先ずは原因を探ることが大切、具体的な何もしたくない時の過ごし方



日々の暮らしの中で、何もしたくない時があるもの。何もする気力が起きず意欲を失くしてしまったり、さまざまなことに関心が持てなくなってしまうというもの。

ほかにも喜怒哀楽などの感情の起伏がなくなり、心境的には全てを放り出してしまいたくなります。このような状態が散見された場合、別名をアバシー・シンドロームと呼ばれる無気力症候群の可能性があります。

職場や学校などでの強いストレスや疲労、ほかにも後悔をはじめ、大きな喪失感や悩み事などが切っ掛けで、無気力状態に落ち入ってしまうもの。ネット上には、何もしたくない時の晩ご飯レシピなども数多くあり、何もしたくない時は何もしないという方法論も踊っています。

ここでは、先ずは原因を探ることが大切、具体的な何もしたくない時の過ごし方を紹介しています。

 

 

 


覚えがあることも多いもの、何もしたくない時期によくある原因や心理


 

| 1.生活環境に大きな変化があったケースも、強いストレス

現在の状況から逃げ出したいや消えたいということ。ストレスを抱えていたり、悩み事や問題の解決が発展しない状態だと、逃げたいや消えたいと感じるようになるもの。

また、転職をしたり引越しなど、生活環境に大きな変化があったケースも強いストレスを感じます。例え良い変化でも新しい生活に馴染むまでは、前に戻りたいけど戻れないという気持ちから、何もしたくないという時期になります。

 

| 2.自ら責めることがありますが、全て経験で自身を強くする

失恋であったり就活の失敗などの喪失感ということ。就職活動が不本意な結果だったり、恋人との関係が切れてしまったというもの。大切な人物や目指していた事柄を失ってしまったとき、もう何もしたくない気持ちが沸き起こります。

失敗したという後悔や大きな喪失感から、自ら責めることがありますが、全て経験で自身を強くする力になることは確か。

 

| 3.精神的な疲労も身体的不調を引き起こす要因になるもの

肉体的な疲労が重なり、物理的に動けないということ。身体的な疲労も、何もしたくない時期に大きく関連しているもの。

体力が尽きてしまうほど行動した後や、体の不調を感じているときなど、フィジカル的に動くことが億劫になり、何もしたくないという気持ちになってしまいます。

また精神的な疲労も身体的不調を引き起こす要因になるので、心理的な不調が原因で体調を崩す可能性もあります。

 

| 4.極度に自らを否定したり責め過ぎたりしてしまう傾向の人

激しい自己否定や自分を叱責してしまうということ。自らのことをなかなか認められず、どうしても否定してしまうというもの。

反省することは大事なことでが、頑張った自分自身を否定したり、自らを責め過ぎてしまうことが心理の一因。あの時こうしていればなどと、極度に自らを否定したり責め過ぎたりしてしまう傾向の人は要注意

 

| 5.事に追われていたり、予定が詰まり過ぎていて大変な時期

忙し過ぎて混乱状態にあるということ。仕事でやるべき事に追われていたり、予定が詰まり過ぎていて大変な時期。

日々が忙し過ぎて頭の中が動揺していると、もう何もしたくないという意識が生じることがあります。ふと、本当に大丈夫かや上手くいくのか心配という不安が生まれ、無気力状態に陥ってしまうというもの。

 

| 6.気分を活気づける方法が分らず、何をやっても詰まらない

何をしていいか分からないということ。やることが多過ぎても何もしたくないと感じますが、反対に何をすれば良いのか分からないときも、何もしたくないと感じるもの。

特に、自身が何をすれば楽しいと感じたり、ストレスをどんなことで発散できるのかなどが判らない場合。気分を活気づける方法が分らないので、何をやっても詰まらないと感じ、結果的に何をするにも無気力になりがち。

 

| 7.どうしても眠れないという状況は、危険の一つの知らせ

眠れないということ。やる気が湧かず、ずっと寝ていたいのに、なかなか眠れない時期が続くもの。こうした何もしたくないのに、どうしても眠れないという状況は、危険の一つの知らせとも言えます。

寝つきが悪かったり、寝てもすぐに目覚めてしまったり、眠りが浅いなどの不眠症状がある場合、うつ病の可能性も考えられます。。

 

 

 


知っておきたいことの一つ、何もしたくない時にしてはいけない行動


 

| 1.食欲がなくても必要な栄養と水分は摂取するよう意識する

食事を抜くということ。これ以上動きたくないや、食べ物を口に入れる気力もないとき、食事を抜いてしまうのはもってのほか。

必要な栄養素が摂れなくなると回復することもできなくなるので、食欲がなくても必要な栄養と水分は摂取するよう意識することが大切。

 

| 2.特に避けるべき、無気力状態を悪化させる要因へと繋がる

夜更かしや過食など、悪い生活習慣を過ごすということ。ストレスを解消しようと不必要に食べ過ぎたり、夜明かしをしてしまったりというもの。

こうした生活習慣の乱れというのは、何もしたくないときは特に避けるべきで、無気力状態を悪化させる要因へと繋がってしまいます。

 

| 3.迷惑をかける前に、自身で事前に適切に判断して行動する

仕事の締め切りなどで迷惑をかけるということ。何もしたくない気持ちが強過ぎ、仕事の締め切りなどが守れないということもあるもの。

無気力感が生じ何もしたくない時は特に、誰かに迷惑をかける前に、自身で事前に適切に判断して行動することが大切。

 

| 4.こうした傾向に気づいたらなるべく控えるようにします

TVを見続けたり、ネットサーフィンをしたりということ。ネットサーフィンを不必要にしたり、TVを見たりしてしまうと、更に無気力感が増すもの。

何もしたくないとき、こうした傾向に気づいたらなるべく控えるようにします。時間や目的をはっきりさせる工夫が大事。

 

| 5.自分を悪者に、責めてしまうこともやってはいけない事

何もしたくない自身を責めるということ。気力が出ない自分を悪者にして、責めてしまうこともやってはいけない事の一つ。

何もしたくない感情に襲われる理由は、ストレスをはじめ何かしらの物事が関係しています。決して自らせいではないので、責めることはしないようにします。

 

 

 


頭の中に入れておくべきこと、何もしたくない時に試してみたい対処法


 

| 1.散歩やストレッチ、ヨガなど軽い運動をすることが効果的

軽い運動で身体を動かすということ。心に疲労感があるときは、散歩やストレッチ、ヨガなど軽い運動をすることが効果的。この程度なら出来そうと思えるものから、無理なく始めることがポイント。

精神科でも運動療法は効き目があると言われ、寝る前に行うヨガやストレッチなど、軽めの運動は良い睡眠をもたらします。

 

| 2.どういう理由で何もしたくない感情が高まっているのか

やりたくない事や嫌な事をリストアップするということ。何もしたくないと思うときは、逆に嫌な事をリストアップしてみるのも方法の一つ。挙げていくと、どんな理由で何もしたくない感情が昂っているのか、客観的に確認できるもの。

頭の中でばかり考えていると、不快な思いだけが段々膨らんでいくので、きちんと提示して意識を向けます。

 

| 3.一つクリアする度に自分に褒美を、けじめを付けて行う

簡単に出来そうなことを目標にするということ。目的は本当に些細なもので良いので、日々簡単なタスクを作り、クリアしていくというもの。

達成感を味わうことが大事なので、一つクリアする度に自分に褒美を出したり、けじめを付けて行うことが重要。日記のように文字にすると、タスクが言語化でき視覚においても、達成感を味わうことができます

 

| 4.太陽の光を浴びること、無気力感から脱出するための方法

日光を浴びるようにするということ。朝日を浴びるのがベストも言えますが、日光を浴びるとセロトニンが分泌され、心と身体の状態が自然と整うもの。

何もしたくない時はどうしても閉じ籠りがちですが、5分でも10分でも構わないので、日中に外出する習慣をつけることが大切。太陽の光を浴びることを日常生活に組み込むことが、いち早く無気力感から脱出するための一つの方法です。

 

| 5.笑うことにより副交感神経へとスイッチが切り替わるので

喜劇映画などを観て、思い切り笑うということ。笑うのは良ことで、深呼吸と同様に多く息を吸い込み、全身に酸素が行き渡ります。更に笑うことで脳に酸素がいき、集中力は湧くのはもちろん、思考もクリアになることに。

ストレスが蓄積し交感神経が優位になっている身体は、笑うことにより副交感神経へとスイッチが切り替わるので、自律神経が整うともされています。

 

| 6.ふとあれをしようというやる気が舞い降りてくる時がある

徹底的に何もしないをしてみるということ。当日は何もしないというのを決断し、信念を持って何もしない時間を持ってみるというもの。

現代社会はPCやスマホで常時誰かと繋がれる上、情報を得る環境ができ過ぎています。そんな今時だからこそ、徹底的に無意味に過ごしていると、ふとあれをしよう、そんなやる気が舞い降りてくる時があります。

 

 

 


人生の転機は幾つかの前兆、何もしたくない時のスピリチュアルな観点


スピリチュアルの歴史をさかのぼれば、魂や霊的なものといった意味合いにたどり着きます。なので、スピリチュアルの視点は、自らの魂や心の声を大事にして、内なる感情を察知するというもの。

人生の転機は大半が体験した後に気づくもので、スピリチュアルな観点でみると、転機には大なり小なりの前兆があるとされています。

 

| 1.飛躍するためにある準備段階、心と体を休めることが重要

何もしたくないときというのはスピリチュアル的に見ると、自分と向き合ったり、人生が好転する機会というメッセージを含んだ場合があるもの。

大きなエネルギー転換が起きているので、無気力になります、これが一つの理由。大きく飛躍するためにある準備段階でもあるので、新しいステージに向け心と体を休めることが重要。

 

| 2.新たな状況に変わる切っ掛け、体が内側から教えてくれる

スピリチュアルの視点で見ると、人生の転機に直面したとき、やる気がでず何もしたくないという状態になるとされています。

また迷いが同時に出た際は、変化が必要というサインなので、現在の環境を見直す必要が出てきます。人生の転機とは新たな状況に変わる切っ掛けのことで、自分自身の体が内側から教えてくれるもの。

 

| 3.負のエネルギーを洗い流し、心身ともに白紙の状態にする

何もしたくない時のスピリチュアルな解決法は、エネルギーをチューニングすることとされています。大自然に触れスピリチュアルエネルギーを取り込んだり、パワースポットに出かけエネルギーを充電するなどの方法があります。

身体中に溜まってしまった負のエネルギーを洗い流して、心身ともに白紙の状態にすることがポイント。

 

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まとめ

心境的には全てを放り出したくなるもの。ここでは、先ずは原因を探ることが大切、具体的な何もしたくない時の過ごし方を紹介しました。その折には、ぜひお役立てください。

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