ロマンス詐欺に引っかかる人もいるもの、見極めて被害を避ける対処策



日常の生活を過ごす中で、ロマンス詐欺に引っかかる人もいるもの。特殊詐欺は20年ほど前から確認をされていましたが、オレオレ詐欺が他を圧倒していました。

ロマンス詐欺とも呼ばれる国際ロマンス詐欺は、被害額が全体の1割にも届かないほど存在感が薄い詐欺行為でした。

但し、近年は消費者センターに対して、国際ロマンス詐欺に引っかかる人の相談件数が急激に増えています。

これはロマンス詐欺行為を行う犯罪者が増えたのも原因の一つで、海外では未成年を含んだ若い世代がグループで行っている事例も確認されています。

高額な機材をはじめ、騙すための高度なテクニックも必要なく、スマートフォンだけでも行えるからかも知れません。

ここでは、ロマンス詐欺に引っかかる人もいるもの、見極めて被害を避ける対処策を紹介しています。

 

 

 


ロマンス詐欺に引っかかる人もいるもの、見極めて被害を避ける対処策


 

| 1.ロマンス詐欺は展開が異常に早い傾向にあるというもの

異常に恋愛感情展開が早いといったこと。本来、恋愛は段々と互いの距離を縮めていくものですが、ロマンス詐欺は展開が異常に早い傾向にあるというもの。

ほんの数日連絡を取り合っただけなのに、愛しているとか魅力的と言ってくるなど、好意を持つまでの期間が異常に短いところが見られます。

どれほど運命的な出会いかを演出し、心を詐欺師が掴もうと試みているか理解するのも、見極めて被害を避ける対処策の一つ。

 

| 2.基本的に虚偽プロフィールを作成しているのが普通という

プロフィールに矛盾が生まれるといったこと。ロマンス詐欺をしているような人間は、基本的に虚偽プロフィールを作成しているのが普通というもの。

こういったプロフィールは、偽の写真をはじめとして生活環境や仕事に家族構成などが含まれ、多くの人から見ても魅力溢れる内容になっています。

但し、詐欺師との連絡だったりやり取りを続けるうちに、語られる内容とプロフィールの間に矛盾が生まれることは頻繁にあります。

相手を注意深く観察し的確な質問をすることで、プロフィールの矛盾を察知できる、見極めて被害を避ける対処策の一つ。

 

| 3.ポイントともなるのが、最終的な目的が金銭面の要求に

金銭を要求されるといったこと。ロマンス詐欺の見分け方をする際に大事なポイントともなるのが、最終的な目的が金銭面の要求にあるというもの。

急激な恋愛感情に発展した後、まだ一度も会っていないにも関わらず金銭要求してくる時は、ロマンス詐欺の可能性が一段階高くなります。

例を上げると、引っ越し費用を支払って欲しいなどのほか、2人の将来のための投資費用など、金銭要求は詐欺の事実を明確に見分けられる、見極めて被害を避ける対処策の一つ。

はじめは少額の要求が多くて支払ってもと思いがちですが、現実の恋愛関係では深くもないのに金銭を要求することなどあり得ません。

 

| 4.日本に関心だったり興味を持つ、そんな外国人といった

メッセージの文面が奇妙といったこと。ロマンス詐欺の近年のケースでは、多くの相手が日本に関心だったり興味を持つ、そんな外国人といった設定も多いもの。

但し、実際に日本に対する知識すらない場合がほとんどで、送信してくるメッセージを見れば、翻訳アプリを使用した不自然な日本語が散見されます。

実際問題として、メッセージ内容だけで国際ロマンス詐欺の断定は困難ですが、少しでも違和感が起これば積極的なコンタクトは避けるのが、見極めて被害を避ける対処策の一つ。

 

| 5.詐欺師は色々な弁解をして直接会うことを回避するという

実際に会うことは皆無といったこと。ロマンス詐欺は引っかかる人と実際に会うことは基本的にはなく、詐欺師は色々な弁解をして直接会うことを回避するというもの。

突然の健康上の理由とか家族に問題が起こったなど、突発的かつ信じられるような言い訳を設けては、対面の約束などをしても破ります。

ロマンス詐欺師は物理的な距離を保つことによって、己自身の正体を隠し続けていくのも、見極めて被害を避ける対処策の一つ。

 

 

 


ロマンス詐欺の被害者には傾向がある、注意しておきたいその心理状態


 

| 1.思い込んでしまえば、相手を疑うこと自体が難しくなる

一旦信頼を置いた相手を疑いたくないといった心理状態。この人は信頼できると一旦思い込んでしまえば、相手を疑うこと自体が難しくなるというもの。

己が信用した相手に向かって不信感を抱くことは、己自身の判断が見当違いと認めることになり、メンタル的にも大きな負担になりかねません。

好き好んで苦しい判断をする人間は非常に稀で、都合の悪い事実には目をつぶり、根拠もない思い込みから不安感を心の底に閉じ込めます。

 

| 2.魅力的な容姿の人物から、メッセージが送られてくるのが

恋愛関係を壊したくないといった心理状態。普段の日常生活で目にすることなどない、そういった魅力的な容姿の人物から、メッセージが送られてくるのがロマンス詐欺というもの。

魅力的な異性との交際を考えるのはある意味当然というもので、そんな相手と恋人関係になれれば良いとは普通の人間が思います。

恋心が冷静な判断力を奪ってしまったケースでは、どんな代償を支払ってでも相手との恋愛関係を続けたいと考えます。

 

| 3.出会いに比べて、親近感や好感度を抱きやすいと言われて

ネット上では親近感を覚えやすいといった心理状態。ネット上での出会いはストレートな出会いに比べて、親近感や好感度を抱きやすいと言われているもの。

写真だったりプロフィールの文章等の極めて限られた情報で相手を判断するので、ネガティブな印象はそれほど受け難いところがあります。

最近はAIが膨大なデータベースの中から標的のタイプに似合った、そんな写真だったり文章を提案してくれ、一層簡単に第一印象を良く見せかけることができます。

 

 

 


ロマンス詐欺に引っかかってみた人もいる、覚えておきたいその特徴面


 

| 1.親しい友人が周囲にいず、日々孤独に苛まれているという

日々孤独を感じているといったこと。ロマンス詐欺に引っかかりやすい人に見られるのが、家族だったり親しい友人が周囲にいず、日々孤独に苛まれているというもの。

他人との繋がりを求めながらも人付き合いが苦手で、思うような良好な人間関係を構築できない人にとって、ロマンス詐欺は欲しいものを提供してくれる相手と感じます。

恋愛感情を抱くようなことはなくても、相手とのメッセージのやり取りに依存し、最終的に言いなりになってしまう危険性は否定できません。

 

| 2.誤りを認められない人は、そう簡単には引き返せないと

誤りを認められないといったこと。途中で詐欺かも知れない感じを受けても、己自身の誤りを認められない人は、そう簡単には引き返せないというもの。

知人などにロマンス詐欺の疑惑があるので、連絡を取るのを止める方がと忠告されても、まず耳を傾けることはありません。

 

| 3.善良な人は、ロマンス詐欺とは相性自体が非常に悪いと

性格が良てく善良といったこと。詐欺全般に関して言えることですが、性格が良くて善良な人は、ロマンス詐欺とは相性自体が非常に悪いというもの。

ロマンス詐欺の犯人は善良な人を装うので、己自身に似たタイプと誤解することが多く、相手に対してシンパシーを感じることに繋がりかねません。

こういう状況に陥れば、ロマンス詐欺の手口を指摘されても、詐欺のサインなど察知することは不可能です。

 

 

 

まとめ

引っかかる人の相談の件数が急激に増。ここでは、ロマンス詐欺に引っかかる人もいるもの、見極めて被害を避ける対処策を紹介しました。その折には、ぜひお役立てください。

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