心の迷いから来るものを詳しく知ることがポイント、邪念を捨てる方法



普段の暮らしの中で、さまざまな邪念が入ることもあるもの。たくらみがある悪意の考えでなくても、気を散らせる色々な事が頭に思い浮かんで、意識を仕事や勉強に向けて集中できない、誰にでもそういった経験や体験があります。

これからどうしようかと言うような取るに足らない邪念もあれば、現在深く悩んでいたり心配している事柄などに胸の内を乱されることも。

こんな邪念が生じる原因はそれこそ無数にありますが、今この瞬間に集中できているとパフォーマンスも高くなり、気持ちよく物事に取り組むことができます。

特に過密スケジュールの現代社会において、限られた時間内で仕事や勉強を片づけていくには、できる限り邪念を払うことが求められます。人間には代表的な5大欲求と呼ばれるものがあり、こうした衝動が邪念を生むことにも。

ここでは、心の迷いから来るものを詳しく知ることがポイント、邪念を捨てる方法を紹介しています。

 

 

 


心の迷いから来るものを詳しく知ることがポイント、邪念を捨てる方法


 

脳科学的の分野から見れば、人間が雑念や邪念に惑わされやすいのは、生命維持という観点から極めて自然というもの。生命としての行動自体は、危険の発生に備えるよう、常に身の回りに意識を向けているのが通常とされます。

この理由から導き出されるものは、人間は完全に物事に集中するのは困難で、邪念に囚われやすい動物ということができます。

 

| 1.この瞬間に没頭し邪念を捨て去る手段、耳目を集めている

瞑想(マインドフルネス)という方法。この瞬間に没頭し邪念を捨て去る手段として、耳目を集めているのが瞑想(マインドフルネス)というもの。

人間は過去に思いを残したり未来への不安といった、邪念に引き寄せられ心が乱れている状態だと、精神的なストレスを溜め込むことに繋がります。瞑想は脳科学分野からも研究され成果を上げています。瞑想(マインドフルネス)のやり方は以下の通り。

 

 背筋を伸ばして、椅子に深く腰かける。
 薄く目を開けて、斜め下方側を見つめる。
 特に意識しないで、自分自身が最も楽に感じるリズムで呼吸する。
 息を吸い込んだ際、腹部や胸部が膨らみに意識を向け、心の内で膨らんだと数度唱える。
 息を吐いた際は、腹部や胸部が縮む手ごたえを感じながら、縮んだと心の内で数度唱える。
 もし邪念が思い浮かんできた際には、胸の内で邪念これから立ち戻りますと唱え、再度呼吸に意識を集中します。

この瞑想(マインドフルネス)を行う目安は1日10分ほどですが、慣れてきたと感じたら時間を延長し取り組むようにします。なかなか呼吸に専念することができない場合でも、焦ることなくゆったりした気持ちで取り組むことがポイント。

 

| 2.外に向け明確に言葉に、邪念も減り精神な疲労も和らぐ

課せられた責務をリストアップするという方法。スマートフォンのメモ機能を使用したり、紙に書き出してリスト化するというもの。

人間というものは言語化をすれば、それらを記憶するため使っていた脳の活動量が解放され、目の前にある物事に集中しやすくなります。

例を挙げると、今日買って帰るものがあった時、思考の何分の一かがその事柄に向けられ邪念となり、勉強や仕事に対する集中を邪魔立てすることに。ほかにも悩み事や不安に思うことを外に向け明確に言葉にすれば、邪念も減り精神な疲労も和らぎます。

 

| 3.のめり込むような心理状態で、スポーツ界におけるゾーン

フロー状態は、心理学者であるミハイ・チクセントミハイ氏が、1970年代に提唱した概念。時間も忘れて没頭し作業にのめり込むような心理状態で、スポーツ界におけるゾーンと呼ばれる超集中状態。

このフロー状態に入ると疲れを知らないで、短時間で高い生産性が上がるので、最近ではスポーツ界だけではなく、ビジネス界でも注目を集めています。

step①感情を強く揺さぶるということ。

これから取り組んでいくことに対し躍動する感覚や、目標達成に向けた情熱、果てはこんな作業は嫌だという怒りなど、感情が動けば良いというもの。

内容がはどうあれ、脳内では大きく感情が揺れ動いたと認識するので、集中力の切り換わりの切っ掛けになります。

step②直ちにリラックスするということ

うって変わって感情を昂らせた後は、直ちにリラックスすることを心掛けます。ゆっくりと深呼吸したり、熱いお茶を飲んだりと自分に似合った方法で問題ありません。

フロー状態に入るには、相応しいストレスを感じていながらリラックスしている状態が理想的で、ステップ①②により両立した状態を恣意的に作ります。

step③少し上レベルの目標を立てるということ

ステップ①②でマインドセットを完了した後はステップ③となって、この先に取り掛かる作業目標を立てます。

注意したいのは、作業がタスクをこなす単純な目標だと、モチベーションに繋がりにくいというもの。なので自らができる、少し上レベルの目標を設定することがポイント。

 

step④作業に入る直前にルーティンを行なうということ。

仕事や勉強の直前には習慣的行為が大切で、儀式の如くいつも同じ動作をし環境を調整、心構えをすることが集中力向上のポイント。

デスク周りを片付けたり、パソコンを立ち上げる前には深呼吸をするなど、小さなことで良く仕事や勉強モードに入る切り替えスイッチを決めておきます。

 

上記に挙げた4つのstepを実践することで、邪念消え集中しやすくなること請け合いというもの。

 

 

 


邪念がない人は世界でも稀というもの、昔から言われる5つの欲求とは


 

人間が持つ基本的な欲求は、見る角度からもさまざまですが、キリスト教では7つあり仏教では5つあるとされます。更に、心理学者であるアブラハム・マズロー氏が提唱の五大欲求と言うのも有名です。邪念に結びつく代表的な欲を見てみましょう。

 

| 1.脳機能はもちろん、消化器官や脂肪組織の相互の作用に

食欲ということ。当然過ぎる欲望ですが、三大欲求のうちの食欲は、空腹の際に食物を食べたいという願い。

すべての高等生物に渡って存在するとされ、新陳代謝を保持するため必要なエネルギーを取り込むのは必要不可欠。食欲は脳機能はもちろん、消化器官や脂肪組織の相互の作用により調節されています。

 

| 2.仏教では色欲、男性は性欲を制御できない動物という偏見

性欲ということ。これも人間の三大欲求の一つとされるもので、性的な満足感を得るための肉体的欲望のこと。

仏教では色欲ともされていて、男性は性欲を制御できない動物という偏見もあって、女性とはその受ける傾向に違いがあります

 

| 3.上手くコントロールができず、鬱々たる気持ちになるもの

睡眠欲ということ。眠気として襲ってくる、睡眠に対しての欲求というもので、食欲や性欲と並び人間の三大欲求の一つ。

この3つの欲求の中で最も付き合いづらいとされ、他の二つに比べ上手くコントロールができず、毎朝のように鬱々たる気持ちになる人も多いもの。

 

| 4.全く何も欲しがることのない金銭に無頓着な人もいます

金銭欲や物欲ということ。物品や金銭などを手の内に入れ、我がものとしたいという欲望のこと。いつもネットなどで品物を購入し過ぎ、物欲に悩んでしまう人もいれば、全く何も欲しがることのない金銭に無頓着な人もいます。

 

| 5.支配の願望は三大欲求と並ぶ、人間の根本的な要求の一つ

名誉欲や権力欲ということ。人間が内に秘めている最も社会的な個性的欲求とされるもので、果てしない情熱を燃やす人物もいるもの。

この見解は中世の神学者に遡るされ、支配の願望は三大欲求と並ぶ、人間の根本的な要求の一つとし非難しました。他方で優れている人物と人々から認められたい欲望は、承認欲求ともいわれ人間の本質とも。

 

 

 


邪念には我が振り直せという使い方もある、そういった具体的な例など


 

| 1.良い人に見られたいという、仮面を被り虚しい努力をして

他人におもねるということ。媚びてお世辞を言ったりごまをすったりと、本来の自身の意見を口に出せないというもの。これは良い人に見られたいという、仮面を被り虚しい努力をしているようなもので、邪念を払うには仮面を外すこと。

 

| 2.自らに嫌になるほど言い聞かせることで、邪念も吹き飛ぶ

愚痴ばかり言うこと。生活している間の不満や諦めの言葉など、つい愚痴が口にでてしまうというもの。こんな愚痴を言うのは、何よりも時間の無駄。そんなことを自らに嫌になるほど言い聞かせることで、邪念も吹き飛ぶことに。

 

| 3.上手くいったら儲けものと考えれば邪念も起こりません

行動しないで後悔するということ。実行しないのは、できない理由を見つけ不安になっているというもの。人生は思い通りにはならないのが当たり前なので、上手くいったら儲けものと考えれば邪念も起こりません。

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まとめ

意識を仕事や勉強に向け集中できない。ここでは、心の迷いから来るものを詳しく知ることがポイント、邪念を捨てる方法を紹介しました。その機会には、ぜひお役立てください。

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