始めるのは診断テストから、相手に寄り添う共感力をアップさせる方法



最近は共感力ということも、よく言われることの一つ。自分が発言していること自体は間違っていないのに、何故か物事がスムーズに運ばないことがあるもの。そんな悩みの壁にぶつかっている人は、ひょっとして共感力が不足しているのかも知れません。

共感力とは、他の人の気持ちを汲んで、スクラムを組んで向き合う力のこと。人はなかなか正論だけでは動かないものですが、相手の胸の内に寄り添うことで変化することもあります。

もう少し共感して欲しいなどと言われハッとすることもあり、共感できていると思っていたものの、現実にはできていなかった場合も多いもの。

現代社会では組織のフラット化が進行し、以前のような上意下達型コミュニケーションが通じにくくなっています。なので、対話型のコミュニケーションへの転換が求められ、一層共感力が重要視されることに。

ここでは、始めるのは診断テストから、相手に寄り添う共感力をアップさせる方法を紹介しています。

 

 

 


コミュニケーションを取るには必要、最初に始める共感力診断テスト


 

人間は集団生活をするようになり、言葉を使用するようになりました。それだけ意志の疎通を図ることが重要だったということ。さらに争いや衝突を避けるため、分かり合う力も必要になります。

個人個人が自己主張ばかりしていては、種としての存続が危ぶまれるからとも言われています。そのため、相手の感情を汲み取って、折り合いをつけることが重要。その為の共感力、診断を始めましょう。

 

| 1.「Yes」or「No」で回答を、迷ったときは直感で

 

①話しているより聞くことの方が多い
②よく騙されている方だと思う
③困っている人がいると、助ける方だ
④相手の嫌な部分も受け入れることができる
⑤電話よりも直接会って話しをしたい方だ
⑥相談を受けた際、求められるまで助言はしない
⑦感情表現が苦手な方だと思う
⑧相手が間違っている時には、黙っていられない
⑨相手の変化には、気が付きにくい方
⑩話が合わない人とは、関わらない方

 

「Yes」が5つ以下の場合は、共感力のない人ということができます。さまざまなシーンで、相手の心情が理解できないことがあるかも知れません。後述の知能より重要とされる二種類の共感力を確かめ、その特徴を詳しくチェックします。

 

 

 


専門家でも意見が別れるもの、知能より重要とされる二種類の共感力


 

| 1.自分自身が目撃した事柄から、他の人の感情を汲み取る力

最初は、感情的共感とされるものに区分されるタイプ。共感する力というのは、コミュニケーションを通じて周りとの関係性を維持する上で、誰しもが必要とする能力。

この感情的共感は、自身よりも不幸な境遇にいる人を見た場合、心配になり優しくしたい気持ちになるというもの。

自らが目撃した事柄から、他の人の感情を汲み取る力。例を挙げると、事故現場の映像を見て、自身の苦痛として感じたり、幸福そうな家族写真を見て、微笑ましい気分になったりする状態です。

 

| 2.共感力は良好なチームワークにも直結、業績などにも影響

続いては、認知的側面と呼ばれるものに区分されるタイプ。こちらは相手サイドの立場から、現状見える状態を推測して分析する能力。これは相手の立場や視点を理解することで、その人物に感情移入することではありません。

例を挙げると、誰かに対し怒っている場合、その人物の視点で考えてみたらどうかを考えることや、問題には2つの側面があるので、両面ともに目を向けていこうと努力するということ。

リーダーなどの立場になった場合、この共感力は良好なチームワークにも直結し、業績などにも影響を与えます。

 

 

 


相手を問答無用で否定しない、共感力を持っているとされる人の特徴


 

| 1.往々にして会話の前に胸の内を言い当てられることもある

言葉を喋らなくてもコミュニケーションできるということ。普段、互いの考え方を知る一番の方法は、会話をすること。しかし共感力の高い人と話をしていると、往々にして会話の前に胸の内を言い当てられることもあります。

共感力の高い人の多くは、喋らなくても観察するだけで、相手が何を感じているのかが解かるもの。他人の些細な動きを、良く観察しています。

 

| 2.誰もが初対面に関わらず心を開いて話をしてみたくなる

他者との共通点を探すのが上手いということ。共感力がある人自体は、どこかしらに誰しもが共通点を持っていると理解しています。他人の心の闇の一面にも物怖じせず振る舞うことができるのは、相手と自分が深い部分では同一の存在だと理解しているから。

互いに共通点があると感じている者同士は、会話がしやすいもの。共感力がある人に対しては、誰もが初対面に関わらず心を開いて話をしてみたくなるもの。心地よく話しているうちに、徐々に固定概念や先入観が壊され、柔軟な姿勢で事柄を見ることができるように。

 

| 3.他の人をよく判っているからこそ、大きな影響をもたらす

周囲に訴えかける力があるということ。共感力を持つ人は、仕事などでも自らの考え方やアイデアを、人々に広めることが得意なもの。これは、他の人をよく判っているからこそ、大きな影響をもたらすことができるのです。

どのような大きな社会の変化にしても、最初のうちは小さな事柄から変わっていくもの。共感力が高い人は、ときとして社会自体を変えるような、大きな変革を発生させることもあります。

 

| 4.他人の人生には色々学ぶことも多く、話を聞くのは有意義

他の人への好奇心で一杯ということ。共感力の本質となるのは、子供みたいな他の人への強い好奇心です。なので、見知らぬ人と相対しても、すぐに打ち解けられることに。これは他人を知りたいという、好奇心が溢れた話をするから。

普通の人間は、大人になるにつれ他者への好奇心は薄れますが、共感力の高い人物は、少し違っています。他人の人生には色々学ぶことも多く、その話を聞くのは有意義なことを知っています。

 

| 5.アーティストでなくても、感じたものを表現するだけで

創造性に満ちているということ。多くのアーティストは、他人を事細かに観察しているもの。共感力を持っていると、他人を明瞭に理解しやすく、それを自らの作品に反映させやすいという理由。

かといって、共感力がある人がアーティストである、そんなことはありません。ただ、彼らはいつも自分自身が共感したものを、表現したい思いに駆られています。たとえアーティストでなくても、感じたものを描くだけで、素晴らしいものがそこに出来上がることに。

 

 

 


日常生活に取り入れても役立つ、共感力を上昇させていく3つの手法


 

| 1.主語を切り替え、突き合わせて違いをみる工夫が大切に

主語を入れ替えてつき合わせて違いをみるということ。人間は誰しも自分の話をしたい動物です。共感力を上げるため、相手を中心人物にして会話すると言われても、意識しないで自分が主人公の話をしてしまうもの。なので、主語を切り替え、つき合わせて違いをみる創意工夫が大事。

例を挙げると、この話題を相手は何故選んだとか、現在どんな気持ちであるとか、主語を自身から相手に切り替え、思考しながら話を観察するだけで、自然に寄りそう姿勢を会得するもの。

 

| 2.やり方はシンプルで、相手が話したことを繰り返すだけ

発言を聞くときは、繰り返しを使用するということ。安心感や落ち着き持って、相手側に話をしてもらうには、相手側が7割で自らが3割の分担で会話をすると効果大。

これにはカウンセラーや心理学者が使用する、バックトラッキングという方法が有効。そのやり方はシンプルで、相手が話したことを繰り返すだけ。

例をみると、「面白い話があってね」と振られたら、「面白い話なんだ」と返します。「プレゼンが通って嬉しかった」と言われた際は、「嬉しかったんですね」という風に、相手の話しを繰り返すことで、飛ぶように相手中心に会話を進められます。

深刻な相談にも使用でき、人は誰かに相談するときには、現実には胸の内で自らの答えを見つけているもの。なら、妙に助言ばかりせず、繰り返しを使用してじっくり話を聞くことが重要。

 

| 3.重宝するのが、もしかしたらを付け加えるという手法です

もしかしたらを付け加えるということ。相手側の話を一方向で聞くだけではなく、自分自身の意見を言う必要もあるもの。そんなときに重宝するのが、もしかしたらを付け加えるという手法です。

主語自体を相手に切り替え、話を聞くのと並行して相手を見ていると、もしかしたら相手はこう考えているのかも、そんな疑問が湧いてきます。そういう事に対して意見することがポイント。

例を挙げると、疑問があるときは、もしかしたらこういう事で困ってないか?、意見の言い方として、もしかしたらこれが役に立つかも?そんな会話の仕方です。このもしかしたらで意見が一致すれば、相手側から見て自身のことを理解してくれると好感度が高まります

 

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まとめ

最近共感力もよく言われることの一つ。ここでは、始めるのは診断テストから、相手に寄り添う共感力をアップさせる方法を紹介しています。その機会には、ぜひお役立てください。

良ければご覧ください。