ルーターのセキュリティ強化が大事になる、留意しておきたいその対策



日常の生活を過ごす中で、ルーターのセキュリティ強化を考えることがあるもの。ネットワークカメラをはじめ、スマートTVやスマートスピーカーなどを使う機会も多くあります。

そうしたいわゆるスマート家電が普及していますが、家庭内ではWi-Fiルーターに複数機器が接続されていることも普通にあります。

もちろんルーターにはセキュリティ機能も付いていますが、セキュリティ対策を頑強にしておかなければ、サイバー攻撃にに会う危険性が高くなるということにもなりかねません。

wifiルーターは多数の機器をインターネット接続できる反面、セキュリティ対策はネットワークを安全に利用する上で必須ともなります。

ここでは、ルーターのセキュリティ強化が大事になる、留意しておきたいその対策を紹介しています。

 

 

 


ルーターのセキュリティ強化が大事になる、留意しておきたいその対策


 

| 1.SSIDとパスワード(暗号化キー)が必要になるもの

Wi-Fi接続時のパスワード(暗号化キー)は必ず変更するということ。Wi-Fiに接続するためには、SSIDとパスワード(暗号化キー)が必要になるもの。

通常はWi-Fiルータに同梱の取扱説明書に記載されていますが、暗号化キーとSSIDが初期設定の場合、万が一に備えて必ず変更するようにします。

外部から推測されにくいように英大文字や小文字に数字や記号など、混在させたものが良い、留意しておきたいその対策の一つ。

 

| 2.変更する際は、ブラウザから管理画面へとログインする

Wi-Fiルータの管理画面に入るID(ユーザ名)とパスワードを必ず変更するということ。Wi-Fiルーターの設定を変更する際は、ブラウザから管理画面へとログインするもの。

このとき上記のSSIDや暗号化キーとは別途ID(ユーザ名)とパスワードが必要ですが、初期設定のものは非常に簡単なものも多く、メーカー公式サイトで公開されている時もあります。

初期状態で決して使わず、Wi-Fiルーターの管理画面にアクセスし、第三者に推測されにくいものに変更しておくのも、留意しておきたいその対策の一つ。

 

| 3.ソフトウェアが、ファームウェアとして組み込まれている

Wi-Fiルーターのファームウェアを更新するということ。Wi-Fiルータでは、基本的動作をするためのソフトウェアが、ファームウェアとして組み込まれているというもの。

定期的にファームウェアは更新されていて、安定性の向上やプログラムの脆弱性の修正などが行われているので、更新プログラムが公開されたらアップデートするようにします。

脆弱性を残したままで使かっている場合、セキュリティ上のリスクが大きく、新製品の買い換えを検討するのも、留意しておきたいその対策の一つ。

 

| 4.接続して、暗号化をしてから通信しているというものです

通信の認証方式にWEPを使わないということ。通常の場合Wi-Fiでは、機器同士の認証を行い接続して、暗号化をしてから通信しているというもの。

Wi-Fiルーターの主な認証方式はWEPにWPAとWPA2やWPA3の4つがあり、暗号化方式はWEP方式にTKIP方式やAES方式などがあります。

このうちWEPは古い方式のため、解読ツールを使えば短時間でパスワードが破れるので、Wi-Fi接続時はより強力なWPA2やWPA3を選択するのが、留意しておきたいその対策の一つ。

 

| 5.定期的に自分以外が接続していないか確認するというもの

接続している機器を把握しておくということ。Wi-Fiルーターには、接続を試みた機器を記録しておくログ機能があり、定期的に自分以外が接続していないか確認するというもの。

不審な接続が見つかった際は、パスワード(暗号化キー)とSSIDを変更して他の接続を防ぐのも、留意しておきたいその対策の一つ。

またインターネット接続の機器には、固有番号のMACアドレスが割り当てられていて、自分が使っている機器のMACアドレスを登録することにより、それ以外の機器の接続を遮断できます。

 

 

 


ルータはセキュリティ対策が重要になる、注意しておきたいそのリスク


 

| 1.ただ乗りやなりすましの被害にあう可能性があるという

ただ乗りやなりすましということ。インターネット接続を身勝手に利用される、ただ乗りやなりすましの被害にあう可能性があるというもの。

通信量について定額制契約なら金銭的な被害はないかも知れませんが、本来の想定を超える量の機器が接続されれば、自分の通信が遅くなる可能性もあります。

更に、第三者に対する脅迫や嫌がらせのため、ユーザー回線を使用したなりすましが行われることもあり得ます。

 

| 2.思っていても、偽サイトに誘導される被害があるという

ネット接続(DNS)設定の書き換えということ。インターネットの接続(DNS)設定を変更され、正規サイトにアクセスしたと思っていても、偽サイトに誘導される被害があるというもの。

こうした偽サイトでは、個人情報を盗み取られたり、ウイルス等の不正プログラムに感染する危険性があります。

 

| 3.防犯カメラなど、機器を遠隔操作で悪用されるというもの

他へのサイバー攻撃の踏み台にされるということ。パソコンだったりスマホだけでなく、スマート家電や防犯カメラなど、機器を遠隔操作で悪用されるというもの。

具体的には、Wi-Fiルーターから複数の機器を乗っ取って、一斉に企業や政府機関に向かって意図的な大規模アクセスを仕掛けて、サービスを停止させるDDoS攻撃が確認されています。

 

 

 


ルータはセキュリティ設定も大事になる、知っておきたいその周波数


Wi-Fiに使用されている通信規格は、5GHz帯と2.4GHz帯の2段階の周波数の帯域に区別されるというもの。

5GHz帯には11acと11aがあり、2.4GHz帯には11gと11bがあり、この4つの規格と両方の周波数帯で使える11axと11nが他にあります。

Wi-Fiの通信では、主にこの6つの通信規格が利用されていますが、規格ごとにそれぞれの特性が違っています。

なので、Wi-Fiルーターを使用する際は、その違いを知ることにより、家庭内でスムーズに通信ができるように考えていきます。

 

| 1.非常に多くあり、ほとんどのWi-Fi機器を接続できる

2.4GHz帯の特性ということ。2.4GHz帯は対応機器が非常に多くあり、ほとんどのWi-Fi機器を接続できるというもの。

更に、障害物にも強いので、壁や扉などを通して電波が届きやすく、Wi-Fiが途切れることがありません。

但し、同じ周波数帯を使用する機器も多いので、5GHz帯に比較して速度が遅くなる場合もあります。

 

| 2.電波干渉も希薄で安定した通信が可能となっているという

5GHz帯の特性ということ。5GHz帯は対応している機器も少ないので、電波干渉も希薄で安定した通信が可能となっているというもの。

更に5GHz帯は通信速度も速いのて゛、動画の再生だったり規模の大きなファイルの転送なども快適です。

但し、障害物に弱いところがあり、壁や家具などで電波が遮られた場合、2.4GHz帯に比べると繋がり難い時があるということにもなりかねません。

 

 

 

まとめ

安全に利用する上で必須ともなります。ここでは、ルーターのセキュリティ強化が大事になる、留意しておきたいその対策を紹介しました。その機会には、ぜひお役立てください。

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