先ずは原因や心理の把握が大切、振り回されない不機嫌な人への対処法



周りに目を移すと何故かいつも不機嫌な人がいるもの。そんな人が付近にいると、こちらの雰囲気も悪くなり、どう対応すれば良いか困ってしまいます。そうは言ってもいつも機嫌よく過ごせればいいのですが、浮いたりき沈んだりするのも人の気持ち。

頭の中で嫌な事を繰り返しイメージして、怒りを努めて抑えているものの、隠しきれず外に漏れ出ているのが不機嫌状態。ときには自らも理由が分からないまま、不機嫌な思いをしてしまうこともあります。

心理学的には不機嫌な状態を現すことにより、自らの気持ちを理解して欲しいとか、周りの人たちに自分の思い通り動いて欲しいという気持ちが隠れているとも。

常に不機嫌でいると、周囲の人々との信頼関係が悪化してしまう恐れがありますが、不機嫌な人は、自分がネガティブ感情を巻き散らしていることを自覚していないケースが多いもの。

ここでは、先ずは原因や心理の把握が大切、振り回されない不機嫌な人への対処法を紹介しています。

 

 

 


不機嫌な人への対応に覚えておきたいもの、4つに別れる不機嫌タイプ


 

| 1.結果が思い通りになるように周囲をコントロールしようと

威圧型の不機嫌なタイプの人。権威を振りかざした態度で、周りの人たちに気をつかわせるというもの。不機嫌な居丈高な態度をとることで、結果が思惑通りになるように、周囲を巻き込もうとコントロールします。

 

|  2.僻んでみたり卑屈になったり、周りから心配して貰おうと

不平や不満型の不機嫌なタイプの人。他の人の言葉で傷ついたなど、誰かのせいで不平や不満を口にするというもの。僻んでみたり卑屈になったりと、周りから心配して貰おうとすることがあり、素直にお願いすることや上機嫌で楽しむことは苦手です。

 

| 3.馬鹿にされたり見下されたりに敏感で、感情的になるのか

攻撃型の不機嫌なタイプの人。ふとしたはずみで唐突に不機嫌になり、感情的になったり正論を主張し相手を論破したりするもの。馬鹿にされたり見下されたりに敏感で、周囲からすると何故そんなに感情的になるのか理解されにくいことも。

 

| 4.怒りを内側に溜め込む傾向、不機嫌かどうか判りにくい

無関心型の不機嫌なタイプの人。直接的に言うことを聞かない態度はとりませんが、閉じ籠ることで抵抗するというもの。

仲間内で話し合うとき姿を消したり、引き受けたはずの業務に手を付けていなかったり、怒りを内側に溜め込む傾向があるので、不機嫌かどうか判別しにくいことも。

 

 

 


本音を察知することが大切なもの、不機嫌な人の心理と要因


 

| 1.自身の方が、嫉妬をする気持ちから機嫌が悪くなっている

自分自身が優位でなければ気が済まないということ。不機嫌な人はどんなシーンでも、誰よりも優位でありたいとマウンティングをする傾向にあるもの。

動物が順位決めや縄張り争いをする時、自らより弱い相手に馬乗りになり優位と示す行為。そんなマウンティングをしたがります。不機嫌な人というのは自身の方がもっと凄いのにと、嫉妬をする気持ちから機嫌が悪くなっている場合があります。

 

| 2.不機嫌な人が以前は真反対の穏やかな人だったりした場合

外見より精神的にかなり参っているということ。ストレスが蓄積していることにより、精神に大きな負担が掛かっているというもの。ほんの些細なの怒りや嫉妬といったネガティブな感情さえ、自分の胸の内にとどめておくことが難しくなっている状態です。

不機嫌な人が以前は真反対の穏やかな人だったりした場合は、ストレス負荷で精神的に参っている可能性が高くなります。

 

| 3.周囲の人たちに当たって怒りを発散したほうが楽と考える

無神経で身勝手、我慢することが嫌いということ。いくら不機嫌でも大人の立場であれば、怒りも理性で抑え込むことができるもの。

しかし中には我慢をしない人もいて、自分が苦しい思いをする位なら、周囲の人たちに当たって怒りを発散したほうが楽と考えます。

このタイプの不機嫌な人は怒りで他人を抑えつけ、怯えた相手の姿を見ることが、快感になっているところがあります。

 

| 4.不安感が表情に出るせいで、不機嫌な人というレッテルを

気弱で人付き合いが苦手なだけということ。本当は気が弱く交友関係が苦手で、他人を避けようとする態度が不機嫌に見えてしまうというもの。

この手のタイプの人は、現実に機嫌が悪いわけでも、周囲の人たちのことが嫌いでもありません。ただ誤解されていて、人付き合いへの不安感が表情に出るせいで、不機嫌な人というレッテルを貼られています。

 

| 5.何気ない一言や意味もない行動でさえ、自分へ嫌がらせと

被害者意識が強いせいで、ちょっとしたことを重く受け止めるということ。視野が狭く頑固で、思い込みが激しいところがあるというもの。

そんな被害者意識が作用して、他人の何気ない一言や意味もない行動でさえ、自分へ嫌がらせと思い込むことに。そして自身への攻撃だと受け取り、さらに不機嫌になって周りに当たり散らすようになります。

 

 

 


上司やパートナーに対するときの参考に、不機嫌な人との付き合い方


 

| 1.逆らえない獲物を探し、自分自身の思い通りにさせようと

何を言われても怯えた態度を見せないということ。不機嫌な人が加虐性の強いタイプの場合、その人物の言葉に怯えた態度を見せてはいけないもの。常に自身より下の立場の者や、逆らえない獲物を探して、自分自身の思い通りにさせようと不機嫌な振りをします。

何を言われても怯えず、相手を怖い人物と思わないことが重要。時には強気な態度で言い返すことなどで、不機嫌な人の態度も改まることに。

 

| 2.何のトリガーで不機嫌になりやすいのか、日頃から観察

不機嫌になる引き金に触らないということ。上司などの場合、何のトリガーで不機嫌になりやすいのか、日頃から観察しておくというもの。

例を挙げると、部下の仕事の進捗状況は常に把握していなければ気が済まないというトリガーがある場合。怒ってくる前に先回りして、報告を済ませることで不機嫌になる要因を失くすことができます。

 

| 3.私は辛いと、自身の気持ちを素直に伝えることがポイント

落ち着いてから話し合うということ。、いつも不機嫌なことの多い彼氏や彼女パートナーなどは、対応に困ることがあるもの。そんな時、何故機嫌が悪いと聞くと、相手は責められたと感じてしまうことになります。

そうではなく落ち着いた時、あなたが不機嫌だと私は辛いと、自分自身の気持ちを素直に伝えることがポイント。

 

| 4.八つ当たり、機嫌が悪そうだと感じた際は場から離れる

視界に入らないようにするということ。抑えきれない怒りを周囲にぶつけるような不機嫌な人への対策は、目に入らないようにするというもの。

このタイプの不機嫌な人は誰かれ構わず八つ当たりするので、機嫌が悪そうだと感じた際はその場から離れるようにします。もし離れることが不可能なら、一人きりを避け他の人のいる場所に逃げ込むと、不機嫌な人は一対多数を嫌うので近寄らなくなります。

 

| 5.こういう人だから仕方ないと、無関心になることが重要

負の感情に無関心になるということ。不機嫌な人にうっ憤晴らしをされたり、嫌味を言われることもあるもの。相手のネガティブ感情に振り回されていると、不必要なストレスを溜めてしまい、自らも機嫌が悪くなってしまいます。

不機嫌な人に意地悪されても、こういう人だから仕方ないとスルーし、とにかく無関心になることが重要。

 

| 6.加虐性の強い不機嫌な人なら徹底的に回避、より良い対策

不機嫌な理由を探ってみるということ。不機嫌な人が周囲にいた場合、どうして機嫌が悪いのか理由を探ることが大切。不機嫌な理由を知れば、その人物の機嫌が悪くなっているのは、前述の不機嫌タイプのどれか自ずと判ってきます。

相手の本質を見透かすことで、加虐性の強い不機嫌な人なら徹底的に回避するなど、より良い対策が立てられることに。

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まとめ

浮いたりき沈んだりするも人の気持ち。ここでは、先ずは原因や心理の把握が大切、振り回されない不機嫌な人への対処法を紹介しました。その機会には、ぜひお役立てください。

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