人それぞれに原因はあるものですが、人生には何もかも放り投げたくなるくらい苦しい時があるもの。
人間関係をはじめ金銭面や健康関連のことなど、幸せな人生を過ごすには不可欠な要素が一つでも上手くいかないと、人間は人生を辛く感じてしまいます。
問題が一つに発生すると、それ以外のことについての影響もあり、辛い出来事が休む間もなく続くという負のスパイラルに陥ることもあります。
なので、苦しい時に読む本などと言う書籍が出ていたり、更に苦しい時は私の背中を見なさいという、日本女子サッカー界を引っ張り続けた澤穂希さんの言葉などは有名。
一方、スピリチュアルな視点から考えれば、人生には必要な試練ともされ、乗り越えることで魂が人生の修行を達成するとされます。
ここでは、試練に立ち向かう、スピリチュアルな面も含んだ苦しい時の乗り越え方を紹介しています。
苦しい時こそ笑えという言い方もあるもの、知っておきたいその原因
| 1.やめる訳にもいかず、無理して頑張ってしまい問題が深刻
人間関係が辛いということ。職場や学校などパワハラやいじめを受けているようなケースも、人生を辛く感じ苦しむ人が多いもの。
会社や学校はその日の大半を過ごす所でもあり、人間関係が上手くいっていないときは、大きな悩みになりやすいことになります。
仕事や勉強は自らの生活を支える基本なのでやめる訳にもいかず、無理して頑張ってしまい問題が深刻に。
| 2.心の余裕まで失って、人生における幸福を感じられない
金銭面に原因があるということ。借金返済が逼迫していたり、懸命に働いても苦しい状況から抜け出せないときは、人生を辛く感じるもの。
特に、多額の借金を抱えているような場合では、これから来る将来の人生に大きな不安を抱くことに。
金銭面にゆとりない日常生活では、心の余裕まで失ってしまい、人生における幸福を感じられない状況になります。
| 3.夢が持てないケースでは、人生が辛いと感じ苦しい時が
将来に夢や希望が持てないということ。前向きに人間が生きていくために、年齢などに関係なく、未来の夢や希望があることが大事なもの。
何をしたらいいのか分からないで、夢が持てないというケースでは、人生が辛いと感じ苦しい時があります。
将来の希望が薄らいでいる場合の多くは、世の常識に縛られ過ぎていたり、自分と他人を比較することが原因に。
| 4.自身を無価値に感じたり、孤独を感じたりする原因になる
恋愛関係が上手くいかないということ。パートナーと上手くいかないで、恋愛で悩みを持っている時に、人生が苦しいと感じてしまうもの。
更に、好きな異性に振り向いて貰えなかったり、長期間に渡り恋愛とは無縁で悩んでいる人も珍しくありません。
この恋愛ができないという状況は、自身を無価値に感じたり、孤独を感じたりする原因になります。
| 5.生活や仕事上の面でも問題を抱えやすいので、苦しい時を
発達障害や病気で悩んでいるということ。人生が苦しい時の原因の一つとして、心や身体の病気や発達障害なども挙げられるもの。
病気は体調不良面からくる辛さだけではなく、長引けば経済的な面でもダメージを受けるので、悩みは深刻になりがち。
又、発達障害とされる人は、人間関係が上手くいかないことが多く、生活や仕事上の面でも問題を抱えやすいので、苦しい時を迎えることに。
発想を変えることも大切なこと、覚えておきたい苦しい時の過ごし方
| 1.体の隅々に酸素が行き渡るイメージを、感情が落ち着く
先ずは深呼吸をするということ。辛く苦しい時を迎えている場合、ネガティブな感情に押し潰され、呼吸が浅くなっているもの。
これは酸素が身体中に行き渡らない状況です。
人間の身体にとってもっとも大事なものは、水や食べ物より先ずは酸素という意見もあるほど。
しかも空気はこの世の中に無限と思われるほど存在し、いくら呼吸しても誰からも文句を言われません。
このことを認識し、静かな所で一人になりゆっくりと深呼吸をします。
呼吸に意識を集中、体の隅々に酸素が行き渡るイメージを持つと、感情が落ち着いてきます。
| 2.自身との信頼を醸成する行動はなく、ピンチをチャンスに
苦しいことは悪いことではないと、発想を転換するということ。苦しさという感情の真の姿とは一言でいえば、自らが自身の本音と向き合うためにあるもの。
自らに嘘を吐いてまで、本来の自分自身の生き方を忘れた場合、心の奥底にいるもう一人の自分からの伝達として、苦しい時を現実に訪れさせます。
しかし、現れる苦しみは悪玉ではなく疑いなく味方で、人間は苦しく思うからこそ、眼前で起こることに対応しようと行動することができます。
これは勇気を持つということに繋がり、これほど自分自身との信頼を醸成する行動はなく、ピンチをチャンスに変えることに。
| 3.選別しない、感情は誰一人欠けてはならない大事な家族
苦しい時や辛い時を含め、全ての感情を大事にするということ。人間の関心が持たれる感情は、その全てがなくてはならない大切なもの。
楽しいだけが素晴らしいというものではなく、感情は喜怒哀楽のみんな揃ってこそ、人間は心を持った存在として役割を果たします。
この感情を自分の子供達に例えると、この子は要らないや、この子は要るなどと選別しないよう、すべての感情は誰一人無くてはならない大事な家族。
なので、苦しいという感情も大切な子どもの一人と考えれば、自分自身にとって非常に大事なものということになります。
| 4.何度も何度も挑戦していると、潜在意識の領域に辿り着き
苦しさから分ることの恩恵を、最大限に自分のものとすること。苦しい時というのは、外面的な人間関係など環境から生じるものではないというもの。
必ず自らの内面にその苦しさに繋がる火種があり、それが目の前の現実世界へと飛び移って燃えている、そんな仕組みになっています。
なので、苦しい事や辛い事が起こったときは、原因を外の世界に向けるのではなく、自らの心の内面にある根本原因を探すようにします。
最初は分らないとしか出てこないものですが、何度も何度も挑戦していると、潜在意識の領域に辿り着き答えに出会えることに。
| 5.自らの内側を観察、新しい自分だけの価値観を築き上げる
新しい価値観を勝ち取り、この先の人生を豊かなものにするということ。昔の人たちは気合いや我慢など、頑張ることで社会を発展させて来たもの。
そんな社会背景の時代の成功体験が、現在でも正しい考え方として、今を生きる人たちに刷り込まれ続けています。
経済発展を頭打ちをした日本は、後進国とも言われ貧富の差は広がり、心を壊す人々で溢れる国ともなっています。
なので、これまでの価値観はもう必要なく、しっかり自らの内側を観察し、新しい自分だけの価値観を築き上げることがポイント。
苦しい時の神頼みということもある、スピリチュアルな面からの対処法
| 1.エネルギーを浴びる、苦しい時を乗り越える力が身に付く
早起きをするという対処法。太陽が顔を出す早朝の時間帯は、エネルギー吸収するのには最も適した頃合いとされるもの。
風水では卯の刻にあたり、卯は東を現わしている太陽が昇る方位で、どんどんと光が溢れます。
勢いよく日が昇るこの時間帯のエネルギーを浴びると、苦しい時を乗り越える力が身に付きます。
| 2.陽の力が強く、明るい光に溢れた部屋には良い気が充満
毎朝窓を開け、部屋に新しい気を招き入れるということ。スピリチュアルな面の風水では、好ましい気は外から入ってくるとされるもの。
窓を開けて新鮮な空気と伴に、新しい気を取り入れます。
朝日は無論のこと午前中の日差しは陽の力が強く、明るい光に溢れた部屋には良い気が充満。
こんな良い気に触れること自体が、苦しみを和らげプラス思考になることを手助けしてくれます。
| 3.鏡は邪気を跳ね返すとも呼ばれている、毎日きちんと見て
鏡に写して自らを見つめ直し、邪気を振り払うということ。鏡は自ら調子を測るバロメーターなので、短い時間でも鏡の中の自身を見つめる時間を作りたいもの。
チャームポイントをはじめ、肌の変化やコンプレックスなど、じっと観察することで外見と伴に心の中も見直すことができます。
また鏡は邪気を跳ね返すとも呼ばれているので、毎日きちんと見ていれば苦しい時を軽減できることに。
| 4.エネルギー源を沢山吸い上げた食べ物を、積極的に摂る
陽のパワーフードを摂り、元気を補給するということ。太陽には陽という、プラスとなるエネルギー源があるもの。
なので、太陽の光をいっぱいに浴び、エネルギー源を沢山吸い上げた食べ物を、積極的に摂ると元気がでます。
地上で育った赤くて色が濃い野菜やフルーツ、特に挙げればいちごやリンゴ、トマト、さくらんぼなど、苦しい時は積極的に摂取。
| 5.効率よく解毒するために、苦しい時はできる限り多く寝る
睡眠を充分にとるということ。睡眠は潜在意識を洗い清めクリーニングをする、人間にとり大切な時間というもの。
睡眠不足が続いた場合、身体が疲労するだけではなく、気持ちや心までもが元気を失います。
これは、さまざまな心の中にある感情が、消化不良を起こすからで、効率よく解毒するためにも、苦しい時はできる限り多く寝るようにします。
| 6.心のデトックスに繋がり、精神バランスを調整してくれる
怖い夢を見たときは、感謝するということ。苦しい時には、嫌な夢や怖い夢に出会うことが多いもの。
ただ夢はスピリチュアル的には心のデトックスに繋がり、精神バランスを調整してくれるありがたいものです。
怖い夢などを見た際は、現実に起きたかも知れないことが夢の中で終わり、ありがとうと心の中で感謝します。
自らを幸せにできるのは自分自身だけ、苦しい時に口にしたいその名言
| 1.永遠に続くことはなく何れどうでもいいことになるという
「何もかもが変化していく瞬間があります。これまで嘆いていたことが、突然どうでもいい事に思えてくるのです。」
これはアイルランドの女性作家のアイリス・マードックの言葉。苦しい時も何時かは変わるもの、永遠に続くことはなく何れどうでもいいことに。
| 2.どれほどゆっくりの歩みでも、進めば乗り越えられるもの
「止まることさえしなければ、どれほどゆっくりでも進めばよい。」
こちらは中国の思想家で儒家の始祖である孔子の言葉。苦しい時にあっても、どれほどゆっくりの歩みでも、進めば乗り越えられるというもの。
| 3.自分が方向を変えること、新しい道が得られるというもの
「山は西からでも東からでも登れる。自身が方向を転じれば、新しい道筋はいくらでも開ける。」
これは日本の実業家で発明家の松下幸之助の言葉。山頂に向かう最中の苦しい時には、自分が方向を変えることで、新しい道が得られるというもの。
まとめ
放り投げたくなる苦しい時があるもの。ここでは、試練に立ち向かう、スピリチュアルな面も含んだ苦しい時の乗り越え方を紹介しました。その機会には、ぜひお役立てください。
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