人生を過ごしていると、青春コンプレックスが治らないと思うことがあるもの。満足な青春時代を過ごせなかった、そんな風に劣等感を感じている人に見られる状況。
一時期の経験不足により生じるコンプレックスですが,青春時代にしかできない物事は沢山あるので、大人になった後からも深く心に残り続けることがあります。
心理学者のアドラーが劣等複合感情という概念を広めて後、現在の日本で広く使われているコンプレックスと同様の意味で広がりました。
コンプレックスという言葉が認知されたのは、俗語としてマザーコンプレックスという言葉が有名となってからです。
青春コンプレックスは辛いもので、 鬱などの病気に繋がることもあり警戒が必要ということにもなりかねません。
ここでは、青春コンプレックスは治らないこともある、脱け出して解消していく術を紹介しています。
青春コンプレックスは治らないこともある、脱け出して解消していく術
| 1.理解できていないことが挙げられ、大事なのは受け入れる
自分自身を受け入れるということ。青春コンプレックスが治らない理由として、自分自身を正しく理解できていないことが挙げられ、大事なのは受け入れるというもの。
他人のどういったところを羨ましいと思うのかだったり、自分の何が嫌だ感じているのかを客観的に捉えてみるのが、脱け出して解消していく術の一つ。
このとき大切なのが事実だけを整理することで、複合化している感情が紐解けてくるので、先ずは現時点の状態を受け入れるようにします。
| 2.判明した場合、理想の自分と現実の姿の差を埋めていく
他人と比較しないで具体的目標を設けるということ。客観的なコンプレックスの原因が判明した場合、理想の自分と現実の姿の差を埋めていくというもの。
そのために必要となるのが自らの物差しを持つことで、コンプレックスが生じるのは優れた他人や自らの理想像、それとは真逆の劣っている自分自身の存在です。
周囲の環境により自らの価値感が揺らぐことにもなりかねず、できる限り客観的で具体的な目標をが重要となる、脱け出して解消していく術の一つ。
| 3.理想と現実のギャップを徐々に縮めていくというものです
克服に向けた正しい努力をするということ。今現在の自分自身を認め具体的な目標を決めた後は、理想と現実のギャップを徐々に縮めていくというもの。
その際に大切なのが正しい努力をすることで、コンプレックスを強く抱いていれば、自らを卑下することだったり他人を貶める方向にと努力が向かうことがあります。
具体的な目標に向かう時にはスモールステップを意識することが有効で、シンプルで正しい努力の継続が必要となる、脱け出して解消していく術の一つ。
| 4.ことにより、青春コンプレックスを薄れさせていくという
自己肯定感を高めるということ。自分のありのままの姿を認めて受け入れていくことにより、青春コンプレックスを薄れさせていくというもの。
コンプレックスにしているのは自分自身で、辛く苦しい青春時代の悪い面ばかりに目がいきますが、実際には良いところも数多くあるものです。
暗い青春時代を過ごした人の方が、人生経験が豊富で魅力的という声も一方にはあり、過去の見方を変え自分を認めてあげるのも、脱け出して解消していく術の一つ。
| 5.跳ね除けようとするエネルギーになることもあるものです
青春コンプレックスを糧に成果を出すということ。劣等感はチャレンジ意欲を失うなどデメリットになることもありますが、跳ね除けようとするエネルギーになることもあるもの。
青春コンプレックスが治らず余りに苦しい時は、集中して思い出す暇もないほど目の前のことに向かって全力で取り組むのも、脱け出して解消していく術の一つ。
そうした態度を続けることで成果も上がるので、自分に対して自信が持てるようになってから、自らと向き合い青春コンプレックスを完全に取り去るようにします。
青春コンプレックスは克服したいもの、注意しておきたいその特徴面
| 1.恋愛など、自分以外の他の人が輝いて見えたというもの
他の人は青春を謳歌していると思うということ。スポーツをはじめ友情だったり恋愛など、自分以外の他の人が輝いて見えたというもの。
それがまさに青春コンプレックスで、映画やドラマのような青春を過ごした、そんな人も世の中にはいるようですが滅多に会うことはありません。
反対に本当に孤独な青春時代を送ったという人は思いのほか多くいて、現実はそんなものということが言えるかもしれません。
| 2.誰にしても青春コンプレックスを抱くことになるという
理想の青春があるということ。映画だったりドラマのような、そんな輝かしい青春時代をイメージしていれば、誰にしても青春コンプレックスを抱くことになるというもの。
様々な理由がそれぞれにありますが、青春ものや学園ものの作品というのはあくまで創作で、単に期待値が大き過ぎコンプレックスになるということもあり得ます。
現実には存在しないからこそ,そうした作品が生まれると考えられ、余りに期待値を上げ過ぎないのも青春コンプレックスへの対処法です。
| 3.同窓会には参加したくない、そんなことも少なくはない
同窓会に参加したくないということ。青春コンプレックスを抱えている人は,同窓会には参加したくない、そんなことも少なくはないというもの。
よほど大きな成功でも掴んでいない限り,どこか同級生から見下げられている気がして、呼ばれても敬遠してしまうということにもなりかねません。
同窓会に出て幸せな気分で帰ってくる、そんな自分の姿を想像できれば同窓会に出席するはずで、参加したくないのは青春コンプレックスのあるあるの1つです。
青春コンプレックスには治し方もあるもの、知っておきたい心理状況
| 1.制服姿の学生を目にすると、何故か寂しい気持ちになる
制服姿の学生を見ると寂しい気持ちになるという心理状況。青春コンプレックスに見られるのが、制服姿の学生を目にすると、何故か寂しい気持ちになるというもの。
それはもう帰れない過去だったり満たされなかった思いに未練があるからで、青春コンプレックス症状の典型的なパターンです。
青春の真っ只中を今現在生きている、そんな学生の姿に自分自身の過去を映し出して見ているのかも知れません。
| 2.ギャップを感じ、寂しい気持ちになることがあるという
卒業ソングを耳にすると辛くなるという心理状況。卒業ソングを耳にすると、自らの学生生活とのギャップを感じ、寂しい気持ちになることがあるというもの。
ほとんどの卒業ソングというのは美化され過ぎているようにも思われ、青春を謳歌していることが前提となっている歌詞も多々あります。
どれほど共感できるかが重要なポイントなので、もっと現実に即した卒業ソングの方がシンパシーを呼ぶことができるかも知れません。
| 3.コンプレックスが関わっていることも珍しくはないという
一生をかけ青春を取り戻そうとするという心理状況。意識するしないに関係なく人間の行動や努力の原理には、コンプレックスが関わっていることも珍しくはないというもの。
一生をかけ青春を取り戻そうとする姿は,青春コンプレックスにあるあるですが、人間はコンプレックスがあるから頑張れるということもできます。
青春コンプレックスを受け止めて、これから先々やってくる人生を存分に謳歌し、心の中の曖昧な気持ちを昇華させていくようにします。
まとめ
深く心にも残り続けることがあります。ここでは、青春コンプレックスは治らないこともある、脱け出して解消していく術を紹介しました。その折には、ぜひお役立てください。
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