの願い事など、こちらにもメリットが出るように
頼み事をされた際は、自身にもメリットがでる物事を要求するということ。図々しい人から頼み事をされても、言下に断りにくいケースもあります。
そうした頼みごとを一方的に受け入れるのでなく、代わりの願い事などをして、こちらにもメリットが出るように仕向けること。
職場での物の貸し借りをはじめ、仕事の分担や、子供の送迎など、さまざまなシチュエーションで有用な対処法の一つ。
| 2.ピンと来たら、自らのことをあまり公開しない方が賢明
図々しい女性に多いタイプが、個人的なことを次々に知りたがる人。親切に相手をしていると、自身のプライベート情報をひっきりなしに聞き出されてしまいます。
なので直感で、図々しい人だなとピンと来たら、自らのことをあまり公開しない方が賢明。
恋人のある無しや年収のことなど、それらしく聞かれたとしても、右に左に受け流して答えることがポイント。
| 3.付き合いを必要最低限に留めることも、ポイントの一つ
ご近所の人をはじめ、職場の同僚や、子ども同士が仲が良いママ友などの場合、図々しい相手と判っていても、一切の付き合いを断つのは困難。
完全に関係を断ち切るのは難しくても、段々とフェードアウトして、付き合いを必要最低限に留めることもポイントの一つ。
図々しい人からの要求や誘いを穏やかに断り続けていると、最後は相手の方から頼みがいのない人とされ、離れていく場合もあります。振り回されないよう、自身の身を守ることが一番大切。
| 4.繊細な神経を持ってはいない、断り方に悩む必要もない
思い切った態度で、無理とはっきり言うこと。図々しい人は無意識のうちに、利用しやすい人を選んでいることが珍しくありあません。
あれこれ頼みごとが続く時は、利用しやすい人と思われているのかも知れません。
相手は断られて傷つくような、繊細な神経を持ってはいないので、断り方に悩む必要もないことになります。無理なら無理と毅然と断ることが、一番の対処法です。
| 5.図々しい友達であっても、思い切って関係を断つ心構え
あまりにもしつこい図々しい人に我慢の限界が来た場合は、関係を断つということ。図々しい人に合わせて我慢した付き合い続けていくと、その行為がエスカレートしていくことがあります。
あまりにも一方的な要求が多いようなら、例えそれが図々しい友達であっても、思い切って関係を断つ心構えが重要。
一時的には嫌な思いをするかもしれませんが、それが将来のためになります。
運を開いて、図々しい人を払拭。
引き寄せの法則で、図々しい人を払拭。
まとめ
男性も女性にも普段の生活でいるもの。ここでは、図々しい人の心理と特徴を知っておくこと、出会った際の上手な対処法を紹介しました。その機会には、ぜひお役立てください。
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