生きていると、腑に落ちないことに出会うこともあるもの。唐突に予想外の方向からやって来る、理不尽な事柄に見舞われると腑に落ちない気持ちになります。
腑に落ちないことを連発する人もいて、語源はというと腑に落ちないの腑ははらわたのことで、いわゆる臓腑のことです。
古来からここには考えや心が宿る場所と考えられ、心の底という意味があります。
人の意見などが心に籠らないのは、納得できないという意味合いで腑に落ちないに。
納得できないことや人というのはある意味どこででも出会う機会があり、そうした経験をした際は考え方を変えたり気持ちの切り替えが大事になります。
ここでは、腑に落ちないの意味を知ることが大事なこと、遭遇した場合の対処方法を紹介しています。
腑に落ちないの意味を知ることが大事なこと、遭遇した場合の対処方法
| 1.腑に落ちない儘でも受け入れるのが最も面倒がありません
差向き違うことを考え、消えるのを待つということ。不意に訪れる納得できないことや、曖昧な気持ちにさせる相手は、考えもなくしている場合がほとんど。
これに対して言い返したり抵抗を試みても、相手が納得するわけでなく無駄なことなので、腑に落ちない儘でも受け入れるのが最も面倒がありません。
先ずは落ち着くことが大切で、抵抗したくなったら10秒でも違うことを考え伸ばしていくと、少しずつ消化され最初の感情よりは良い方向に。
| 2.腑に落ちない体験でも、何がしかの糧になるのであれば
反面教師にしてみるということ。人付き合いをする人数が多ければ多いほど、さまざまなシーンで色々な事柄に遭遇するもの。
納得できない出来事に出会った際、感情を消化することと一緒にしておきたいのが、それを反面教師にするということ。
自身が嫌なことは人にしないということで、腑に落ちない体験でも何がしかの糧になるのであれば、自らの胸の内でも納得することができます。
| 3.何故そんな風に意見になったのかを考えてみるのも必要
自分本位にならないということ。これは相手の意見も尊重して、自分の見方だけを押し通さないというもの。
反対から見てみると、腑に落ちないのは自分自身の考え方から、見ているだけかも知れないということ。
その人物が言ったことに理由があると考え、何故そんな風に意見になったのかを考えてみるのも必要かも知れません。
| 4.気持ちの整理は、書くだけで充分解消できるというもの
フィルターを通し、ブログやSNSに書き込むということ。納得できないことに出会った際、誰かに話さなくても気持ちの整理は、書くだけで充分解消できるというもの。
書いてみるという行為は非常に効果的なもので、渦巻く感情や曖昧な考えなどは、書くことによりその世界から抜けだせるということに。
ただ、書くと言っても悪口になるのは禁物で、間接的にこんなこともあるなど、一旦自らのフィルターを通し書くことがポイント。
| 5.自分自身の意見があれば先に上司に伝えておくことも大切
全力投球で仕事に取り組むということ。さまざまな方法のうちにあるのが、なるようになると思い全力でできることをするというもの。
腑に落ちないことに遭遇すると仕事に隙ができたりするので、失敗などに繋がらないよう確認と全力投球を徹底します。
また、後で責任を押しつけられないよう、自分自身の意見があれば先に上司に伝えておくことも大切。
腑に落ちない事が続くこともあるもの、そうした人物への上手な接し方
| 1.機嫌が悪かったりすると、思ってもみないことを口走しる
行動や発言を鵜呑みにしないということ。逐一気にかけないというのも、腑に落ちないとされる人物の接し方の一つ。
人間は完全に感情をコントロールすることは難しく、機嫌が悪かったりすると、思ってもみないことを口走しることがあるもの。
そう言う訳で、ひょっとして自身の気持ちを伝えるため、怒ったような言い方をしたと善意に受け止めます。
| 2.ちゃんと伝えれば腑に落ちないことも少なくなることに
明確に自身の主旨を伝えるということ。腑に落ちない人物は、何故叱責されているのかという理由自体が理解できないもの。
なので、状況や事態の局面の説明をしたり、その際の気持ちについて解説をするなどの必要性が出てきます。
いちいち説明するのは面倒臭いと省略などはしないで、ちゃんと伝えれば腑に落ちないことも少なくなることに。
| 3.その場その場の局面で、分かりやすく伝える方が効果的
意思疎通を積極的に図るということ。腑に落ちない人物と会話するのは、自分自身の気持ちを判ってもらうための対処法の一つ。
後から、実はあの時の気持ちはと言うよりは、その場その場の局面で分かりやすく伝える方が効果的。
腑に落ちない人というのは過去のことは記憶に留めにくいので、なるたけタイミング良く自身の気持ちを伝えます。
腑に落ちないと言われることも多々あるもの、そうした人物の心理面
| 1.先方の意見に聞く耳を持たず、気遣いや配慮もしません
純粋に先方の意見に関心が湧かないということ。他人に協力し合って生きる人物は、どういう風に相手が思い言っているのか、察知しながら会話をしているもの。
しかし、腑に落ちない人物は相手側の発言自体に興味がないため、身勝手な振る舞いをします。
常識的に、自身の意見だけをごり押しするのは遠慮するものですが、腑に落ちない人は先方の意見に聞く耳を持たず気遣いや配慮もしません。
| 2.深い内容の話をする人が、身の回りから居なくなることに
何も考えない発言や行動ということ。腑に落ちない人物は親しい友人や信頼できる人が身の回りに少なく、表面上の付き合いしかできないというもの。
そんな要因は真剣に悩み事を打ち明けている人や友人に対し、何も考えずに発言したり行動したりを繰り返すから。
結果的に、信頼関係を築き上げ深い内容の話をする人が、身の回りから居なくなることに。
| 3.嫌悪されているなどとは全然思わないのが腑に落ちない人
行動や言動に対して、先方が嫌っていると思ってもみないということ。相手側の気持ちが遠ざかっている、そんなことは考えもしないもの。
あるシーンでは、先方の表情が曇ってみたり、あからさまな拒絶反応を見せていることがあります。
そうしたことを目の当たりにしても、自分自身の言動や振る舞いが問題だとは考えず、嫌悪されているなどとは全然思わないのが腑に落ちない人。
| 4.周囲の人々からは上から目線で見下しているようにも感じ
先方の対応や配慮が、当然と感じているということ。こういったことが積み重なれば、人の気持ちが察知できないことに繋がり腑に落ちない人に。
相手の気遣いが無論だと思っているので、周囲の人々からは上から目線で見下しているようにも感じます。
独善的に物事を見る心理状況もあり、周囲の人たちの対応や気遣いが標準的だと思い込むことにも。
腑に落ちない人は理解不能と並び立つことも、覚えておきたい特徴面
| 1.ある程度は、コンプレックスというものを持っているもの
劣等感を平気で指摘するということ。人間は誰しもある程度は、コンプレックスというものを持っているもの。
腑に落ちない人は話題にするのが嫌なこともでも気にしないで、意見や考え方を押しつけることがあるのも特徴の一つ。
自らの劣等感に対し、押しつけられる意見や考え方は耐えがたいもので、本当に腑に落ちない人と思われることに。
| 2.改善部分を指摘された、聞かないどころか怒り出すことも
他人の意見に耳を傾けず、意図を知ろうともしないということ。人の話は横に置き、自身のしている話を最後まで喋ることの方が大切というもの。
腑に落ちない人物というのは、治した方が良い改善部分を指摘されたとき、聞かないどころか怒り出すことも。
自分の考え方に固執し助言をしてくれる人の意図も考えないので、謙虚にはなれないのかも知れません。
| 3.過去のいじめやパワハラなどの経験が関係していることも
単独行動を好むということ。一人で行動することが好きな人物は、友人が少ないほか欲しいと思ってないもの。
過去のいじめやパワハラなどの経験が関係していることもあり、他の人との関わり合いを避けたいと感じていることも。
人といることが苦痛に感じ、むしろ孤立していたり一人切りでいたりの方が楽に思う、そんなところも腑に落ちないことに。
| 4.当たり前のように心情を考えてみたり、理解しようとする
独善的で協調性が足りないということ。相手の人物を大事に思えば、当たり前のように心情を考えてみたり、理解しようとするもの。
その心の底の気持ちが良く判らない場合、話して欲しいと聞いて見たりすることもあります。
ただ独善的人物は、自身が常に一番になってしまうことで、他の人の心の底などはさほど考えません。
まとめ
予想外の方向から来る理不尽な事柄とも。ここでは、腑に落ちないの意味を知ることが大事なこと、遭遇した場合の対処方法を紹介しました。その機会には、ぜひお役立てください。
こちらもご覧ください。