ネガティブな印象を受けるのは当然かも、意味を知り雑念を払う方法



普段の生活のなかで、様々な雑念に惑わされることもあるもの。色々なことが頭に思い浮び、仕事や勉強に向けて意識を集中できない、そんな体験が誰にでもあります。

明日はどうしようかと言うような他愛もない雑念もあれば、深く悩んでいることや心配事などに心の中を乱されることも。

こんな雑念の原因はそれこそ星の数ほどありますが、今この時に集中できているとパフォーマンスも高くなる上、気分良く作業に取り組むことができます。

特に多忙な現代において、限られた時間内で勉強や仕事をこなしていくには、できる限り雑念を払うことが求められます。人間は瑣末なことで頭を雑念にとらわれる生き物で、仏教には5大欲と呼ばれるものもあり戒めのうちに。

ここでは、ネガティブな印象を受けるのは当然かも、意味を知り雑念を払う方法を紹介しています。

 

 

 


ネガティブな印象を受けるのは当然かも、意味を知り雑念を払う方法


 

脳科学の分野から言えば、人間が雑念に眩惑されやすいのは、生命を維持するという観点からは極めて自然というもの。なので生命としての行動は、危険の発生に準備するよう、常に付近に意識を向けているのが普通とされます。

この理由から、人間は100%の純度を持って物事に没頭するのは困難で、雑念に手足を縛られやすい動物ということができます。意識して雑念を払う方法を見てみましょう。

 

| 1.外に向け明確に言葉に、雑念が減り精神な疲労も和らぐ

やるべきことをリストアップするという方法。スマホのメモ機能を使ったり、紙に書き出してみたりというもの。人間は言語化をすると、それらを記憶するため使用していた脳活動量が解放され、目前の物事に集中しやすくなります。

例を挙げると、今日買って帰るものがあれば、思考の何割かがその物に向けられ雑念となり、勉強や仕事に対する集中を邪魔することに。ほかにも心配事や不安リストなどを外に向け明確に言葉にすると、雑念が減り精神な疲労も和らぎます。

 

| 2.マインドフルネスは脳科学の分野からも研究され成果を

マインドフルネス(瞑想)という方法。この瞬間に傾注し雑念を捨て去る手段として、注目されているのがマインドフルネスというもの。

人間は過去の後悔をはじめ将来への不安といった、雑念に引き寄せられ心が散漫になっている状態だと、精神的ストレスを溜め込むことに繋がります。近年は脳科学の分野からも研究され成果をあげています。マインドフルネスのやり方は以下の通り。

  背筋を伸ばし椅子に深く腰かける
②  薄く目を開け、斜め下方を見つめる
  特にコントロールせず、自らが一番楽に感じるペースで呼吸する
  息を吸った際、腹部や胸部が膨らむ感触に意識を向け、胸の内で膨らみを数度唱える
  息を吐いた際、腹部や胸部が縮む感触を感じがら、縮みを胸の内で数度唱える
もし雑念が思い浮かんできた際は、心中で雑念これから立ち戻りますと唱え、再び呼吸に意識を集中します

このマインドフルネスを行う目安としては1日10分ほどですが、慣れてきたら時間を延長して取り組むようにします。なかなか呼吸に専心できない場合でも、焦らずにゆったりとした気持ちで取り組むことがポイント。

 

| 3.フロー状態になれば疲れることなく、短時間で高い生産性

 

時間を忘れ没頭して作業にのめり込むような心理で、スポーツ界ではゾーンとも呼ばれる超集中状態です。心理学者のミハイ・チクセントミハイ氏が1970年代に提唱した概念。

フロー状態になれば疲れることなく、短時間で高い生産性が出せ、最近ではスポーツ界だけでなくビジネス界でも注目を集めています。フロー状態の中に入る手段は、以下の4ステップ。

ステップ①感情を強く揺さぶる

これから取り組むことに対する胸躍らせる感覚や、目標達成に向けた熱意、こんな仕事は嫌だという怒りなど、感情が動けばいいことに。内容がどうでも、脳内では感情が大きく揺れ動いたと認識し、集中力のスイッチが入る切っ掛けになります。

ステップ②リラックスするということ

感情を昂らせた後はうって変わって、ただちにリラックスすることを心掛けます。ゆっくりと呼吸したり、お茶を飲んだり、癒やし動画を見るなど自分に合った方法でOK。

フロー状態となるには、適度なストレスが掛かっていながらリラックスしている状態が理想で、ステップ①②により両立した状態を意識的に作ります。

ステップ③少し上の目標を立てるということ

ステップ①②でマインドセットをした後はステップ③となって、この先に取りかかる作業目標を立てます。

注意したいのは、作業が単純にタスクをこなすような目標だと、モチベーションには繋がりにくいというもの。なので自分自身ができる、少し上レベルを目標設定するのが重要。

ステップ④ルーティンを作業に入る直前に行なうということ。

仕事や勉強前の日課を行なうことが大切で、儀式のようにいつも同じ動作をし、環境を整え自らの心構えをすることが集中力アップのポイント。

デスク周りを掃除したり、パソコンを開く前には深呼吸をするなど、些細なことで良く仕事モードや勉強モードに入るスイッチを決めておきます。

 

上記に挙げた4つのステップを実践すれば、雑念も消えて集中しやすくなること請け合い。

 

 

 


雑念の意味を詳しく知ることがポイント、世界で言われる五大欲求とは


人間の基本的な欲求は見る角度からしてもさまざまですが、仏教では5つキリスト教では7つあるとされます。また心理学者のアブラハム・マズロー氏が提唱した五大欲求と言うのも有名なもの。雑念に繋がる代表的な欲を見てみましょう。

 

| 1.脳機能及び消化管や脂肪組織の相互作用により調節されて

食欲ということ。当たり前と言えばそうですが、三大欲求の一つの食欲は空腹時に食物を食べたいという願望。

すべての高等生物に存在するとされ、新陳代謝を維持するために必要なエネルギーを取り込むのに役立ちます。食欲は、脳機能及び消化管や脂肪組織の相互作用により調節されています。

 

| 2.コントロールができず、毎朝のようにやるせない気持ちに

睡眠欲ということ。眠気として感じられる、睡眠に対する欲求というもので、食欲や性欲と並んで人間の三大欲求の一つ。

この3つの中でもっとも付き合いづらいとされ、他の二つに比べ上手く制御ができず、毎朝のようにやるせない気持ちになる人も多いもの。

 

| 3.男性は性欲をコントロールできない動物という偏見もあり

性欲ということ。こちらも人間の三大欲求の一つとされる、性的な満足を得るための肉体的な欲望のこと。

仏教では色欲とも言われ、男性は性欲をコントロールできない動物という偏見もあり、女性とはその傾向に違いがあります

 

| 4.まったく何も欲しがらない金銭に執着しない人もいます

物欲や金銭欲ということ。品物や金銭などを、我がものにしたいという欲望のこと。いつもネットなどで買い物をし過ぎ、物欲に悩んでる人もいれば、まったく何も欲しがらない金銭に執着しない人もいます。

 

| 5.社会的な個性的欲求、あくなき情熱を燃やす人もいるもの

権力欲や名誉欲ということ。人間が持っている最も社会的な個性的欲求で、あくなき情熱を燃やす人もいるもの。

この見方は中世の神学者に始るとされ、支配の願望を性欲などと並ぶ人間の根本的要求の一つとし非難しました。一方で優れていると人から認められたい欲望は、承認欲求とされ人間の本質とも。

 

 

 


他人の振り見て我が振り直せとも言われるもの、具体的な雑念の例など


 

| 1.自らを良い人に見る他人は、頭の中にしか存在しません

猫をかぶってお世辞を言ったり、本来の自身の意見を口に出せないというもの。誰しも良い人物に見られたい物ですが、実際は自らを良い人に見る他人は、自分の頭の中にしか存在しません。

いわば良い人の仮面を被って虚しい努力をしているようなもので、雑念を払うには仮面を外すこと。

 

| 2.時間の無駄ということを、自らに嫌になるほど繰り返し

気が付けば、愚痴ばかりということ。仕事についての不満や文句に諦めの言葉など、つい口にしてしまうというもの。不満や愚痴は言わない方がいいと、胸の内では本当は分かっていいます。

愚痴を言うのは何より時間の無駄ということを、自らに嫌になるほど繰り返し言い聞かせることで、雑念も吹き飛ぶことに。

 

| 3.失敗した際は今回は縁がなかったと考え、別のチャレンジ

悩むだけで、行動しないで後悔するということ。悩んだ挙句実行しないのは、できない理由を見つけて不安になっているというもの。

人生は思い通りにはならないのが普通なので、上手くいったら儲けものと言う風に考えます。まず行動することが大事で、失敗した際は今回は縁がなかったと考え、別のチャレンジをすることに。

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まとめ

仕事や勉強に向けて意識を集中できない。ここでは、ネガティブな印象を受けるのは当然かも、意味を知り雑念を払う方法を紹介しました。その折には、ぜひお役立てください。

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