身近なところにも、猜疑心の塊ともいうような人がいるもの。猜疑心とはその意味からすると、他人を疑ってみたり嫉妬したりする心の機微のこと。
そんな訳で、猜疑心の強い人物とされるのは、自分以外を信じられない人や他の人のことを羨ましく感じてしまう、そんな傾向を指します。
こんな疑い深い点や他人に嫉妬してしまう点は、悪い印象を周囲に与えてしまったり、自らの信用も失うことが多くなります。
猜疑心の使い方としては、ネガティブイメージで用いられることが多いですが、マイナス要素ばかりではありません。
何故かと言えば、人のことを疑うという姿勢は裏を返すと、洞察に富んだ思慮深いことに繋がります。
こうした人物は、熟慮して行動する場合が多く、不必要なトラブルを早々には起こしません。
ここでは、猜疑心の塊という人もいるもの、悪い印象を与えないよう克服する方法を紹介しています。
猜疑心の塊という人もいるもの、悪い印象を与えないよう克服する方法
| 1.事実と違う想像に対し、疑ったり嫉妬したりしていること
冷静沈着を心掛け、俯瞰的に物事を眺める癖をつけるということ。疑念や嫉妬などの気持ちが沸き起こったときは、一旦冷静沈着になり大局的に物事を眺めるというもの。
疑い深い心理の根本部分は、落ち着いて考え直すと事実と違う想像や空想に対し、疑ったり嫉妬したりしていることが多いから。
事実と相違することで感情を掻き乱されるほど無駄なことはなく、俯瞰的に物事を見る癖をつけることで猜疑心の解消に繋がることに。
| 2.肯定の言葉を発する、先方が喋ることを疑わず迎え入れる
他人の話を早々に否定しないで、一旦受容するということ。猜疑心の塊と呼ばれるタイプの人は、ネガティブな言葉で相手の話を打ち消すことが多いもの。
相手が喋っていることに対し否定の言葉を挟んでしまうと、話している方からすればあまり良い印象は持たれません。
なので口を鋏むなら、そうですねなど肯定の言葉を先ず発することで、先方が喋ることを疑わず迎え入れる、そんな考え方も習慣になります。
| 3.シンプルなことでいいので、成功体験を積み上げていく
自信をつけるため、小さな成功体験を積むということ。猜疑心が強い人はコンプレックスの大きさから、自らに自信がない場合が多いもの。
徐々に自信を付けるのが大切となり、シンプルなことでいいので成功体験を積み上げていくのがベター。
例を挙げると、デスク周りの掃除を毎朝してみたり、ウォーキングを習慣化させたりと、誰にでも出来ることを続けると自信になります。
| 4.克服できることに結びつく、プラス思考な人物とは仲良く
前向きな思考を持った人物と共に過ごすということ。相手を認める発言をする人物の方が、受け取る側の気持ちは明るくなるもの。
なので日頃から楽観的な発言をする人と一緒にいる時間を過ごすことで、そのポジティブ思考に影響され、考え方もアクティヴなものへと変化。
結果的に猜疑心が克服できることに結びつくので、プラス思考な人物とは仲良くしたいところ。
| 5.ネガティブな感情に捉われている隙もなく、猜疑心も何処
心躍ることに熱中してみるということ。前向きな気持ちになれること没頭することで、疑いや嫉妬などが生じにくい心理状態になるもの。
その旨趣は仕事や趣味を問わずにどんなものでも大丈夫で、取り組んでいる最中はネガティブな感情に捉われている隙もなく、猜疑心も何処かへいっていまいます。
こうした前向きな行動自体が習慣づくので、猜疑心が強い性格を乗り越える方法の一つになります。
| 6.ネガティブな感情や言葉が出てしまう人は、ぜひとも実践
周りの人たちが嫌がることを、率先して受け持つということ。人が喜ぶことをすれば、役に立てたという楽観的な気持ちになるもの。
周囲に感謝されると猜疑心からも解き放たれ、更に人に何かを与える行動は自信にも繋がります。
身の回りの人たちに対し、ネガティブな感情や言葉が出てしまう人は、ぜひとも実践してみたいもの。
猜疑心に苛まれるということもあるもの、知っておきたい特徴や心理面
| 1.変化しない固定した考え方は、頑固と呼ばれる人に多い
固定観念が強く、決めつけてしまうということ。影響があっても変化しない固定した考え方は、頑固と呼ばれる人に多いもの。
猜疑心の塊ともなっている人は、人の言うことが信用できない性格なので、己のことしか信じられません。
但し、あまりにも決めつけが度を超えてしまうと、思い込まれた相手は不愉快な気持ちを抱くことに。
| 2.その不安な感情から、猜疑心が強くなる傾向にあるもの
自らに大きな劣等感があるということ。胸の内にコンプレックスを抱えている人は、その不安な心情から猜疑心を抱きやすい傾向にあるもの。
例を挙げると、恋愛などの人間関係で過去に苦い体験を持つ人は、それが原因で人間関係のコンプレックスを抱えがち。
劣等感があるとその物事に対し過大な警戒心が湧いて、上手くいっている人物を見かけると猜疑心が湧いてきます。
| 3.最初から疑いの目で見てしまう、相手に対し不快な思いを
他の人から褒められても正直に喜べないということ。疑い深い人物は褒められた際、腹に一物あるのではと疑ってかかるもの。
せっかく褒めて貰っても、素直に言葉通りに受け止められず、何かあるのではないかと察知する癖がついています。
たまに人が心の底から褒めてくれているようなシーンでも、最初から疑心暗鬼の目で見てしまうので、相手に対し不快な思いをさせることも。
| 4.結果として、猜疑的な心が生じてしまう負のスパイラルに
妄想癖から悲観的に考えてしまうということ。一見して何も関係なさそうな妄想癖ですが、猜疑心に強く結びつくというもの。
特に、悪いイメージを相手が抱いているかも知れないなど、悲観的な妄想癖を持っている事例では、その妄想が理由で人が信用できなくなっていることも。
こうしたネガティブな妄想から人を怪しく思った結果として、猜疑的な心が生じてしまうという負のスパイラルに。
| 5.相手にどう見られているのかを常に気にしているという
プライドの高さということ。こうしたことも相手に良く思われたいという気持ちの裏返しなので、猜疑心に繋がる感情の一つ。
プライドが高いということは、相手にどう見られているのかを常に気にしているというもの。
更に、相手と自身を必要以上に比べることも多く、嫉妬や疑念が生まれるので猜疑心も強くなります。
猜疑心はスピリチュアルから見ることも、覚えておきたい立ち振る舞い
| 1.親密な間柄になりやすくなる結果、相手側を束縛しがちに
人間関係の輪の範囲が狭く、新しい友人が少ないということ。狭い人間関係の中で日常生活を過ごしている人は、猜疑心を抱きがちになる場合があります。
日々関係する人の数が少ないと、一人一人と親密な間柄になりやすくなる結果、相手側を束縛しがちになるもの。
その過程で先方が何をしているのかが気になったり、自身がどう思われているのかと猜疑心が頭をもたげます。
| 2.己のことしか考えられない、元々の性格に起因する場合も
何事か発生した際、人の責任にする癖があるということ。猜疑心を抱いていると人を疑うので、何かあったときは人のせいにする傾向があるもの。
この、人の責任を問うということは、視野が狭く己のことしか考えられないという、元々の性格に起因する場合もあります。
人の立場に立ち考えるようにすること、そんなことが円滑に日常生活を過ごす上では大切なもの。
| 3.肯定的な言葉で受け止め、意見を述べるようにするのが
でもやいやなど、否定的な接続詞を使うということ。相手の言葉を否定する言い方をしがちな人は、疑って掛かることが多いので否定的な接続詞になりがち。
その言葉を言った人物は何らかの意見を持ってかも知れませんが、否定を受けた側は少なからず不愉快な思いをすることに。
先ずは、そうですねなどの肯定的な言葉で受け止め、意見を述べるようにするのがベター。
運を開いて、猜疑心から脱却。
引き寄せの法則で、猜疑心から脱却。
まとめ
疑ったり嫉妬したりと心の機微のこと。ここでは、猜疑心の塊という人もいるもの、悪い印象を与えないよう克服する方法を紹介しました。その折には、ぜひお役立てください。
こちらもご覧ください。