自己主張できないのは辛いこと、原因を把握して存在感を示す対処方法



世の中にはいかなる場合になっても、自らの意見を通そうとする自己主張が強いタイプがいるもの。反対に対極にあるのが、誘われて本当は行きたくないのに、自己主張することなく仕方なく従う人。

こんな自己主張を不得手とするタイプの人は、はっきり意見を言わないことで、自分自身が迷惑を被ることにもなりかねません。また自己主張が強いということは、そのまま我が強いということにもなり、付き合いづらいと感じることにもなります。

社会生活を送る上では、どちらがどうと言うことはなく、自己主張の意味として両方について知っておくことが大切。ここでは、自己主張できないのは辛いこと、原因を把握して存在感を示す対処方法を紹介しています。

 

 

 


先ずは最初に知っておきたい、自己主張が強いタイプの特徴面と心理面


 

| 1.自身と異なる反対意見にはなかなか耳を傾けようとしない

折れることがないということ。自らが正しいと決して疑うことのない自己主張が強い人は、仮に間違いでも折れないことが多いもの。強く自己主張をするタイプは、自身と異なる反対意見にはなかなか耳を傾けようとしません。

自らの考えが一番正しいと信じていて、相手の主義主張に負けたくないと躍起になるので、なかなか自ら折れようとしません。

 

| 2.自らの考えに対立する意見に対し強く否定したりするもの

感情が表に現れるということ。感情的になりやすいというところは、自己主張が激しいタイプによく見られる特徴的なことの一つ。いつも自分が正しいと思っているので、自らの考えに対立する意見に対し強く否定したりするもの。

意見を押し通すことが当たり前となっているので、気持ちを押さえることなく、感情をすぐに表に現す傾向にあります。

 

| 3.目立つ外見や行動などで、周囲の目を引くことを好む人

目立ちたい気持ちということ。自己主張が強い人の多くは、人々の注目を浴びることで、喜びを感じているケースが多くあるもの。目立ちたいという感情が強く滲み出し、その場を取り仕切ってみたり、意見を積極的にしたりすることがあります。

注目を浴びることは優越感に繋がっているので、目立つ外見や行動などで、周囲の目を引くことを好む人が多い傾向。

 

| 4.会話の中心が自らを主体としたものになるように誘導する

アピール自体が多くなりがちということ。その承認欲求が強く出て、猛烈な自己主張の嫌いになることがあるもの。他者から認知されたいという欲求から、会議での勢いに任せた発言や、自慢話を飲み会などでするという言動も多くなります。

更にその場を仕切るテクニックを持っている場合、自らを主体とした会話の中心になるように誘導することも。

 

| 5.自らの意見を押し通し強い人間を演じているということも

自信がないことの裏返しということ。自己主張が強い人物は強気で負けず嫌いに見えますが、他人に拒絶されることを恐れる弱い所もあるもの。

そんな自信のなさからくる不安や弱さを隠すため、敢えて強気の発言をしていることも珍しくありません。周囲に内面的な脆さを気付かれないよう、自らの立場を押し通し強い人間を演じているということも。

 

 

 


チェックしておくことが大切、自己主張が強い人との上手な付き合い方


 

| 1.自慢話を止めることができ、相手は質問に答えようとする

話を自分のペースに持っていくということ。自己主張の強い人に多いのが、自慢話が長く続いたり、何度も聞かされるというもの。これには疲れてしまうので、自分のペースに話しを持っていきます。

方法は2段階で、最初は得意な事が多くていいですねと言うことから。次に苦手な事は?と聞くと、自慢話を止めることができます。相手は質問に答えようとするので一石二鳥。

 

| 2.敢えて相手の言葉を聞き過ごし、聞き役に回ることも有効

無理を押して競い合わないようにするということ。言い合いになった際、意見を否定されると、語気を強めて負かそうとしてくるもの。

上手くはぐらかすためには、敢えて相手の言葉を聞き過ごして、聞き役に回ることも有効。矛盾に異議を唱えたり言い返したりすると、益々言い争いがエスカレートしてしまうので注意が必要。

 

| 3.友好的な空気のまま、一定の距離感を維持して付き合う

距離を置くということ。身近なところに自己主張が強い人がいると、気を使ってストレスが溜まってしまうことも多いもの。

反感を抱いて接するのではなく、友好的な空気のまま一定の距離感を維持して付き合うこと。あまり深入りすることなく、相手の言動を右から左に聞き流すことを念頭に対処します。

 

 

 


自分自身で自覚することが大切な事、自己主張できない人の3つの傾向


 

| 1.職場に居づらいだけでなく、スムーズに進めるのに支障が

嫌われたくないという傾向。残業を頼まれ断れないなどの経験がある人は、嫌われたくないという気持ちが強く、自己主張できないもの。確かに仕事上で周りに嫌われてしまうと、職場に居づらいだけでなく、職務をスムーズに進めるのに支障が出てしまうことも。

ただ嫌われたくない余り自己主張できずにいると、周囲に良いように振り回され、最悪のケースでは被害を受ける可能性も大。

 

| 2.納得ができないまま仕事が進むと、作業効率が落ちたり

迷惑をかけたくないという傾向。この手の人は自分自身より周囲の人達を優先するあまり、自己主張が出来ないことが多いもの。

会議の席上で何か気になる事柄があっても、質問すると長引き迷惑をかけそうと、その場を問題なく進ませることを選びがち。協調性は良い事ですが、自分が理解できてなかったり納得ができないまま仕事が進むと、作業効率が落ちたりミスに繋がったりするので要注意。

 

| 3.尻込みしてしまう人は、自己主張して傷ついた体験がある

自信がないということ。こちらの提案の方が良いと思うけど、正解かどうか判らないので、とりあえず黙っておこうというタイプ。また意見を述べて反論されたらと気後れしてしまう人は、自己主張して打ちひしがれた体験を持っているもの。

もし良い意見やアイデアを持っていたとしても、自分に自信がないので周囲に合わせてばかりいると、昇進や成長などは見込めません。

 

 

 


覚えておくと役立つもの、自己主張することができるようになる方法


 

| 1.思考パターンが判る、解消できそうな対処法も思い浮かぶ

自己主張できない要因を追究するということ。先ず始めにしておきたいのが、自分が何故自己主張できないのかの要因を追究するというもの。どのタイプに当て嵌まるかを確認することが大事なことで、迷惑を掛けたくないと考えていたつもりでも、実際は自信がなかっただけかも知れません。

思考パターンが判れば、それを解消できそうな対処法も思い浮かぶので、自己主張をきちんと出来るようになるため、先ずはできない要因を探してみることがポイント。

 

| 2.不快感を与えることもなく、自身の考え方や意見を主張

アサーティブコミュニケーションを習得するということ。これは簡単に言えば、相手を尊重しながら、自己主張する方法というもの。この方法を使うことで、相手に不快感を与えることもなく、自らの考え方をはじめ意見を主張することができます。

相手を尊重している言葉を最初に入れることで、相手側の気持ちも大きく変わり、こちらの意見に耳を傾けてくれます。

 

| 3.その場で最も大事なことは何かを考えることで、自己主張

何が一番大事かを考え行動するということ。例を挙げると、会議の場で一番大事なことは、議題に対し最善の結論を出すこと。その時点で一番良いとされた案が、自ら発言することでもっと良くなるかも知れません。

会議の場で自己主張することに恐怖を感じる人は、その場で最も大事なことは何かを考えることで、自己主張しやすくなります。

 

| 4.きちんとした根拠を元に主張すれば、相手側も耳を傾けて

徹底的に準備するということ。自らに自信が足りず自己主張できない人は、意見を述べる前に徹底的に準備しておくというもの。

準備するのは、その主張を裏付ける根拠や証拠で、きちんとした根拠を元に主張すれば、相手側も耳を傾けてくれます。もし反論されたケースであっても、根拠や証拠がちゃんと揃っていれば、相手としても納得せざるを得ません。

 

| 5.自己主張が強い人より、知識を吸収できる可能性が大きく

思い切って開き直るということ。自己主張自体が苦手だと、思い切りよく開き直ってみるのも一つの方法というもの。自己主張ができないということは、一見するとマイナス要因のように見えますが、反対側からみれば協調性があったり空気が読めるということ。

相手の話をじっくり聞くことができるので、自己主張が強過ぎる人より、アイデアや知識を吸収できる可能性が大きくなります。

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まとめ

意見を言わないことで迷惑を被るもの。ここでは、自己主張できないのは辛いこと、原因を把握して存在感を示す対処方法を紹介しました。その機会には、ぜひお役立てください。

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