板挟みになりがちな状況を知っておく、陥ったとき上手く対処する方法



社会生活を送っていると、板挟みで辛い状況になる事もあるもの。言葉のイメージからも分るように、まさに板と板とで挟まれるような状態を言います

もちろん板挟みになったからといって、必ずしも悪い事が起きるという訳ではありませんが、対処を誤ると築いてきた人間関係が壊れてしまう可能性も。なので、人間同士の関係性の板挟みと聞くと、多くの人たちは嫌なイメージを想像します。

人間関係の構築というのはかなり難しいもので、一旦壊れてしまうと再構築するのに、かなり時間的なものを費やしてしまうもの。嵌まり込んだ板挟みではストレスが溜まり、最悪のケースでうつ病になることも考えられます。

板挟みという使い方をするときは、意見を言いづらい人物同士の間に挟まれた時。ここでは、板挟みになりがちな状況を知っておく、陥ったとき上手く対処する方法を紹介しています。

 

 

 


無理な意見を述べないといけないことも、板挟みになった時の心理面


 

|  1.どちらの意見に組したとしても、最悪状態になってしまう

先ず挙げられるのは、辛いという心理面。板挟みにされた場合、逃れるときもあれば逃げ出すことができないときもあり、後者のときは辛い気持ちで胸が一杯になるもの。

板挟みの状態は、どちらの意見に組したとしても、最悪な状態になってしまいやすくなります。下手をすればそれが切っ掛けで嫌われる可能性が高く、ほとんどの人が辛いと感じます。

 

|  2.ストレスが溜まると投げやりな気持ちが湧きやすくなる

ストレスが溜まるということ。板ばさみに合う人物の心理として更に挙げられるのが、ストレスが蓄積するというもの。どうしても両者の意見に挟まれてしまう状況になるので、大きなストレスを感じやすくなります。

ストレスが溜まると投げやりな気持ちが湧きやすく、更に適当な回答をして違う問題が起こることもあります。

 

|  3.当然反感が起きる、そんな状況は避けたいと考えるもの

面倒臭いというのも強く感じやすい心理の一つ。互いの意見を聞き、妥協して貰うような回答を提案しないといけないので、どうしてもかなり考えることに。

下手な回答をしてしまうと当然反感が起きるので、そのような状況は避けたいと考えるもの。両者の意見を取り入れた回答は意外と難しく、そのような点も面倒臭いと感じる人がほとんどです。

 

|  4.想定外の回答だった場合、嫌われる可能性が大きくなる

怖さを感じるという心理面。板挟みに会った際に怖さを感じてしまうというのは、意思が弱い人に見られやすい感情の一つ。他人から嫌われたくない、そんな気持ちが強い場合はどうしても、両者から嫌われにくい回答を考え出す傾向があるので、ストレスを強く感じます。

また、真面目に考えても結果が相手が考える想定外の回答だった場合、嫌われる可能性が大きくなるので怖さを感じます。

 

|  5.中途半端な回答をしてしまい、そこから違う問題が発生

苛立ってしまうという心理面。前述のストレスが溜まりやすいということは、イライラが募るということ。苛立つと正常な判断が難しくなり、中途半端な回答をしてしまい、そこから違う問題が発生するという話もあるもの。

イライラする心理状況は、どうしてもマイナスな状態を生み出す傾向があり、先ずは落ち着くことを意識するのが重要。

 

 

 


状況的には職場が多いもの、覚えておきたい板挟みになる人の特徴面


 

|  1.中途半端な回答、揉めている二人から反感を買うことも

優柔不断ということ。板挟みになりやすいタイプの特徴として、最初に挙げられるのが優柔不断というもの。優柔不断な人は判断するのに、迷ってしまいやすく時間が掛かります。こんな考えが遅い点も、相手を苛立たせる可能性があります。

また、優柔不断な人は周囲の意見をまとめた中途半端な回答を出しやすく、揉めている二人から反感を買うこともあります。

 

|  2.自身を良く見せていた人同士が揉めた場合、仇となって

八方美人ということ。最も板挟みに合いやすいともいえる、要注意と言って良い人物が八方美人の特徴を持つ人。八方美人の人物は多くの人たちに愛されようとする傾向のため、どうしても大勢の人の話に合わせた答えをするもの。

もちろん八方美人にも多くのメリットがありますが、自身を良く見せていた人同士が揉めた場合、仇となって板挟みになります。

 

|  3.放置しておけない優しさ、頼られる可能性が大きく板挟み

面倒見が良いということ。面倒見が良いタイプの人は、どうしても多くの人たちと関わりを持つことが多いもの。困っている人を放置しておけない優しさは、頼られる可能性が大きく板挟みにあってしまいます。

部下同士の板挟みに合ってしまう人もいれば、逆に上司と上司の間で板ばさみになり苦労することもあります。

 

|  4.主張通りに肯定してくれそう、衝突に巻き込まれてしまう

自己主張が弱いということ。明確に意見を言う人と言わない人では、板挟みになる度合いが大きく違ってくるもの。

自己主張が消極的な人は意見に逆らわないという印象があり、強引に押せば主張通りに肯定してくれそうと、衝突に巻き込まれてしまう可能性が大。そんな弱点を利用されてしまい、いつのまにか両者の板挟みに陥ることに。

 

|  5.情に脆い人物は状況や、プロセスなどを踏まえて考える

情に脆いということ。このタイプは人情に訴えられた場合にどうしても弱く、人からの願いを引き受けてしまいやすい傾向にあるもの。情に脆い人物はそれぞれの状況や、プロセスなどを踏まえて考えることが多いため、どっちつかず意見がになりやすいことに。

事前に情に弱いということがわかっているケースでは、この点をつかれて利用され板挟みになる可能性があります。

 

 

 


立場を一旦忘れてフラットに見ること、板挟みになったときの対処法


 

|  1.自身の意見を持っていると捉えられ、巻き込まれにくく

自らの意見をそれぞれに正直に知らせるということ。ある程度の期間、回答する時間を持てるようなケースで使える対処法の一つ。やはり中途半端な意見は、最悪な状況を生じさせやすく、明確にしないという点で反発をされる可能性は大。

自らの意見を真面目に伝えることは、多少の反感を買うかも知れませんが、しっかりと自身の意見を持っていると捉えられ、巻き込まれにくくなるもの。

 

|  2.当人同士の話し合いで、問題解決に向かうのがよりベター

本人同士で話し合って貰うということ。板挟みにあっているときは、賛同の意見を求められている状況がほとんど。どちらも自らの意見が正しいと言って貰おうと板挟みに合うのですが、こんな時は自分たちで話し合って貰うのが一番。

第三者が聞いても、その時の詳しい状況や全体の流れなどは把握できず、正確な判断もできません。当人同士の話し合いで、問題解決に向かうのがよりベター。

 

|  3.どうしても周囲の人たちから助けを求められてしまいがち

良い顔をしようと思わないということ。誰に対しても優しいタイプの人や、八方美人と呼ばれる人は要注意。良い顔をしようと行動ををしていると、どうしても周囲の人たちから助けを求められてしまいがち。

これはデメリットも大きくなる傾向もあり、良い顔だけではなく明確に自らの意見を言うことで板挟みに陥らなくてすみます。

 

|  4.自分自身の意見を上手く言えないような状況に陥ります

人間関係に振り回されないということ。日本人は人間関係をしっかり作り、多くの人々に合わせるという習慣が身に付いているもの。

なので、自らにとり大事な人物の意見に振り回されやすい傾向にあり、この点は大きな欠点とも言えることに。人間関係に振り回されるとストレスも溜まりやすく、自分自身の意見を上手く言えないような状況に陥ります。

 

|  5.問題と向き合い、自分なりの答え方をすることで解決に

問題と真正面から向き合うということ。問題解決には程遠い状況だからこそ、板挟みにあってしまうことになるもの。なので、周囲の意見に賛同するのではなく、そこにある問題ときちんと向き合い、自分なりの答え方をすることにより解決に向かいます。

持ち上がった問題で板挟みになっているとき、自身が考えてどちらかの意見と同様の場合、その理由も説明して伝えると考えを判って貰いやすいことに。

 

|  6.その場を離脱できるなら離れ、当事者双方から距離を置く

当事者と距離を置くということ。自分が問題の出発点ではなく、板挟みはいわゆる巻き込み事故的なものと言っても過言ではないもの。更に一方の意見に肩入れしてしまうと、反対の人の側から反感を買ってしまいやすくなります。

こんな一方の意見に賛同する状態を回避するためにも、一旦その場を離脱できるなら離れ、当事者双方から距離を置いて様子を見ます。

 

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まとめ

対処を誤ると築いた人間関係が壊れることも。ここでは、板挟みになりがちな状況を知っておく、陥ったとき上手く対処する方法を紹介しました。その折には、ぜひお役立てください。

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