慌ただしい毎日の暮らしに追いかけられていると、人生の目的をじっくり考える時間もないもの。
もちろん人生の目的は幸せになることですが、考え違いしてしまいがちなのは、社会的地位の向上をはじめ、財産の蓄積や競争に勝利することなど。
ただ、こうしたことに固執してしまうのは、それ以外には何も知らないからということも言えます。
人生の目的を本などの例から学んでみると、実際には食べていくための仕事等とは一切関係ないことが分かります。
そこからわかる人生の本当の目的は、自らに誠実に生きること。そして、自分自身がいったい何ものなのかを知ること。
ここでは、生き甲斐と張り合いが将来の大いなるメリット、人生の目的の見つけ方を紹介しています。
生き甲斐と張り合いが将来の大いなるメリット、人生の目的の見つけ方
| 1.これはと思う一冊を選び、読み込んでみるのもいいかも
数多くの本を読むということ。沢山の本には自分自身が知らなかった知識や考え方など、尽きないほど詰まっているもの。
定番の歴史小説などで偉人の一生を知ることは、これからの自分自身の人生について考える切っ掛けにもなります。
また哲学書などは読み終えるまで困難を伴いますが、これはと思う一冊を選び読み込んでみるのもいいかも知れません。
自身がこれまで触れることがなかったジャンルでも、読んでみると強い興味を引くこともあり、人生の目的を探すことにも繋がります。
| 2.何故興味が湧いたのか、そんなことををじっくり考えて
興味があることに、片っ端から挑戦してみるということ。そもそも興味が湧くということは、何かしら自らがやってみたいと感じたというもの。
雑誌で見かけた応募してみようかという事柄など、フットワークを軽くして手当たり次第にチャレンジしてみます。
そうしておいて一旦時間をつくり、何故興味が湧いたのか、そんなことををじっくり考えてみます。
それが自分自身が積極的にしてみたいことや、人生の目的にしてみたいことを探すのに繋がることに。
| 3.理想像に到着するのに必要なことや、人生の目的なども
自分自身の理想像をイメージするということ。10年後の自分はどうなっているか、そんな質問にすぐに答えられる人は少ないもの。
今日のことはもちろん明日など、近くにある将来のことばかり考えていると、長い人生の目的まで思い浮かべるのは困難になります。
そんなときは、一旦一人っきりになれる時間を持ち、自分自身の理想像を具体的にイメージすることがポイント。
そうすれば、その理想像に到着するのに必要なことや、人生の目的なども自然に見えてくるようになるもの。
| 4.飾り気のない存在は、TVや雑誌の中で知るより強烈に
さまざまな人と出会い、人生に対する価値観や考え方を学ぶということ。十人十色と言われるようにそれぞれ違う考え方があるので、積極的に出会いを探します。
人生の目的をストレートに聞く必要はなく、気楽に会話するだけでも、その人物の価値観や物の考え方はある程度分かるもの。
自分が尊敬できる人の講演会を訪れるなどして、先ずは話だけでも聞いてみる方法がよりベター。
間近で話を聞くチャンスに恵まれると、目の前で話をしている飾り気のない存在は、TVや雑誌の中で知るより強烈なインパクトがあります。
| 5.自身の輪郭が明確になる、段々と人生の目的も見えてくる
夢をリストアップするということ。人生の目的探しというと、既製品のような物はなく、非常に時間が掛かってしまうもの。だったら、夢をリストアップしていく方が、遠回りに見えて実は近道。
数多く上げていくと似た願望が沢山でてくるので、自らがやりたいことが客観的に見えてきます。
やり方は簡単で、挑戦してみたいことや一度やってみたいことを、とにかく100個リストアップするだけ。
やりたいことが判り実現に向け行動を起こしていくと、自身の輪郭が明確になるので、段々と人生の目的も見えてきます。
人生の目的を持つことは就活にも繋がるもの、その詳しいメリット面
| 1.人生の目的があれば、困難な状況から逃げ出さず打ち勝つ
人生において強い原動力となるというメリット。人生は楽しいときばかりではなく、辛いときや苦しいときも多いもの。
そうしたことに出会った際、最後の頑張りができるのは人生の目的があればこそ。
苦労続きの両親に親孝行するためや、愛するわが子を幸せにするなど、各自に人生の目的があれば、困難な状況から逃げ出さず打ち勝とうと頑張れます。
| 2.無駄に迷走してしまうことがなくなる、大きな転換点も
人生に迷うことがなくなるというメリット。人生の目的や生きる為の目標などは、いわば生きていくための指針とも呼べるもの。
人生に関わる非常に大きな岐路に立たされたとき、どんな選択肢が最善なのか、どうすれば良いのか判らなくなる時もあります。
人生の目的が明確になっていると、大きな転換点に立たされた際、無駄に迷走してしまうことがなくなります。
人生の目的論など巷に溢れているもの、知っておきたい目的がない原因
| 1.身勝手極まりない部分が求める、人生の目的と思い違い
何もしないことを恐れるということ。現代の社会生活では静かにしているのは良しとされず、行動が求められるもの。
静かに振り返る時間を持たない人生は危険で、立ち止まって考えることをしなければ、自分の身勝手極まりない部分が求めるものを、人生の目的と思い違いしかねません。
自己中心的な独善的思考は、いずれ燃え尽きてしまいハッピーエンドは望めません。
| 2.最悪の部分が、人生の目的に対し多くを教えてくれる存在
自らの悪い部分を知りたくないということ。これは他人に見られたくないと感じている、いわば人格における恥部というもの。
失態をはじめ利己的な衝動や、自分自身に足りないところを他人に見られるくらいなら、逃げ出したくもなります。
こんな自らの最悪の部分こそが、人生の目的に対し多くを教えてくれる存在。逃げることは目的がない要因の一つ。
| 3.多くの人々に認めて貰うには、自分を否定し続けることも
外の世界から内面を見ながら生きているということ。社会的には幼少期の頃から、他人を見習って生きることを教えられ育つもの。
これは人間関係の中で自身の行動を決めるという癖になっていますが、人生の目的のような個人的なことに当て嵌めるには問題があります。
身近な信頼が厚い人には人生の目的も理解されますが、その他の多くの人々に認めて貰うには、自分を否定し続けることも多くなります。
| 4.非論理的とされる感情と、付き合っていくことが不可欠
潜在意識を軽視しているということ。直観をはじめ、感受性や衝動に感情などの潜在意識を軽視しているというもの。
人生の目的を発見するためには、非論理的とされる感情と付き合っていくことが不可欠で、答えがでないことに慣れなければいけません。
曖昧さに耐えて葛藤を良しとしなければならず、後はただ深く感じることが大事になります。
| 5.印を付けていく作業に、似ていることなのかも知れません
履歴を探しているということ。社会的な成功は、チェックボックスに印を付けていく作業に、似ていることなのかも知れません。
チェック項目は学校の卒業や結婚だったり、子どもを持つことや安定した職業を定年まで勤め上げるなど。
こうしたことを順にこなしていくと、立ち止まり自らの幸せを確認することもできません。内なる声に耳を傾け、人生の目的を探ることも同様にできないことに。
まとめ
食べていくための仕事等とは関係ない。ここでは、生き甲斐と張り合いが将来の大いなるメリット、人生の目的の見つけ方を紹介しました。その機会には、ぜひお役立てください。
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