世の中にはまとわりつくような、粘着質と言われている人もいるもの。もちろん物事に対して粘り強く取り組むなど長所もありますが、基本的に粘着質はネガティブな印象を持たれています。ただ、厄介な性格と捉える人が多くいて、友人や職場関係などにいると、悩みが増えて困ることに。
粘着質のタイプの人は普通の人と比較して、そもそも屈折した思いがあり、ひねくれ者と呼ばれたりもします。なので、理解に苦しむことも沢山あり、粘着質な人となりがエスカレートしていくと、いわゆるストーカーのような存在になることもあります。
付き合う相手や交流する人たちがそんな性格かどうか、詳しく知っておくと未然にトラブルを防ぐことができるというもの。ここでは、粘着質な人の詳しい特徴や心理を理解、出会った際に困らない対処法を紹介しています。
上手く付き合うのにはコツも必要、知っておきたい粘着質な人の心理面
| 1.他者から評価され、自分より良い暮らしで恵まれている
嫉妬心が強いということ。自らの存在をいつも他人との関係性により確認するのが、粘着質な人の傾向。優劣の判断では自分が優れていると思うより、劣っていると判断する場合が通常よりも多くなります。
なので、他者から評価されていたり、自分より良い暮らしで恵まれているなどの場合、羨ましいと感じて強く嫉妬することに。
| 2.時間的浪費、自らの手に余るような業務をいつまでも継続
諦めが悪いという心理面。一見すると諦めが悪いことは、良いことに思えるもの。ただ粘着質のタイプ人は、無駄な悪あがきをいつまでも続けてしまう傾向。
恋愛では諦めの悪さが顕著に現れ、好きになった人が認めるまで、付きまとう様な行為を重ねることもあります。仕事上でも、自らの手に余るような業務をいつまでも継続するので、かえって時間的な浪費が大きくなります。
| 3.家庭内に問題が生じ、幼少期から幸せを感じられないなど
劣等感があるということ。自らの育ってきた環境が、他の人と比較して劣っていると胸の内に強く認識しています。
それは自分の家庭があまり裕福でなかったり、、家庭内に問題が生じて幼少期から幸せをなかなか感じられなかったりなど。この劣等感は、誰かを恨んだりやっかむ気持ちを大きくするので、性格的に粘着質になる原因の一つに。
| 4.依存性が強く、自分でも感情が制御できないまでになる
依存性が高いという心理面。恋人ができた場合、その人に執着するので、その人が居なければいられないほど依存するように。
相手と別れないようにするため、嘘や大袈裟な表現を使ったり、脅しという手を持ち出すこともあります。それだけ離れたくないという依存性が強く、自分でも感情が制御できないまでになることが多いもの。
| 5.立場が弱い人に強く出て、自らを認めさせようとします
横柄でプライドが高いということ。自己陶酔者のような性格も粘着質な人の心理面の一つです。立場が弱く自身には言い返してこないと判っている人には、横柄で高圧的な態度が表れます。
自分に対しての陶酔的な感情は、単なるプライドの高さからで、きちんとした自信によるものではありません。なので、立場が弱い人に強く出て、自らを認めさせようとします。
覚えが良いところや信頼される面もある、詳しい粘着質な人の特徴面
| 1.挫折しても諦めない姿勢やこだわりは、仕事上で特に発揮
他者から信頼を得ることができるということ。一見、粘着質な人は煙たがられるように見えるものですが、努力が必要とされるシーンでは信頼されるもの。目の前のことに一生懸命努力し、挫折しても諦めない姿勢やこだわりは、仕事上では特に発揮されます。
他の人が嫌がるようなことにも粘り強く向き合うので、努力家と感じる人も多く、グループの中に一人いることで非常に頼りになります。
| 2.嫌な思い出などをよく覚えていて、細かいことまでと驚く
記憶力がとても良いという特徴面。粘着質なタイプの人は、過去あった嫌な思い出などをよく覚えていて、周囲がそんな細かいことまでと驚くほど。
もし粘着質な上司を持った場合、過去に自分はこんな目にあったなど、以前の記憶から権威を振りかざされることにも。同じ酷いこと部下にもをしても良いという考えになりやすく、パワハラ上司になってしまう可能性が大。
| 3.粘着質な気質は厳しい縦社会が要因で加速するばかりとも
周囲の評価を度を越して気にするということ。粘着質な人は一つのことに執着する傾向が強く、仕事なら昇格人事や役職にこだわりを見せるもの。
なるべく自らが損することしないように行動したり、時には他の人を蹴落としてまで、上に行こうとするケースもあります。粘着質な気質は厳しい縦社会が要因で加速するばかりで、どちらかと言えば上下関係は得意な範疇に入ります。
| 4.記憶に留めておく傾向があり、相手に復讐心が芽生える
根に持ちやすいということ。粘着質なタイプの人は、他の人からされた仕打ちや言われたことに、恨みを募らせることが多いもの。
辛かったことや傷ついたことを、記憶に留めておく傾向があり、相手に対し復讐心が芽生えたりすることもあります。それが誤解だとしても、思い込むことで根に持たれてしまい、忘れた頃に仕返しされるということも。
| 5.弱味を握ったとばかり、嫌味な態度でそのことを責める
過去の出来事を何度もぶり返すということ。粘着質タイプの人の大きな特徴が、他人の粗探しをしたり、好機と捉えて弱味を握ろうとするところ。なので、粘着質の人の目の前で何かの失敗を犯したときは要注意です。
事あるごとに弱味を握ったとばかり、嫌味な態度でそのことを責めてきます。その時であればまだ良いのですが、時間が経ってからも何度もぶり返していく傾向。だからこそ粘着質と言われることに。
周りにいるときには上手く世渡りしたいもの、粘着質な人への対処法
| 1.粘着質な上司でも、従順に振舞っていれば被害は受けない
上司にいたときは従順な部下となる対処法。粘着質な人が付近にいるときは、相手側の考え方や特徴を理解することが何よりも大事。
特に仕事上で粘着質な人が上司だったケースでは、自らに従順な部下を望むものなので、相手の希望通り控えめな部下になることが一番。部下の態度にはたいへん厳しい粘着質な上司でも、従順に振舞っていればさほどの被害は受けません。
| 2.厄介な性格の友人と長くいても、ストレスが溜まるばかり
対手が友人の場合、程よい距離を保つという対処方。粘着質なタイプの友人を持つと、とかく付き合い方にしても困るもの。普通どおりに仲良くしていたいと思っていても、劣等感から妬みをぶつける発言をしたりと、面倒な事を会話に持ちだすケースもあります。
厄介な性格の友人と一緒に長くいても、ストレスが溜まるばかりなので、接する際は他の友達も一緒など、程よい距離を保つようにします。
| 3.風物詩のように感じられ、どんな嫌味も気にならなくなる
上手く受け流すという対処法。粘着質タイプは、嫌味を言ってくることもあり、付きまとわれて粗探しをされることもあるもの。粘着質な相手の行動を真に受けていると、ストレスは溜める一方になります。
上手く受け流し、感情のコントロールを心掛けるようにします。上手くなればそのうち風物詩のように感じられ、どんな嫌味も気にならなくなります。
| 4.明確な意思表示が必要、付き合うことは絶対にできないと
恋愛ならはっきりと突き放すということ。恋愛関係で粘着質な人に好かれると、非常に厄介なもの。粘着質なタイプの人物は諦めが悪いので、度が過ぎるとストーカー行為を繰り返したりする行動に出ることもあります。
諦めるといった選択肢がないので、自身が受け入れて貰えるまで、病的に粘着する人も少なくありません。トラブルを避けるためには、明確な意思表示が必要で、付き合うことは絶対にできないと伝えます。
| 5.少し厄介な人だなと感じた場合、まともに相手にしない
粘着質な人とは真向から向き合わないという対処法。粘着質な人は意外と多くいて、人が集まる場所で執拗に接してくる人に困惑することもあるもの。
真剣に向き合うと疲れることになるので、粘着質で少し厄介な人だなと感じた場合、まともに相手にしないことがポイント。どうしても良好な関係を維持しなければならないときは、相手の自尊心を満たし、上手くコントロールすることを考えます。
引き寄せの法則で、粘着質を払拭。
資金を増やして、粘着質を払拭。
まとめ
基本的に粘着質はネガティブ印象がある。ここでは、粘着質な人の詳しい特徴や心理を理解、出会った際に困らない対処法を紹介しました。その機会には、ぜひお役立てください。
こちらもご覧ください。