世の中には鬱陶しい人と呼ばれる人物もいるもの。鬱陶しい人とは、うるさく不快な人という意味合いを強く持っている人のこと。
誰かに対し人生を過ごしていると鬱陶しい思いを抱くことも、誰しもおそらく一度や二度くらいはあるもの。
念頭においたものとして、鬱陶しいという言葉自体は気分が晴れやかではなく、煩わしさを感じている状態を指しています。
広い意味では天気や物を現す時にも使用される言葉ですが、 人物の性格をはじめ会話や行動などが邪魔で、できれば関わりたくないと感じた際に用いられます。
何かと理由をつけ、他人の言動や行動を否定することが多いのが鬱陶しい人ですが、大人の対応で返したいもの。
ここでは、鬱陶しい人の心理や特徴を把握する、こちらの気分を害さない対処法を紹介しています。
鬱陶しい人の読み方がうっとうしい?嫌味な人にも通じるその心理面
| 1.違う考えがあり、自らに近づいてくるに相違ないと考える
猜疑心が強いタイプということ。鬱陶しい人に数多く見られる心理が、普通の人より猜疑心が強いというもの。
自分が他人と接するようにして、他の人たちもまた違う考えがあり、自らに近づいてくるに相違ないと考えます。
自らが意図的に気に障る発言を人にするため、他の人も心の内に嫌味な心情を隠していると考え、素直に発言を受け止められなせん。
| 2.強い執着が必要で、発端となる感情は羨望や好感を持つ
気に入らない意見を言う相手に対し、嫉妬心があるということ。発端となる感情は強い羨望だったり好感を持っていることが挙げられるというもの。
元々、人間というのは意識外の人物に対し、あまり強い感情を抱くことがないもので、嫉妬心は相手への強い執着が必要です。
なかでも羨望は年齢や性別を問わず、相手が自分の欲しいものを持っている、そう思うだけで生み出される感情で、嫌味を言う鬱陶しさの元となることに。
| 3.理想を追求している人物なのか、仕事や趣味の話から探る
異常にプライドが高いということ。自らのポジションを不公平と感じる場合、鬱陶しい振る舞いがでることもあるもの。
高い理想に向かって普段から挑んでいる人物は、自身が見ている願望と現実にいる他人とを、比較してしまうことがあります。
そんなタイプは鬱陶しい振る舞いをしてしまうこともあり、理想を追求している人物なのかどうか、仕事や趣味の話から探ることも必要。
| 4.言動や行動がすっきりしないので、攻撃されていると誤解
自信を喪失しているということ。自分に自信が持てず自己防衛の現れから、つい言葉尻が鬱陶しくなってしまうというもの。
他の人たちが口にする何かの言動や行動がすっきりしないので、攻撃されていると誤解している可能性があります。
こんな鬱陶しいタイプは、別口の駆り立てられた要因があるのかも知れず、じっくりと時間をかけて見分します。
| 5.いつも聞いていた人間にとって、それが当然になっている
鬱陶しいと思ってないということ。嫌味なことを口にする人の中には、自身の言動の悪さを認識していない人もいるもの。
幼少時から家庭内で、家族が喋る嫌味な口ぶりをいつも聞いていた人間にとっては、それが当然になっていることもあります。
これには自覚がある人とそうでない場合があり、無自覚のケースでは心根は優しい人である可能性も十分にあります。
鬱陶しい人は無視するのが一番ということも、鬱陶しい人のその特徴面
| 1.感情的なところにはなるたけ目を向けず、事実の話のみ
何かにつけ上から目線という特徴。自分自身よりも他の人を下の位置と見下し、上から目線で意見をいう方向にあるもの。
鬱陶しい人は自身を特別だと思っていて、何事か上手くいかずストレスが溜まると、辛辣な言葉が口を衝いて出てきます。
こんな人物と会話をするときは、感情的なところにはなるたけ目を向けず、事実の話のみで喋るようにします。
| 2.最近は鬱陶しいなと思うときは、精神的なゆとりがない
精神的余裕がなく、苛立つことが多いということ。気持ちにゆとりがあり心理的に落ち着いている人は、嫌味を言うこともないもの。
余裕がなくなるとストレスも蓄積し、相手に対する不満が、つい口を突いて出てしまうこともあります。
いつもは穏やかな人物でも、最近は鬱陶しいなと思うときは、精神的なゆとりがないのかも知れません。
| 3.人を貶めようと思った時、鬱陶しい人は警戒されないよう
表面的には好人物を演じるということ。心の中に意地悪さを抱えていても、表面的には良い人と見せているのも、鬱陶しい人の特徴というもの。
職場にいる鬱陶しい人物も、表向き好い人に見えるものですが、その人の見ていない場所では貶めるような言動をします。
反対の立場に立てば人を貶めようと思ったとき、鬱陶しい人は警戒されないよう友好的な態度を見せます。
| 4.他人を貶めたり傷つけたりを承知の上、自分が得になる
自らの損得勘定を最優先するということ。鬱陶しい人物は日常生活でも、常に自分の損得ばかりに注意している、そんな特徴があるもの。
なので、周囲の人々が迷惑を被ることなど気にしないで、他人を貶めたり傷つけたりを承知の上、自分が得になることをします。
自分らがいつも得する人で居たいので、鬱陶しい言動をして人に損をさせようとすることになります。
| 5.体調面が不調になれば心にも影響を及ぼし、鬱陶しい人に
身体に不調を抱えているということ。健康体には健全な精神が宿ると昔から言われているように、人間の心理面と身体には強い結び付きがあるもの。
心身の両方が満たされているとき、精神的な面は最も落ち着いた状態にあり、心はバランスがとれ少々のことでは否定的になりません。
ただ体調面が不調になれば心にも影響を及ぼし、心が引き摺られてしまい、鬱陶しい人になる可能性が高くなります。
鬱陶しい人はある意味気の毒な感じもするもの、気分を害さない対処法
| 1.ターゲットにされ難くなり鬱陶しい態度を避けることに
隙を見せないで振舞うということ。鬱陶しい人の中でストレス発散するタイプの人は、弱気な人を獲物にするもの。
なので、日頃から快活に会話をしたり、自分の意見を明白に語ったりと活動的な態度を心掛けます。
会話のときは相手の目をちゃんと見るなど積極的な言動をすることにより、ターゲットにされ難くなり鬱陶しい態度を避けることに。
| 2.そのまま肯定し右から左に聞き流すという平和的なもの
鬱陶しい口ぶりを、肯定して受け流すということ。相手が皮肉などを言った際、そのまま肯定し右から左に聞き流すという平和的なもの。
軽い肯定で、そうですねと言ってみたり、相槌を適当に打ち、すぐさま側から離れるようにします。
ただ、こちらが皮肉で返したと覚られないよう、口調自体はさりげないものにすることが要ポイント。
| 3.人間関係が即座に冷え込む可能性、ギャンブル的なもの
本音で言い返すということ。鬱陶しい嫌味が手酷いようなら、本当の気持ちを言い返すことも取るべき対抗手段の一つ。
相手の言葉から受ける気持ちを、ずけずけと辛辣に物を言うというもの。
注意したいのは、高い効果があるこの対処法は、人間関係が即座に冷え込む可能性がある、ギャンブル的なものであるということです。
| 4.自覚がない人の場合、こちらから先に助言をしてあげる
助言をしてみるということ。前述に出た鬱陶しい自覚がない人の場合、こちらから先に助言をしてあげるというもの。
この手の人には謙遜が強く、社会的な常識もきちんと持ち合わせていて、規範意識が高い人も数多くいます。
なので、そんな人物が鬱陶しいことを口にしたときは、それを優しく伝えれば理解して貰えます。
| 5.配慮が欠けた言動がないか、自身を大局的に眺める気持ち
他の人の気持ちに配慮することを忘れないということ。自分自身の嫌らしく見える態度が、鬱陶しさを生じさせていることがあるというもの。
鬱陶しい側に問題があるのは当然ですが、他方で嫌味を言ったり皮肉が強過ぎたりする人には、それをを口にしたい心理があるのも事実です。
他者に対して感情への配慮が欠けた言動がないか、自身を大局的に眺める気持ちも考えておきます。
まとめ
誰しもおそらく一度や二度くらいはあるもの。鬱陶しい人の心理や特徴を把握する、こちらの自分を害さない対処法を紹介しました。その折には、ぜひお役立てください。
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