ルーターのセキュリティ対策は必須にも、先々に向けて用心しておく術



日常生活を送る中で、ルーターのセキュリティ対策が必要になるもの。最近ではスマート家電などの普及もあり、家庭内にWi-Fiルータがあることが一般的です。

但し、脆弱性のある状態でWi-Fiルーターを使用していれば、接続している機器が不正に遠隔操作をされることにもなりかねません。

あるルーターの調査では、工場出荷段階の脆弱なパスワード利用が検知された世帯は、1割を越えたという報告もあります。

ルーターのセキュリティの種類は多々ありますが、プライバシー侵害だったり個人情報の漏えいなどの被害を遇わないようにしなくてはいけません。

なので、ルーターのセキュリティ強化は必要条件ということにもなります。

ここでは、ルーターのセキュリティ対策は必須にも、先々に向けて用心しておく術を紹介しています。

 

 

 


ルーターのセキュリティ対策は必須にも、先々に向けて用心しておく術


 

| 1.SSIDだったりパスワード(暗号化キー)が必要となる

Wi-Fiルーター接続時のパスワードは必ず変更するといったこと。Wi-Fiルーターに接続するためには、SSIDだったりパスワード(暗号化キー)が必要となるもの。

通常はWi-Fiルーターに同梱の取扱説明書に記されていますが、暗号化キーとSSIDとが初期設定のケースでは、万が一に備え必ず変更するよう心掛けます。

外部からは推測され難いよう英大文字や小文字に加えて数字や記号など、混在させた方が安全な、先々に向けて用心しておく術の一つ。

 

| 2.ブラウザから管理画面に向かってログインをするものです

ルーターの管理画面へのIDとパスワードは必ず変更するといったこと。Wi-Fiルーターの設定を変更する時には、ブラウザから管理画面に向かってログインをするもの。

このとき前出のSSIDや暗号化キーとは別のIDとパスワードが必要ですが、初期設定になっているものは非常に簡単なものが多く、メーカーの公式サイト上で公開されている場合もあります。

初期状態では決して使用しないようにし、ルーターの管理画面にアクセスの後、第三者に推測され難いよう設定変更しておくのも、先々に向けて用心しておく術の一つ。

 

| 3.ソフトウェアとして、ファームウェアが組み込まれている

ルーターのファームウェアを更新するといったこと。Wi-Fiルーターでは、基本的な動作を行うためのソフトウェアとして、ファームウェアが組み込まれているというもの。

ファームウェアは定期的に更新されていて、安定性向上やプログラムの脆弱性の修正等が行われているので、更新プログラムが公開されたらすぐにアップデートするよう心掛けます。

脆弱性を残した状態で使用しているケースでは、セキュリティ上のリスクも大きく、新製品へと買い替えを検討するのも、先々に向けて用心しておく術の一つ。

 

| 4.機器同士の認証を行って接続し、暗号化をした後で通信

通信の認証方式にWEPは使用しないといったこと。通常のWi-Fiでは、機器同士の認証を行って接続し、暗号化をした後で通信しているというもの。

Wi-Fiルーターの主な認証方式はWEPをはじめWPAにWPA2やWPA3の4段階があり、暗号化方式としてはWEP方式にTKIP方式やAES方式等があります。

このうちWEPは古い方式なので、解読ツールを使用して短時間でパスワードが破れ、Wi-Fiの接続時は一層強力なWPA2やWPA3を選ぶのが、先々に向けて用心しておく術の一つ。

 

| 5.定期的に自分以外の接続がないか確認するというものです

接続をしている機器を掴んでおくといったこと。ルーターには接続を試みた機器を記録に残しておくログ機能があり、定期的に自分以外の接続がないか確認するというもの。

不審な接続が見つかった時には、パスワードとSSIDを変更しほかの接続を防ぐのも、先々に向けて用心しておく術の一つ。

更にインターネット接続の機器は、固有番号のMACアドレスも割り振られていて、己自身が使用している機器のMACアドレスを登録することで、それ以外の機器の接続は遮断できます。

 

 

 


ルーターにはセキュリティタイプがあるもの、覚えておきたいリスク


 

| 1.なりすましやただ乗りの被害に遭う可能性もあるという

なりすましやただ乗りといったこと。己自身のインターネット接続を勝手に利用される、なりすましやただ乗りの被害に遭う可能性もあるというもの。

通信量については定額制契約なら金銭被害はないかも知れませんが、本来の想定を超えた量の機器が接続されれば、己自身の通信が遅くなる可能性があります。

更に、第三者に対しての脅迫だったり嫌がらせのため、ユーザー回線を勝手に使用したなりすましなどが行われることもあり得ます。

 

| 2.アクセスしたと思っても、偽サイトへと誘導される被害が

ネット接続のDNS設定の書き換えといったこと。インターネットの接続のDNS設定を変更された場合、正規サイトへアクセスしたと思っても、偽サイトへと誘導される被害があるというもの。

こういった偽サイトでは、個人情報を盗み取られたりするほか、ウイルスなどの不正プログラムへと感染するリスクがあります。

 

| 3.防犯カメラなど、遠隔操作で機器を悪用されるというもの

他へのサイバー攻撃のステップにされるといったこと。パソコンやスマホだけではなく、スマート家電だったり防犯カメラなど、遠隔操作で機器を悪用されるというもの。

具体的に言えば、複数の機器をWi-Fiルーターから乗っ取り、一斉に企業や政府機関に対して意図的大規模アクセスを仕掛け、サービスを停止させるDDoS攻撃などが確認されています。

 

 

 


ルーターにはセキュリティの種類がある、注意ておきたいその周波数


 

Wi-Fiルーターに使われている通信規格は、5GHz帯と2.4GHz帯の2通りの周波数帯域に区別されるというもの。

5GHz帯には11acと11aがあって、2.4GHz帯は11gと11bがあり、この4つの規格と両方の周波数帯で使用できる11axと11nが他にあります。

Wi-Fiルーターの通信では、主にこの6つの通信規格が使われていますが、規格ごとにそれぞれの特性が異なっています。

結果として、Wi-Fiルーターを使う時には、その違いを理解することにより、スムーズな通信ができるよう考えることが大切です。

 

| 1.数多くあり、ほとんどのWi-Fi機器が接続可能という

2.4GHz帯の特性といったこと。2.4GHz帯は対応機器が数多くあり、ほとんどのWi-Fi機器が接続可能というもの。

更に、障害物にも非常に強いので、壁や扉などを通しても電波は届きやすく、Wi-Fiが途切れるようなことがありません。

但し、同じ周波数帯を使っている機器も多いので、5GHz帯に比べると速度が遅くなることもあります。

 

| 2.電波干渉も希薄なので安定した通信が可能になっている

5GHz帯の特性といったこと。5GHz帯は対応している機器が少なく、電波干渉も希薄なので安定した通信が可能になっているというもの。

更に5GHz帯は通信速度も非常に速いのて゛、動画の再生や規模の大きなファイルなどの転送も快適です。

但し、障害物には弱い部分があり、壁だったり家具などで電波が遮られた時は、2.4GHz帯に比較すると繋がり難い時がある面も見られます。

 

 

 

まとめ

Wi-Fiルータがあることが一般的。ここでは、ルーターのセキュリティ対策は必須にも、先々に向けて用心しておく術を紹介しました。その機会には、ぜひお役立てください。

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