口答えする人の特徴をしっかり把握、上手に人間関係を回していく方法



世の中には口答えをよくする人がいるもの。誰にでも言い返せば、口答えをしていると思われがちですが、本来の口答えの意味は、目上の人の言動に言い返すこと。なので、上下関係が明確になっている場合にだけ使われる言葉です。

職場での上司と部下や、学校での教師と生徒のような関係が成り立っている際の言葉。お互いに対等な関係のなかでは、口答えではなく唯の議論と呼ばれるべきもので、むしろ歓迎される場面もあることに。

一方、自分が目上だと思っている人からすれば、口答えを不快に感じることで、関係が取り返しのつかないところまでいくこともあります。自身の意見を言えるという点では、口答えできる人の方が偉い雰囲気に見えるもの。ただ、意見が通らなければ単なる無礼なだけに終わり、自らの評価を落とすだけです。

ここでは、口答えする人の特徴をしっかり把握、上手に人間関係を回していく方法を紹介しています。

 

 

 


普通の人とはちょっと異なるもの、口答えをする人の心理面や性格面


 

| 1.上司であろうが両親であろうが、自らの意見を通すこと

自分の思い通りにしたいという心理。口答えをする人は、支配欲が非常に強いということがあるもの。上司であろうが両親であろうが、自らの意見を通して、思い通りにしたいと思っています。

なので、自身と異なる意見のある人に対しては、相手がイライラしていようが口答えをし、何とか自らの思い通りにしようとします。

 

| 2.自分が不都合になるような相手には、反対意見は言わない

無意識に相手を見下しているということ。口答えをする人たちは、対する相手を見分ける能力が優れています。自身が口答えをしても不都合がない人を、無意識に選び見下して口答えをしています。

自分が不都合になるような相手には、自ら反対意見は言わないもの。これも一つの心理面。

 

| 3.多少口答えしても後でどうにでもなるなど、人任せな人も

意外に楽観的で単純思考ということ。口答えをする人たちの中には、後先を考えないで言い返す楽観的な人が多くいます。

責任感を余り持っていない人が多くいて、多少口答えしても後でどうにでもなるなど、人任せな人もいるもの。仕事上においても、誰かが上手くやってくれると軽く考え、努めを果たさない性格面が表に出ます。

 

| 4.自身を認めてほしいという心理が働き、口答えをするもの

前述の心理面などと違い、自己中心的な性格でもなく我が儘でもない人でも、残念なことに口答えをしてしまうケースがあります。

あまりに理不尽なことばかり言われ続けると、自身を認めてほしいという心理が働き、口答えをしてしまうもの。責任感がちゃんとある人でも、意識しないで承認欲求が働いてしまいます。

 

 

 


相手をイライラさせるだけのこともある、口答えをする人の表の特徴


 

| 1.自身のプライドを守ろうと、見栄を張ることで攻撃的に

虚栄心が強いということ。どうしても自身がが最高だと主張したくなるタイプです。虚栄心が強く、見栄を張っていて自分が持っている能力を過大評価しているということ。

なので、どうしても自身のプライドを守ろうとし、見栄を張ることで攻撃的になります。人関係が上手くできないケースでは、自らに対しての攻撃には弱く、早々と傷ついてしまう嫌いもあります。

 

| 2.自身がしている事だけが正しい、そんな考えに至ったもの

負けず嫌いであるということ。オウム返しの如く口答えをする人は、負けず嫌いな特徴が見え見えになっています。精神的な発達過程で、自分が1番でないと気に入らないや、自身がしている事だけが正しいという考えに至ってしまったもの。

なので、常日頃から他人を気にしていて、競争心が旺盛です。何かを言われたら口答えをしないと気が済まないと思うより、口答えをする自身が偉いとか恰好いいとしている人が多いもの。

 

| 3.口答えをしている間に軸が段々ぶれ、分からなくなること

特徴の一つに、口は上手いががぶれやすいということ。このタイプは自らの意見を明確に持っているのではなく、口答えをしている最中に話の軸が段々ぶれ、分からなくなってしまう人が多くいます。口答えをする人でも、一番困る特徴の一つです。

口は上手いので、最終的に辻褄が合っているような感じになりますが、当人だけが満足していてなかなか直りません。

 

| 4.常識的な人はイライラ、自分では正々堂々と意見を述べる

必ず反論や否定をするという特徴もその一つ。仕事上に多いものですが、上司の意見や行動に必ずといっていいほど口答えをする人がいます。

特に儀礼的なことや社会通念を軽んじている人が多くいて、そういう風なことを無駄だと考えている人が多いもの。自分では正々堂々と意見を述べていると思っていますが、周囲で見ている常識的な人はイライラします。

 

| 5.話題を変更したり、話を打ち切るのも立派な口答えの特徴

人が話しているのを遮るというのも特徴の一つ。口答えではないとする向きもありますが、人が喋っている最中に話題を変えてしまったり、話を打ち切ってしまうのも立派な口答えの特徴です。

親に叱られている子供に多く見られ、話の途中で謝ったり、他の話をし出したりして、相手が言っている半分も解かっていないことが多いもの。

 

 

 


上手な接し方を心掛けることがポイント、口答えする部下への対処法


 

| 1.口答えしたいことがある場合、上司の話を聞き終えてから

具体的な意見の伝え方を知ってもらうということ。口答えをして自らの主張を通そうとする部下もいますが、成功するかどうかは上司の人柄によるところが大。

上司としては仕事上で重要なことを伝えているので、自分の主張を感情むき出しで言われれば、内容も意味不明で仕事に支障がでるもの。

なので部下には、意見や口答えしたいことがある場合、先ず上司の話を聞き終えてから、違うところのみを冷静に順序立て、具体的に伝える方が良いということを知ってもらいます。

 

| 2.仕事とは関係のな事案まで持ち出し、議論になってしまう

口答えをする部下とは議論をしてはいけないということ。部下が口答えをして来た場合、ついイライラしてしまうもの。そのうち、仕事とは関係のな事案まで持ち出して、議論になってしまうと、仕事に支障がでます。

元来、口答えをする人は論点が定まりにくく、議論をしても結論が出ません。口答えとは無縁の言い訳を聞くだけになることも。口答えと反論の違いをわきまえ、言い返したい気持ちを抑え、議論になることを防ぎます。

|  3.口答えをする部下に文句、怒りっぽい上司として映るもの

口答えをしてくる部下を否定してはいけないということ。口答えをしてきたる部下を否定すると、益々ヒートアップして、収拾がつかない事態に陥ります。周囲の人たちの目には、口答えをする部下に文句をつけた怒りっぽい上司として映るもの。

これでは、信頼に欠ける人物の印象が広まり、仕事関係者の見る目が変わり支障をきたしてしまいます。上司としての威厳を保つためにも、口答えをしてきた際は、決して否定の言葉で詰問してはいけません。

 

| 4.飽くまでも命令口調でなく、提案として部下の意見を聞く

口答えをするタイプの部下には、命令ではなく提案をするということ。上司から部下に意見を伝える場合、如何しても命令口調になってしまうもの。なので、部下は反論し口答えをしてしまうことに。これでは差し障りが出て、上手く仕事が回って行きません。

部下に口答えさせず、上司の思い通りに仕事をさせるには、飽くまでも命令口調でなく、提案として部下の意見を聞くことがポイント。最近では、部下とより対等な関係で仕事をしたい、そんな風に考える上司も数多くいます。

 

| 5.深い意味もなく、明るい性格と思い違いで反射的な口答え

口答えをしてくる部下には、反抗へのリスクも教えるということ。上司に何かと口答えする人には、口答えをしたデメリットを教えた方が無難。そういった口答えをする人は、幼少期から深い意味も考えずに、明るい性格と思い違いをして反射的な口答えをしています。

この自身が正しいと考える性格を、間違っていると教える人が居ない場合、仕事上の取引先相手や顧客に対して、意味なく口答えをすることになります。それは将来の自分にデメリットになる事を伝えることが重要。

 

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まとめ

世の中には口答えをする人がいるもの。ここでは、口答えする人の特徴をしっかり把握、上手に人間関係を回していく方法を紹介しました。その折には、ぜひお役立てください。

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