日常の生活のなかで、馬が合わない人がいるもの。この世の中に星の数ほど人間がいても、苦手な人物や何だか合わないという人がいます。
それは何かにつけ意見が対立してしまったり、想定外の反応が返ってきたりと人間関係上の軋轢が生じることもあります。
そもそも馬が合わないの語源というと乗馬とされ、騎手と馬との相性が重要ですが、悪ければ走りも冴えず振り落とされる怖れもあることから。
逆の意味ももちろんあり、相性が良い馬と巡り合えると馬が合うという関係になります。
更にこの特定の相手と考え方や価値観が合わないには、馬が合わないの他にそりが合わないという言葉があります。
馬が合わないとは馬と人間との相性を指し示すのに対し、反りが合わないは鞘と刀身の形状が合致していない状態。
なので人間関係において二つを厳密に比べれば、馬は相性を指し反りは性格と言い替えることもできます。
ここでは、馬が合わないのは何故かを知ることが重要、将来への上手い付き合い方を紹介しています。
馬が合わないのは何故かを知ることが重要、将来への上手い付き合い方
| 1.適当に聞き流す程度の気持ちで、楽な気持ちで接していく
本音をあまりを出さず、表面的に取り繕って雰囲気を合わせるということ。馬が合わない相手とは、本心で話しても判り合えないので、苛立ちも募るもの。
ただ相槌を打つだけでいいので、表面上で淡々と合わせていれば、さほどシリアスな話にもならず時間が過ぎていきます。
先方に言いたいことを喋らせ、適当に聞き流す程度の気持ちで、楽な気持ちで接していくのも一つの方法。
| 2.先方からの歩み寄りも期待、将来的に良い関係を築ける
相手の取り柄を探すことに重点を置くということ。嫌いな馬が合わない相手だったとしても、メリットという部分は必ずあるもの。
その良い点を探すことに注目して一つでも見つかれば、馬が合わない人物でも見方が変わる可能性もあります。
更に、そういう雰囲気が伝わった先方からの歩み寄りも期待でき、将来的に良い関係を構築できるかも知れません。
| 3.適切な距離感を築く、自身の気持ちのコントロールを優先
無理に合わせることをせず、適度な距離を保つということ。合わないことを認識した上で、ストレスを溜めることがない程度の距離感を保つというもの。
なるべく二人っ切りになるような局面は避け、コミュニケーションは第三者を交えてしたり、、仕事以外では接触を持たないように。
無理に合わせようと頑張ると気疲れするので、適切な距離感を築くことにより、自身の気持ちのコントロールを優先します。
| 4.興味が湧き起こらない、関心がある振りをして楽しそうに
聞き手に回るということ。人間というものは自らが好きな話題は気持ちよく話せるので、関心事や趣味を喋ってもらうというもの。
興味が湧き起こらない話題でも、関心がある振りをして楽しそうに聞くと、聞き手の評価も上がります。
辛抱強く話を聞くことで、馬が合わない相手側の歩み寄りも期待でき、上手く付き合うことができます。
| 5.この人物だけは如何しても合わないという時の最後の方法
付き合うことを止めるという選択肢。意思の疎通を図ろうと奮闘努力したものの、この人物だけは如何しても合わないという時の最後の方法。
最終的な手段として、これ以上に上手く付き合うこと自体を諦め、できるなら関係を断つという決断をします。
ストレスが溜り続けても何一つ良いことでななく、どうしても馬が合わない人物というのは世の中にいるもの。
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| 1.波長が徐々に変化、気がつくと深い信頼関係になっている
両者に相手側を配慮する姿勢が欠けているということ。これは避けているのが自らだけでなく、相手側も避けているというもの。
相手をよく理解しようと両方が前向きに努力してみると、至極単純に人間関係が築けるというパターン。
相手を思い遣る心を持つことで、隔たっていた波長が徐々に変化し、気がつくと深い信頼関係になっていることも。
| 2.一旦嫌だと感じると欠点ばかりが目につき距離ができる
意思疎通が不足しているということ。馬が合わない相手と二人っ切りだと気分が滅入るものの、第三者を交え三人以上なら話せるというもの。
こうしたケースはコミュニケーションの不足が考えられ、一旦嫌だと感じると欠点ばかりが目につき距離ができる一方。
ただ意思疎通がある程度とれた際は、意外な長所も見え嫌なところがさほど気にならなくなることも。
| 3.会話をする前の段階から、自身には合わないという気持ち
初対面の印象を引き摺っているということ。馬が合わない人と感じる大きな要因の一つに、相手から受けた初対面の影響があるもの。
多くの局面では実際に会話をする前の段階から、自身には合わないという気持ちを決め付けています。
多くの人々は相手の話し振りや内容、態度や表情などを初対面のとき無意識に確認、自身との相性を判定する傾向に。
| 4.昂じていくと、相手に対しての拒否感が芽生えることに
先方に対し、注目すべき点や関心がないということ。嫌だと思う気持ちより先に、シンプルに相手に対し興味や関心が湧かないというもの。
そんなタイプの人とは話す内容がどうしても薄いものになるので、会話も弾まないので楽しくないということに。
この楽しくないという気持ちが昂じていくと、相手に対しての拒否感が芽生えることに繋がります。
| 5.周囲の人たちとの関わり合いが面倒臭くなっているのかも
自分自身が周りの人たちと、関係遮断しているということ。相手と馬が合わないこと自体、自身が合わせられない状態かも知れないというもの。
自らが無意識の間に己の世界に嵌まり込んでいて、周囲の人たちとの関わり合いが面倒臭くなっているのかも知れません。
自分は引きこもり状態なのにコミュニケーションを図ってくる人がいて、拒否してる間に馬が合わないことに。
馬が合わないやそりが合わないはなぜ?知っておきたい特徴や心理面
| 1.同じような家庭環境で育った者、相手の意思を感じやすく
生まれ育ちの家庭環境の違いということ。生まれて成長してきた家庭環境の違いなどで、人間というものはは変わってくるもの。
例を挙げれば、富裕な家庭環境で育ってきた考え方と、貧困な環境で成長してきた考え方では、同様の価値観を持つのは困難ということ。
同じような家庭環境で育った者同士は、相手の意思を感じやすくもなるものの、異なる環境で育った人間とは理解が合わないことも。
| 2.両者の違いを楽しむことができるケースもなかにはある
自身と先方に共通点が見当たらないということ。自らと全く同じ心境だったり、同じ意見なのは自分以外にいないもの。
ただ、馬が合う身の回り人物とは、何となく共通部分が見つかるもの。
反対に馬が合わない人というのは、些細なことでも価値観が合いません。
両者の違いを楽しむことができるケースもなかにはありますが、波長が違っていると衝突が多くなるもの。
| 3.馬が合わない人とでは、異なる捉え方ばかりになるもの
会話自体が続かないということ。感性や価値観が違っていたりすると、会話自体も盛り上がらず楽しくないもの。
会話はお互いにキャッチボールになってこそ心地よく感じ、馬が合わない人物とでは話す内容も段々と詰まらないものに。
同じ会話の内容でも個人的に捉え方は違いますが、馬が合わない人とでは、異なる捉え方ばかりになるもの。
| 4.構わないで欲しいとき、迷惑千万にも話し掛けてくる人
タイミングが悪いということ。嫌なことがあって構わないで欲しいとき、迷惑千万にも話し掛けてくる人がいるもの。
相手側は配慮を持って話しているつもりかも知れませんが、不快な気分を与えていることに繋がります。
これは悪気なども問題ではなく、こうしたタイニングの悪さが、そのまま馬が合わないということに。
まとめ
苦手な人物や何だか合わないという人。ここでは、馬が合わないのは何故かを知ることが重要、将来への上手い付き合い方を紹介しました。その機会には、ぜひお役立てください。
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