見渡してみると、媚びる人が身近にいるもの。本心とは異なった言い方で誰かに媚びを売り、自己嫌悪に陥ったなどの苦い経験を持つ人もいるはず。
こんな本心ではないことを口にしたり、好感を得ようと頑張ったりと、媚びへつらうのも楽ではありません。
媚びるの意味はというと、相手側に気に入られるため喜びそうなところを素早く察知、機嫌を取ろうとする行為。
それは先方の意見に同調することで、相手が持つ権力や名声などを利用して自らの目的を達成するためや、日常生活を円滑にする下心があるから。
こんな媚びることを、コミュニケーションの一つと勘違いしている人も多いようですが、実際は自己満足感に過ぎません。
媚びた相手が一時的に喜んだとしても、心の奥底では媚びる人を軽んじていたり、うざいと思ってることは大いにあり得るもの。
ここでは、媚びることの意味を知るのが大切なこと、へつらうことをしない生き方を紹介しています。
媚びることの意味を知るのが大切なこと、へつらうことをしない生き方
| 1.媚びると、知らない間に向こうのペースに嵌まってしまう
相手にどう思われようが気にしないこと。媚びるという行為は、先方に嫌われたくないというもので、攻撃されることを無意識に防御するもの
ただ攻撃だある場合、根本的な問題を解決しないまま相手に媚びることで、知らない間に向こうのペースに嵌まってしまうことに。
そうすると不躾な行為をされても何も言えなくなるので、自分らしくいるためには相手にどう思われようが気にしないことがポイント。
| 2.次の約束をもうけること、媚びている人物も気が利く人と
他人のことより自分自身を優先するということ。機嫌をとることばかり気をとられるのではなく、自らを優先するというもの。
媚びている人物から誘われても、他に用事があったり体調が優れなければ断ります。
その際は今度また埋め合わせしますと忘れずに伝えること。ただ断るだけでなく次の約束をもうけることで、媚びている人物も気が利く人と思うことに。
| 3.好きな部分や優れた点を見つけ自信を付けるというもの
自身の長所を見つけ自信を持つということ。媚びを売らないで生きていくためには、自らの好きな部分や優れた点を見つけ自信を付けるというもの。
媚びを売ってしまうのは己に自信がないからで、強い人物に頼らないと不安でしょうがないから、そんなことが理由の一つ。
例を挙げると、協調性があるとか集中力が高いなど、自らの長所を伸ばしつつ人間関係を築いていくと上手くいきます。
| 4.明るみになり、その時は自身の評判が一気に落ちるとき
陰口を言うなどはしないということ。表では媚びている人に好きな振りや尊敬している振りをし、裏で相手の陰口を叩くなどの裏表のある行為をしないというもの。
どんなに隠していても相手を嫌っていると、いつかは明るみになり、その時は自身の評判が一気に落ちるときです。
将来のことを考えても、ハイリスクローリターンのやり方はしないで、ローリスクハイリターンの生き方を目指します。
| 5.自身に都合が良い人かどうか、そんな判断で付き合うこと
利用できるかではなく、尊敬できるかで考えるということ。周囲の人を自身に都合が良い人かどうか、そんな判断で付き合うことをしないというもの。
それでは敬服する振りをしていても、媚びている人物に対しストレスが蓄積し、心身も疲労してしまいます。
尊敬できる人かどうかで判断し人間関係を構築した方が、自らの精神衛生上にとっても良く、相手の信頼も得やすくなることに。
媚びる人の末路も気になるもの、詳しく知っておきたい心理や特徴面
| 1.呆れるほど、自らを下げ媚びている人物を煽て褒め称える
周囲が呆れるほど相手を立てるということ。やたら媚びる人は周囲の人たち呆れるほど、自らを下げ媚びている人物を煽て褒め称えるもの。
仕事が早く尊敬します、自分は仕事が本当に遅いし失敗ばかりなど、自らと媚びている人物を引き比べた言い方をよくします。
媚びている人が頑張ってるよと答えればほくそ笑みますが、肯定された時は自らから言い出したのに内心で怒ることも。
| 2.気が小さく傷付きやすい性格、些細なことを気にして悩む
人に嫌われるのが怖いということ。媚びている人に畏れを感じ尊敬している振りをするのは、嫌われることが怖いというもの。
人前では明るくピエロを演じますが、本当は気が小さく傷付きやすい性格で、些細なことを気にして悩む人ということ。
気が小さいことは知られたくないと思っていて、更に嫌われるのも怖いので自らを守るためにやたらと媚びる態度に。
| 3.拒否すると自身のことを嫌いに、この先優遇して貰えない
誘われた際はどれほど忙しくても断れないということ。プライベートの予定が一杯に詰まっていたとしても、媚びている人からの誘いは断らないというもの。
これはその相手と一緒にいたくて断らないのではなく、拒否すると自身のことを嫌いになり、この先優遇して貰えないと不安だから。
本心は家に帰りゆっくりしたいと考えていても、誘いを断ると媚びている人物は自分をどう思うだろうと悩み、どうしても断りの言葉が口にでないことに。
| 4.周りの人たちの意見に従うことが多いのも媚びる人の特徴
他人に従い責任逃れをするということ。自らの意見は絶対に発言しないで、周りの人たちの意見に従うことが多いのも媚びる人の特徴の一つ。
一見は大人しい謙虚な人にも見えますが、自らの行動や発言で上手くいかなかった際、責任を負うのを避けるため他人の意見に乗っているだけ。
責任ある立場になることは自身で嫌だと自覚しているので、主張は敢えてせず謙虚な人に見られるような行動を取っています。
| 5.媚びを売る人は媚びている人物からの頼みごとを断れない
自らに見栄を張り無理をするということ。媚びている人物から、役に立つ必要な存在だと思われたいというもの。
相手に必要とされたいと考えるあまり、やたら媚びを売る人は媚びている人物からの頼みごとを断れません。
熟慮せず引き受けることも多く、時には自らの実力を取り違え見栄を張って無理をするので、追い詰められることもあります。
媚びる男は参考にして欲しいもの、他人の機嫌を取らない人の振る舞い
| 1.そんな考えになったときは認めてくれる人が必ずいるもの
人に認められようとはしないということ。人に認められたいという気持ちばかりが先行、頑張っている間は苦しいのと我慢が続くというもの。
媚びない人物は、何があっても自分の評価は下がらないと、根拠のない自信を抱いています。
人に認められたいという感情を捨て去り、自らがやりたいようにしたい、そんな考えになったときは認めてくれる人が必ずいるもの。
| 2.他人に依存することもなく、誰かに媚びる必要もないこと
精神的に自立しているということ。媚びない人物は目的や理想とする人生観を抱いていて、マイペースを保っているもの。
自らの趣味を大切にしていたり、一人の時間を大事にするなど、手当たり次第に人を頼ることはありません。
自分自身の人生哲学がある人は他人に依存することもなく、よって誰かに媚びる必要もないということに。
| 3.見習いたいところで、どんな人にも平等に接するのは立派
相手によって態度を変えないということ。媚びることのない人物は、立場が高い人だったり上司などに、好意を得ようとはしないもの。
更に、、後輩などの目下の立場の人間に威圧的な態度に出たりすることもありません。
人により態度を変えることがないのは見習いたいところで、どんな人にも平等に接するのは立派なもの。
| 4.目的に対し最適かどうかという客観的な視点で選ぶことが
判断力や決断力が優れているということ。己の考え方を明確に述べるのが媚びない人物で、その決断や判断に責任を持つもの。
決して自分勝手な判断ではなく、目的に対し最適かどうかということを、客観的な視点から選ぶことができます。
結果的に不必要な媚びを、無駄に誰彼となく売る必要もありません。
まとめ
自己嫌悪に陥った苦い経験を持つ人も。ここでは、媚びることの意味を知るのが大切なこと、へつらうことをしない生き方を紹介しました。その折には、ぜひお役立てください。
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