日常生活を送る中で、闇バイトの特徴を掴んで回避したいと考えることもあるもの。それは特殊詐欺との言い方もあるように、闇バイト自体が犯罪に加担する行為です。
闇バイトは具体的な仕事内容など明確に提示せず、高額な報酬と引き換えということで、違法な犯罪実行者を募集するサイトを指します。
SNSやインターネットの掲示板経由で、簡単に応募できてしまうので、知らない間に犯罪の加害者となることにもなりかねません。
犯罪行為であると内容を知らなかったとしても、知らない間に加担してしまうことになり、請け負ってしまえば加害者となりかねません。
なので、闇バイトの報酬がいくら高額であったとしても注意を怠らないようにすることが重要です。
ここでは、闇バイトの特徴を掴んで回避したいもの、明確に見分けていく対処策を紹介しています。
闇バイトの特徴を掴んで回避したいもの、明確に見分けていく対処策
| 1.日給や時給を、大幅に上回る報酬が示されているという
報酬が異常に高く設定されているといったこと。闇バイトの特徴で代表的パターンとなるのが、一般的な職種の日給や時給を、大幅に上回る報酬が示されているというもの。
高額設定されているような報酬の裏側には、違法な業務や倫理的に反する行為もある、明確に見分けていく対処策の一つ。
簡単に高収入を得られる仕事は世間にはないので、魅力的な誘いには引き込まれないよう、応募するかを迷う求人情報の報酬が高過ぎないかチェックします。
| 2.仕事内容が曖昧であったり、または全く提示されていないと
仕事内容が明確に提示されていないといったこと。闇バイトの特徴で多く見られるのが、仕事内容が曖昧であったり、または全く提示されていないというもの。
一般的なバイトの求人情報には、具体的な仕事の内容が要項に記載されていることを振り返るのも、明確に見分けていく対処策の一つ。
闇バイトの募集の情報は、荷物を運ぶだけとか受け取るだけなどのほか、電話をかけるだけなど、非常に曖昧な内容しか掲載されていないことが多くあります。
求人の情報に具体的な仕事が提示されておらず、掲載元へ問い合わせても濁される時は、闇バイトの確率が高くなります。
| 3.必要に応じ面接をして採用されるのが一般的というもの
連絡方法がSNSに限定されているといったこと。正規のバイトの募集では、応募後の連絡は電話やメールを使って、必要に応じ面接をして採用されるのが一般的というもの。
一方で闇バイトのケースを見れば、SNSを通じた連絡法に限定されていることがある、明確に見分けていく対処策の一つ。
匿名性が高いSNSを用いることによって、犯行組織は正体を覆い隠しやすくなり、アカウントやメッセージ削除も簡単に行うことができます。
| 4.女性のみとか男性のみのように、性別限定の記載がある
応募への性別が限定されているといったこと。闇バイトで案外見られるのが、求人の応募条件で女性のみとか男性のみのように、性別限定の記載があるというもの。
男女雇用機会均等法に基づけば、募集や採用の段階で男女を別に排除することは違法で、一般的な求人広告でならそれに従って求人情報を掲載しています。
結果として、応募条件が不自然に限定されている時は、法律に従わない不当求人広告の可能性も高い、明確に見分けていく対処策の一つ。
| 5.募集情報の中には、闇バイトの隠語が混じっていることが
闇バイトの隠語が求人広告に載っているといったこと。SNSをはじめコミュニティサイトやネット掲示板など、掲載されている募集情報の中には、闇バイトの隠語が混じっていることがあるもの。
「受け」は現金およびキャッシュカードを受け取る「受け子」の隠語で、「出し」はカードを遣って現金を引き出す「出し子」の隠語、「叩き」は店舗や自宅に押し入って財産を奪う「強盗」の隠語など。
こうした言葉が求人に記載されていたり、ハッシュタグなどに含まれている時は、闇バイトの募集情報が疑われ絶対に応募はしないのが、明確に見分けていく対処策の一つ。
更に、お金が欲しいといった軽い気持ちで、求人内容を良く見ることもなく応募をしたら闇バイトだった時は、すぐに警察に相談をするようにします。
闇バイトの報酬はいくらが気になるもの、覚えておきたいその種類など
| 1.「かけ子」と「受け子」に「出し子」、そんな3つの役割
特殊詐欺の実行犯といったこと。架空料金請求詐欺やオレオレ詐欺など、特殊詐欺の実行犯では「かけ子」と「受け子」に「出し子」、そんな3つの役割を分担しているというもの。
かけ子は振り込め詐欺で、被害者に電話をかけ騙す役で、受け子は接触し現金やキャッシュカードを受け取る役回り、出し子は騙し取ったキャッシュカードを使って現金を引き出す役です。
闇バイトでは募集の表現を曖昧に誤魔化して、配達の仕事やコールセンターの如く見せかけている求人広告があります。
| 2.他人名義の銀行の通帳やキャッシュカードを売買すると
口座の売買といったこと。口座売買は自らの口座のほか、他人名義の銀行の通帳やキャッシュカードを売買するといったもの。
口座売買は犯罪ともなりますが、SNS等では高額で取引をされていて、例え自らの口座でも販売してしまえば、闇バイトの犯罪に流用されることに繋がりかねません。
こういった口座の売買が発覚したケースでは、自分自身が持っている全ての口座が凍結となることにもなりかねません。
| 3.行為をした上で、財産を奪う行為は押し込み強盗と言う
押し込み強盗といったこと。自宅はもちろんのこと店舗などへ押し入って、脅迫や暴力などの行為をした上で、財産を奪う行為は押し込み強盗と言うもの。
「叩き」とも呼ばれる隠語でも表されるように、特定の場所に押し入り無理矢理に侵入して行うのは犯罪そのものです。
最近は高性能防犯カメラが普及しているので身元も判明しやすく、捨て駒となって闇バイトの実行犯だけが逮捕されて、主犯格は逃げ遂せるケースも増えています。
闇バイトは報酬なしも良くあり得るもの、注意しておきたいその原因面
| 1.情報は非常に拡散されていて、警戒しなければいけない
SNSやネット掲示板といったこと。普段の日常生活で使っているSNSやネット掲示板など、闇バイト情報は非常に拡散されていて、警戒しなければいけないというもの。
世間には匿名性が高いSNSやネット掲示板が数多く存在していて、それが闇バイトに誘い込むフロントとして利用されています。
どれほど世界的に有名なSNSやネット掲示板であっても、魅力的な上手い話を信頼してはいけません。
| 2.周りにいる友人や知人から紹介されることも稀にあると
友人や知人からの紹介といったこと。闇バイトは自分自身で探さなくても、周りにいる友人や知人から紹介されることも稀にあるというもの。
なので、友人だったり先輩などから、美味しい仕事があるとか簡単に稼げるなど、バイトの勧誘があった時は警戒することが必要です。
普段から仲良くしている人物の紹介だからと、全てが信頼できる訳でなく、その友人や知人が騙されていることも良くあります。
| 3.数多くの闇バイト情報がやり取りされている状況という
闇バイトの専用サイトといったこと。闇バイト等で検索すれば表れる専用の求人サイトでは、数多くの闇バイト情報がやり取りされている状況というもの。
これは闇サイトとも言われ、犯罪に加担する危険性が非常に高い仕事が掲載されているので、閲覧しないように心掛けます。
金銭的に困っている状況下では魅力的に映る条件のバイトでも、強盗や詐欺などの犯罪行為の可能性があります。
まとめ
闇バイト自体が犯罪に加担する行為です。ここでは、闇バイトの特徴を掴んで回避したいもの、明確に見分けていく対処策を紹介しました。その折には、ぜひお役立てください。
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