面倒くさがりの心理と特徴を知っておくこと、具体的に対処する方法



現代社会には、仕事から恋愛まで何をするにも面倒くさがりな人がいるもの。一般にぐうたらな人ともずぼらな人とも呼ばれる人たちですが、なかには生きるのも面倒だと言う人もいる始末。この中には、めんどくさがり屋と称される、何をするにしても後ろ向きな人もいます。

さらに面倒くさがりは病気に繋がることもあり、原因としてパーソナリティ障害をはじめ、うつ病、不安神経症、セルフネグレクトや、社交不安障害などの精神的病気が考えられます。

これはストレスをはじめ、生活習慣の乱れや過労などが深刻な場合からくることが多いもの。極度に怠け者だったり面倒くさがりの状態は、ひょっとするとこうした心の病気が要因になっている可能性もあります。

ここでは、面倒くさがりの心理と特徴を知っておくこと、具体的に対処する方法を紹介しています。

 

 

 


ものぐさという呼ばれ方も、面倒くさがりに陥ってしまう心理面と原因


 

| 1.早くやろうが遅くやろうが結果は一緒、後からすればいい

差し迫ったこと以外、後でやれば良い考えている心理。面倒臭いと思う感情の裏側には、物事をすぐにやる行動力は起こしたくないということ。早くやろうが遅くやろうが結果は一緒、なので後からすればいい、そんな心理が働いています。

物事や仕事を早めに済ませて安心するより、すぐ動くことが億劫に感じるため、差し迫ったこと以外、動きたくない面倒くさがりになっています。

 

| 2.自らが好きなものや、興味のあるものには意欲的に行動

自らがしたいと思わなければ、行動に移したくないという心理。自身のメリットを第一に考え、得のないものに対する行動は無駄だと思っているという気持ちです。

全体の事柄に対して面倒臭がりに感じるのではなく、自らが好きなものや、興味のあるものには意欲的に行動しようとします。それ以外に対しては、得と感じることがないので、遠慮したいと面倒くさがりな状態に。

 

| 3.出発点になる目標や興味がある事柄もなく、したくない

できることなら、何もしたくないという心理。自信に利益がある無しに関わらず、何もしたくない意欲のなさや無気力が、胸の内に隠れていることもあります。

行動意欲の出発点になる目標や興味がある事柄もなく、兎に角何もしたくないという気持ち。日常生活や仕事面で物事に取り組もうとする意欲がなく、何にも増して面倒臭がりな人になります。

 

| 4.心身ともに好ましい状態でなければ、動くのも億劫になる

身体が疲れていて、体調が悪化しているという原因。元来何事にも意欲的に動く人物でも、心身の状態が完調でない場合、面倒くさがり状態に一時的に陥ることがあります。

人間が何か行動をするにはエネルギーを使うもの。心身ともに好ましい状態でなければ、動くのも億劫になってしまいます。ストレスや疲労が蓄積していて、ただちに行動ができないというのも、面倒臭がりになる原因の一つ。

 

| 5.完璧主義の一面、面倒くさがりの原因には気質が関係も

どうせやるなら、手を抜かずにやりたいという要因。妥協を許せない頑固者だったり、柔軟に行動に移せない完璧主義の一面など、面倒臭がりの原因には気質が関係することも。

仕事や物事を、いつも完全にやり遂げようとするため、成果を出す手間や労力をイメージしてしまい、手を付けられなくなってしまうことに。自分で自らを追い込んでしまうため、成し遂げるのが面倒だと感じてしまいます。

 

| 6.物事を効率的に進めたい賢さ、面倒くさがりの原因の一つ

合理的で何事に対しても効率を追求する姿勢。面倒くさがりの人の胸の内にある、無駄なことは省くという心理は、実際に余分な労力を使わない合理主義の心情が隠れています。

自分にとり利点のない事をするのは無駄と感じ、そうしたものを省き効率よく生きたいため、面倒臭がりになるもの。不要な事案を一切しないで、物事を機能的に進めたいという賢さが、面倒臭がりの原因の一つ。

 

 

 


覚えてお役立ち、面倒くさがりな人に見ることができる共通する特徴


 

| 1.楽観的、結果的には何とかなると言うポジティブな考え方

楽観的な性格で、何事も何とかなると考えているということ。仕事や物事にたちまち取り組まない人は、急いでしても後からでも結果は同じと考えているもの。

中途で、トラブルが発生し仕事や物事が頓挫しても、結果的には何とかなると言うポジティブな考え方から、深く物事を追求しません。今までのみならず、これから先も何とかなると考えている、楽観的な性格が起因しています。

 

| 2.帰りたいなど、その場から退散したい否定的な言動も多く

すぐに疲れたなど、ネガティブな言葉を口にするという特徴。面倒くさがりなタイプは、したくない物事や仕事から、いつも遁げ出したい気持ちを抱えているもの。このもう止めにしたいと言う気持ちは、ネガティブな言葉となり飛び出します。

面倒な作業をしている際は終わりにしたいや、出たくない会議に出席している際は帰りたいなど、その場から退散したい否定的な言動も多くなります。

 

| 3.手間や不利益を回避、無責任も面倒くさがりな人の特徴

責任感が薄弱で、すぐ人の責任にする傾向があるということ。自らが悪影響を被ったり、周囲の評価が低くなるのが嫌で、何もしたくなくなる場合も多いもの。

失敗したときは、評価が下がるとともに、被った不利益を自ら処理しなければならないので、責任の重い仕事は特に避けたいと思う傾向にあります。失敗を考え手間や不利益を回避するため、元来いい加減というのも面倒臭がりな人の特徴の一つ。

 

| 4.苦手意識、集中力が続かず作業ができなかったりする人

物ぐさな性格で、細かい作業が苦手ということ。女性なら服装や髪型など、身だしなみを整えるのが不得手でだらしないタイプ。

集中力が続かず作業ができなかったりする人は、苦手意識が高まり面倒くさがりとなります。このだらしないや、根気がない、ずぼらな性格なども、面倒臭がりな人に共通する特徴。

 

| 5.工程や手間を考えると、面倒になってしまうそんな性格

柔軟性のない性格で、一度決めると妥協ができないということ。一つの事柄や仕事を進める上で、一旦決めた通りに進まないと納得できないという特徴。

計画を柔軟に偏向できないため、物事に取り組んでから完成するまで時間が掛かってしまいます。事柄や仕事を進める上での工程や手間を考えると、面倒になってしまう、そんな妥協ができない性格。

 

 

 


直す切っ掛けとなるもの、面倒くさがりを改善する具体的な克服方法


 

| 1.先ずは少しでも、手を付けてみることが改善に繋がるもの

始めの5分だけで構わないので、先ずはやり始めるということ。原因の一つに、結果が見えず達成の自信がないため、やっても無意味と感じてしまうことがあります。

全くやらないということではなく、先ずは少しでも良いので、手を付けてみることが改善に繋がるもの。一度始めると意外と適切に事柄や仕事が進むことが多いので、したくないという面倒くさがりの気分も克服できます。

 

| 2.着実にこなす習慣、自然に事柄を後回しにする癖を改善

事柄に優先順位をつけ、優先順位が高いものから徐々にこなしていくということ。面倒くさがりを乗り越える上で大事なのが、無理のない計画をすること。

嫌いなことだからと後回しにせず、しなければいけないことから着実にこなす習慣を付ければ、自然に事柄を後回しにする癖を改善できます。必ず物事や仕事には優先順位をつけ、黙々と処理していくようにすれば、怠け者の克服にも効き目あり。

 

| 3.ネガティブな言葉を言わないように、克服する上で大切

ネガティブな発言をしないようにするということ。日本人は口に出した言葉がその通りになる、いわゆる言霊を信じています。面倒と思うことに対し、ネガティブ発言をし続けていると、益々面倒な気持ちが出てきて周囲にも悪影響。

先ずは口癖になっている、帰りたいや疲れたなど、ネガティブな言葉を言わないようにするのも、克服する上で大切なこと。

 

| 4.納得できる気持ちや柔軟性があると、胸のうちも楽になる

8割程度の完成度でも、妥協できる柔軟な考え方を身につけるということ。最初から完全な成果や結果を望むと、それだけ手間暇や労力を傾けてしまうため、より面倒くさがりな状態に拍車をかけてしまうことになります。

何事も完璧を望むのではなく、8割ほどの到達でも納得できる気持ちや柔軟性があると、胸のうちも楽になり物事や仕事に取り組めます。

 

| 5.規則正しい食事や睡眠、体調を整えることで解決に繋がる

規則正しい生活を過ごすことで、常に体調を整えるということ。ストレスを感じたり疲労があると、身体を動かす事が億劫に感じ、面倒くさがりな感情が出やすいもの。

こんな心身状態から面倒くさがり状態になりやすい場合、疲労やストレスを溜めないのが克服に繋がります。日々、規則正しい食事や睡眠を心がけ、体調を整えておくことで、面倒くさがりの解決にもなります。

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まとめ

一般にぐうたらな人ともずぼらな人とも。ここでは、面倒くさがりの心理と特徴を知っておくこと、具体的に対処する方法を紹介しています。その機会には、ぜひお役立てください。

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