嫌いな人を気にならない人物へ、特徴を掴み不愉快な人に対処する方法



身の回りを見渡すと、不愉快な人がいるもの。好きな人は心を刺激し心地良い気分にさせてくれますが、嫌いな人は気持ちを不愉快にします。

同様の言葉に不快というものがありますが、不愉快と不快に大きな違いはなく、どちらも嫌な気持ちになるという意味。不愉快の意味は基本的に誰かの行動や言葉など精神面で嫌なことに使い、不快は不愉快より広い意味合いで使用します。

また不愉快きわまりない人というのもいて、無関心でいようとしても、嫌いな感情が沸き起こり無視できないもの。これも相手の行動や態度さえ改まれば、不愉快になることはないと感じるものの、相手を変化させることはなかなか上手くいきません。

ここでは、嫌いな人を気にならない人物へ、特徴を掴み不愉快な人に対処する方法を紹介しています。

 

 

 


大きく4つに分けることができる、不愉快になる人の正体から見た心理


 

| 1.自らが攻められる前に攻めておこう、不安心理から攻撃的

攻撃してくる人ということ。攻撃してくる人物と接触している場合、心身ともに安心感がなく嫌いになるもの。何故攻撃してくるのかというと、何か不安を抱えていて自らが攻められる前に攻めておこう、そんな不安心理から攻撃的な態度に出ています。

威圧して防衛しているのが理由なので、攻撃してくるのは自分に非がある、そんなふうに思う必要はありません。

 

| 2.目の前で他人に頼っている人物を見かけると苛立ちが募る

自らが禁じていることをする人ということ。自身が禁止していることをする人物のことは、シャドウと呼ばれています。もし自身が人に頼ることを禁じていたとして、目の前で他人に頼っている人物を見かけると苛立ちが募るもの。

自らは禁止していても、平気な顔で相手はやっている、そんな理由で相手のことを不愉快に思い嫌ってしまいます。

 

| 3.同年齢の人を、意識せずにオーバーラップさせてしまう

苦手な人物を思い出させるということ。心理学では投影と呼ばれているものが、こんな感じの事柄。例を挙げると、母親との関係が上手くいってない場合、職場にいる母親と同年齢の人を、意識せずにオーバーラップさせてしまうというものです。

現実に職場上の相手に何かされなくても、意識しないで母親との関係を思い起こし不愉快になるというもの。

 

| 4.劣等感が刺激されてしまう相手は、好きにはなれず不愉快

嫉妬している人ということ。自身が嫉妬心を抱いている相手をはじめ、意識せずに競争や比較相手にしている人のことも嫌ってしまうもの。

嫉妬とは、自身の一番駄目なところと相手の一番良い部分を比較して、自らの劣等感が刺激され発生します。こんな風に劣等感が刺激されてしまう相手は、どうしても好きにはなれず不愉快に感じることに。

 

 

 


小さな頃から身に付いている事も多いもの、不愉快な人に見る特徴面


 

| 1.上の立ち位置と考えて話をする、言葉が鼻につき不愉快

上から目線で話しをするということ。この手の人物も悪気があるというわけではく、始末が悪いもの。自分自身からすると助言して上げようとか、成長させて上げようという思いがあるのですが、大きなお世話ということもあります。

喋り方が上から目線の人は、文字通り自らを上の立ち場と置き換えて話をするので、一つ一つの言葉が鼻につき不愉快なことに。

 

| 2.相手をきちんと肯定し嫌な気持ちにならないようにする

否定から入るということ。必ずといっていい位、会話をしていても否定から入る人物がいるもの。会議のディスカッション等ではまだしも、一般的会話で否定語を連発されると、話す側はうんざりしてしまい嫌な気持ちしか残りません。

会話というのは人間関係を良好に維持するもので、相手をきちんと肯定し嫌な気持ちにならないようにすることが、何よりも重要な事の一つ。

 

| 3.自らの話しは面白いと錯覚しているのも大きな特徴の一つ

自慢話を喋り出すということ。不愉快とされる人は、例外なく自慢話をするのが大好きなもの。他者の自画自賛ほど耳にしていて詰まらないものはありませんが、喋っている当人は無上の喜びを感じているので手に負えません。

日々、四六時中自慢話を繰り返すことで、自らの話しは面白いと錯覚しているのも大きな特徴の一つ。

 

| 4.致命的な欠陥が、上の人の意向に沿わなければいけない

評価や判断をしてくるということ。評価や判断をする話し振りは、当人が無自覚で行っているので、性質的にたちが悪いもの。

評価や判断は上下のコミュニケーションの典型的な例で、上の立場の人間が下の立場に対して行うものです。この上下のコミュニケーションは致命的な欠陥があり、上の人の意向に沿わなければいけないという事です。

 

| 5.話を延々と聞かされ続けている人達には、不愉快そのもの

人の話を聞かず喋り続けるということ。世の中には自分が語る話が大好きな人々が、それこそ星の数ほどいるもの。

話している当人は至福のひとときかも知れませんが、話を延々と聞かされ続けている人達には地獄の時間で不愉快そのもの。顔には出さないものの苦痛を味わい続けていますが、会話は歓談してこそ面白味があります。

 

 

 


とばっちりは受けたくないもの、不愉快な人物に毅然と対処する方法


 

| 1.相手が不安だということを思い出し、NOと明確に言う

NOを明確に言うということ。相手が攻撃してくる場合、それに対して明確にNOを突きつけるようにするというもの。気持ちを伝えないことで、相手が嫌がっているのを察知できず、エスカレートしてしまうことも考えられます。

攻撃してくる先方が不安だということを思い起こし、NOと明確に言うだけで違和感がなくなることもあります。

 

| 2.耐え忍ぶのではなく、逃避したり助けを求めるという選択

逃げたり、助けを求めるということ。相手が攻撃を止めない際は、その状況に耐え忍ぶのではなく、逃避したり助けを求めるという選択肢が必要。

逃げたり救助を求めることは、決して恥ずかしいことではなく、きっと味方になってくれる人物がいるもの。自分自身に助けてくれる人がいるとアピールを相手にすることで、攻め手が止むこともあります。

 

| 3.手紙を書く等、心中が整理されていくと投影も引いていく

投影を外すということ。前述のオーバーラップしている人が職場などにいる場合、その根本原因から解決しなければいけないもの。実際はすぐに仲良くなれなくても、投影自体は胸の内の心情が無意識に反応しています。

実際に出さなくてもいいので、母親に感謝への手紙を書くなど、心中が整理されていくと投影も引いていくことに。

 

| 4.比較したり競争したりするのではなく、互いを認め合う

嫉妬を手放すということ。嫉妬というのは、自らの駄目な部分と相手の長所を比べてしまっているもの。なので、自身の魅力ともいえる良いところを意識するくことが大事で、相手の長所は素直に認めていきます。

そうすることにより、比較したり競争したりするのではなく、互いを認め合う良い関係になれます。

 

| 5.近付きにくい、意識してしまうと嫌悪感はどんどん膨らむ

最低限のルールを決めておくということ。不愉快な人には近寄り難いもので、意識してしまうと嫌悪感は段々と膨らむもの。

不愉快な人物に相対しても、きちんとここまではやるというルールを自らの中で決めておくと、苦手意識を必要以上に持つことがなくなります。

職場で朝出会ったら挨拶をすることや、話す時は目を見るなど、シンプルなことで良いので規則を決めておくと楽になります。

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まとめ

不愉快と不快に違いはなく嫌な気持ち。ここでは、嫌いな人を気にならない人物へ、特徴を掴み不愉快な人に対処する方法を紹介しました。その折には、ぜひお役立てください。

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