小心者を診断チェック、臆病者を克服してチャレンジャーになる方法



世の中には、いわゆる小心者と呼ばれる人もいます。これは臆病で気が弱く、人の目を気にしがちな人に対して使う言葉。小心者とは、ほんの些細なことであっても気に掛かってしまい、その意味では怖がりであったり、勇気がないといったことも含んでいます。

一般的には臆病者と同様に否定的なニュアンスで用いられることが多く、自分自身を小心者だと考えていて、その性格を直したい人も多くいます。ただ小心さや臆病さは誰しもが心に持っているもので、それ繊細さを利用して生きていけるとも言えるもの。

なので一概に小心者と呼ばれることは、繊細に考えることができるということで、それほど悪いことでもありません。ここでは、小心者を診断チェック、臆病者を克服してチャレンジャーになる方法を紹介しています。

 

 

 


別の言い方で腰抜けと呼ばれることも、本当に小心者かを先ずは診断


 

| 1.「Yes」or「No」で回答、迷ったときは直感による

 

①自分は打たれ弱い方だと思う
②人前で積極的に自らの意見を言うのが苦手
③ちょっとした失敗を引き摺ってしまう方だ
④周囲からどう見られているか気にかかる
⑤お店などで店員を大きい声で呼べない
⑥仕事では些細なミスで叱責されないか不安になる
⑦電話をかけるのが不得手な方だ
⑧自分は人見知りだと思う
⑨判らない事があっても質問できない
⑩自分自身のことを話すのが不得手だ
⑪自分の方からなかなか遊びに誘えない
⑫行動する前に色々と考え、結局は何もしない

 

「Yes」の数が7つ以上あると、小心者の疑いが濃厚になります。後述する心理面や特徴面をじっくりとチェックして、小心者の克服法へと繋げます。

 

 

 


周りの評価が気になる事も多いもの、小心者と呼ばれる人たちの心理面


 

| 1.物事が前に進まずに苛立ってばかりで、時間に追われる

すぐに感情的になってしまうという心理面。細かいところに気を取られることが多く、どうでも良い事に凝ってしまいます。

こうしたせいで、なかなか物事が前に進まずに苛立ってばかりで、時間に追われることも多くなるもの。ゆったり大きく構えることはないので、すぐに感情的になり攻撃的な姿勢が出てきます。

 

| 2.気を配る、気弱な小心者はトラブルに巻き込まれたくない

周囲の目を気にするという心理面。小心者というのは臆病でもあるので、自分の周囲からの評価に対して非常に敏感。

よく見られたいと思う気持ちが強く、自らの持論を主張できなかったりすることが多くあります。気弱な小心者はトラブルに巻き込まれたくないので、自分が批判されないよう、周りにいつも気を配っています。

 

| 3.失敗経験が多い、何をやっても上手くできないという傾向

消極的な心配性という心理面。小心者というのは自信が足りないので、新しいことにチャレンジすることに消極的。

更に、些細な失敗ばかりに関心の目を向けるので、成功体験をなかなか積むことができないことに。本人は失敗経験が多いと思い込んでいるので、何をやっても上手くできないという傾向にあります。

 

| 4.乗り越えられない困難を察知し、すぐに逃げ出すことに

ストレスに対して脆弱という心理面。その気弱さと臆病さのため、困難や逆境を跳ね除ける気力を持てないのが小心者。自らで打ち勝つ自信がなく、その苦しみが早く消えるのを願って、耐えることしかありません。

なので、ストレスを感じた際、乗り越えられない困難を察知し、すぐに逃げ出すことになります。このためストレスに弱い傾向に。

 

| 5.自己防衛をするため先手、周りの人に批判を浴びせる傾向

周囲の人たちを批判するという心理面。小心者というのは気が弱いので、自身が攻撃対象になることに耐えられないもの。

そうしたことから、自が攻撃される前に攻撃に出ようという意識が働き、周囲の人の些細なミスも指摘して批判します。自己防衛をするため先手を取って、周りの人に批判を浴びせる傾向。

 

 

 


虎の威を借る狐となることもたまにある、小心者と呼ばれる人の特徴面


 

| 1.他の人の存在を利用して、実際以上に自分を大きく見せる

自らを大きく見せたがるという特徴面。困難をものともしない、自信のない自分を隠そうとする気持ちが強いもの。なので、他の人の存在を利用して、実際以上に自分を大きく見せることがあります。

街で偶然出会って少し話しただけでも、重大な相談を受けたという風に、いかにも親密な関係を匂わせる言い方します。

 

| 2.反撃されると気の弱さが出て、間髪いれず大人しくなる

強気なスタイルを取る割に、反撃に弱いという特徴面。小心者は不安から自身を守るため、相手を見下すような発言をすることも。

強気な姿勢で不満や愚痴を言ったり、高飛車な態度で相手を落としめ安心します。ただ、相手から反撃されると、気の弱さが全面に出て、間髪いれず大人しくなる傾向です。

 

| 3.準備を積み重ねる、結局は行動しないということを選択

用心に用心を重ね、結局は行動しないという特徴面。小心者と呼ばれるタイプは、色々と考えてはネガティブな予測をしがちなもの。仕事でミスを犯してないか、帰宅後にも不安になったり、提出書類には間違いがなかったのか気に掛けたりします。

更に、新しいことにチャレンジしようと思っても、準備を積み重ねるだけで、結局は行動しないということを選択しがち。

 

| 4.自身が行動を起こすことに消極的、相手からの誘いを待つ

自ら誘いを掛けるのは不得手という特徴面。自らから声を掛けたり、何処かへ遊びに行こうと誘ったりする行為は苦手なもの。迷惑とか忙しくないかなど、相手の意向を過剰に心配します。

更に、断られた場合は、自身が傷つくことに。ダメージを受けたくない気持ちが強く、自身が行動を起こすことに消極的で、相手からの誘いを待っています。

 

| 5.一旦怒りが爆発すると、周りの人々が驚くほど人を罵倒

怒り出したら手に負えないという特徴面。小心者と呼ばれる人は、普段の生活で自分の感情を押さえ付けて暮らしているもの。なので、その抑圧が外れてしまうと、手に負えないことに。

一旦怒りが爆発すると、周りの人々が驚くほど人を罵倒したり、その場から立ち去るなど、もう止まらくなります。

 

 

 


周囲から感謝されることが大切なこと、小心者キャラクターの克服方法


 

| 1.軽い気持ちで小手調べをすること、自然に行動力が上がる

小手調べの意識を持つ方法。何事に対しても、実験段階という意識を持てば、気持ちが軽くなるもの。仕事にしても、今回はこのやり方で小手調べと思いながら取り組むと、上手くいけばこれは使えるという発見があります。

上手くいかなくても次へ切り替え、軽い気持ちで様々な小手調べをすることで、自然に行動力が上がることに。

 

| 2.寝る前などに、出来たことに意識を向ける訓練をします

出来たことに着目するという方法。小心者と呼ばれる人は、失敗した自分自身を責め、自信を失くす傾向にあるもの。出来なかったことは横に置いといて、寝る前などに出来たことに意識を向ける訓練をします。

出来た自分をきちんと褒めることが重要。時には1年前の自分を比較して、良い方向に変化したところは、どの程度あるのか振り返ります。

 

| 3.結果はどちらにせよ、チャレンジしたことを褒めること

日常生活の中で、小さなチャレンジをする方法。暮らしの中で少し苦手なことに敢えてチャレンジすると、行動を起こす障壁が下がるもの。例を挙げると、お店に入った際いつもより大きな声で店員さんを呼んだり、メールやSNSではなく敢えて電話で連絡するということ。

結果はどちらにせよ、チャレンジしたことを褒めることは忘れません。ちょっとした成功体験を積み重ねると、少しずつ自信が湧いてきます。

 

| 4.自分をよく知る友人や家族などに聞いてみるのもポイント

自分自身の良いところをリストアップする方法。自らの長所を順番でリストアップしていき、最低でも30個以上は上げたいもの。

あまり自身で思いつかない場合は、自分をよく知る友人や家族などに聞いてみるのもポイントの一つ。それを紙に書き出して財布や手帳などに入れておき、時々見る習慣を付けると自信回復に効果的大。

 

| 5.この人は何をしたら喜ぶか、考える癖をつけることが重要

周囲の人たちが喜ぶことをして上げるという方法。他人の評判を気にしないようにするためには、自分自身より相手に興味を向けること。

例を挙げると、話を聞いて共感したり、相手の良いところを見つけたり、お土産を渡したりと喜ぶようなことをします。この人は何をしたら喜ぶか、考える癖をつけることが重要で、自らのイメージも変わっていくことに。

新方式で引き寄せる。

「心配」「怒り」「悲しみ」「孤独」を手放し本来の自分を取り戻す新方式

 

まとめ

臆病で気が弱く人の目を気にしがちな人。ここでは、小心者を診断チェック、臆病者を克服してチャレンジャーになる方法を紹介しました。その折には、ぜひお役立てください。

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