やらなければならないのに、集中力が続かないことがあるもの。受験生や社会人などにとり集中力が続かないことは、非常に大きな悩みの一つ。
集中できないことにより自信を失い、更に集中力が低下してしまう、自己嫌悪の負のループに陥ってしまうことも珍しくありません。
こうした悩みをもつ多くの人は、集中力が高まるメカニズムを理解せずに、精神論を振りかざしてどうにかしようとしますが、それでは思うに任せないことに。
そもそも集中力とは特定の物事に対し、意識をフォーカスし続ける力のことで、大好きなことに没頭しているときは特に意識しないもの。
もちろん集中力が続かないのはadhdなどの病気によるものもありますが、中学生の勉強などでもやり方を知っておくと役立ちます。
ここでは、集中力が続かないのは病気かも知れない、具体的に高めるための対処法を紹介しています。
集中力が続かないのは病気かも知れない、具体的に高めるための対処法
| 1.注意力散漫の原因となるもの、失くしていくことが不可欠
集中力を削ぐ原因を減らすということ。集中力を高めるためには注意力散漫の原因となるものを、失くしていくことが不可欠というもの。
心が乱れていたり目の前に誘われるものがあったりすると、集中力を出すことができません。
なので、集中したい際はデスク回りを片付けたり、瞑想して頭の中の曖昧な思いを取り払い、集中を妨げるものを段々と減らしていくことが重要。
集中できないと感じた際は、身の回りに途切れさせるものがないかどうかを確かめ、没頭できる状況づくりをします。
| 2.集中して取り組む方が早く終わることは珍しくありません
睡眠時間を確保するということ。集中力を持続していくためには、切らす原因となる脳の疲労やストレスやを回復させるため、きちんと睡眠をとることが重要。
7時間以上眠ることで、パフォーマンスをより高く発揮することが可能で、予備校やオフィスなどに仮眠スペースが設置されているときは活用して昼寝をします。
社会人には一見難しい数字とも思えますが、無理矢理に長時間の作業をするより、きちんと寝てから集中して取り組む方が早く終わることは珍しくありません。
| 3.体力をつける、集中しやすい身体をつくることができる
適切に身体を動かすということ。集中力を継続していくためには、一定以上の体力を維持しておくのは欠かせないもの。
日常から運動をする習慣を取り入れ体力をつけることで、より集中しやすい身体へと変化させることができます。
長時間座っていることで引き起こされる、足のむくみや腰痛なども集中を切らす原因なので、一定のリズムで席を立ちストレッチなどをします。
| 4.脳自体が将来に期待できる状態になっていることが大切
小さな目標を設定するということ。集中力を高めていきたいときは、小さな目標設定を済ませてから作業すると効果的というもの。
人間の脳機能はドーパミン分泌によって集中力が高まるので、そうするためには脳自体が将来に期待できる状態になっていることが大切。
なので、近い将来達成できそうな細かな目標を定めておくことで、ドーパミン分泌のプロセスも上がり集中力も向上します。
| 5.脳のリソースを余分に消費してしまい、集中が途切れる
唯一つの業務に取り組むということ。充分に集中力をだしていくためには、一度に取り掛かる作業は一つに絞ることがポイント。
ながら作業やマルチタスクは、脳のリソースを余分に消費してしまい、集中が途切れる原因ともなります。
なので、作業に集中したい際は唯一つのことだけに没頭、その集中力が途切れたときの気分転換にほかの作業をするのがベター。
集中力が続かないのはどんなところから、大人のうつも疑われる原因面
| 1.多忙な日常生活を送っていると、なかなか充分な睡眠時間を確保
寝不足で脳が冴えない状態になっているということ。睡眠不足は脳の疲労を引き起こす、非常に大きな要因の一つというもの。
多忙な日常生活を送っていると、なかなか充分な睡眠時間を確保することができず、眠気から集中力が途切れ作業効率が落ちることに。
| 2.切り替えてしまうので、雑音の少ない環境作りが重要に
周囲のノイズや雑音が気になるということ。身の回りに集中を邪魔するものがあるというパターンで、騒がしいと気になり集中できないというもの。
脳は無意識に周りの情報を拾うことで、ノイズと作業の間で何回も作業を切り替えてしまうので、雑音の少ない環境作りが重要。
| 3.どのような人物でも難しく根性論ではどうにもならない
集中力を継続する時間が過ぎているということ。集中力の持続には限界があり、その時間を過ぎても休憩を入れることなく作業しているというもの。
休みを挟まず持続させるのは、どのような人物でも難しく根性論ではどうにもならないので、短い休憩を定期的に入れた方が集中もしやすいことに。
| 4.体調不良をはじめ極度の疲れや寝不足などがある場合は
体調が整っていないということ。集中というのは体力を使う行為で、体調不良をはじめ極度の疲れや寝不足などがある場合はしにくいもの。
こういったフィジカル的な不調なども、集中力の低下には大いに関係があり注意することが必要。
| 5.文系や理系など人間には得意や不得意の分野があるもの
取り組んでいる業務や勉強の内容が難し過ぎ、理解できないということ。取り掛かっている内容が自身にとって難しいと、内容が頭に入らず集中力が途切れるもの。
文系や理系など人間には得意や不得意の分野があるもので、自らに向いていない業務や勉強をしていると、集中力が維持できないことに。
集中力が続かないのは眠いだけじゃないことも、仕事でも見受ける特徴
| 1.一つの事柄に集中している時より40%程度も落ちると
ながら作業をするということ。人間の脳というのは、同時に一つだけしか処理できないとされているもの。
ながら作業自体は、集中できているように一見すると見えますが、実際は複数のタスク処理を高速で切り換えているだけ。
なので、ながら作業をしている際の生産性は、一つの事柄に集中している時より40%程度も落ちるとされています。
| 2.集中力が途切れ上手くいかなくなってしまう人も珍しく
考え過ぎるということ。作業中に無駄なこと色々考えてしまう場合、そのこと自体で脳のリソースを消費するもの。
失敗するのではないかと不安になり、集中力が途切れ結果として上手くいかなくなってしまう人も珍しくありません。
集中力を持続していくためにも、余分なことは横に置き、肩の力を抜いて作業を進めることが大切。
| 3.一旦振り返り、自身の言動を思い返してみることも大切
面倒臭いが口癖になっているということ。後ろ向きなことを考えるほど、脳は集中力を保つことが難しくなるもの。
そんな言葉が口癖になっていないか、一旦振り返り自身の言動を思い返してみることも大切。
もし、後ろ向きな言葉が良く口の端に乗る場合、普段の生活から使う言葉には注意していきます。
| 4.作業に没頭すべき時は、他人のことは脇に置くように意識
周囲の評価を気にし過ぎるということ。作業している最中に他人と比べたり、どう見られているのかを気にすることがあるもの。
こうしたことは目前の作業ではなく、自らの評価に対し焦点が当たっている状態で、業務内容も頭に入ってきません。
作業に没頭すべき時は集中力を向上させるため、一旦他人のことは脇に置くように意識します。
| 5.一つの事柄にに集中することを退屈と感じるようになる
マルチタスクをしているということ。マルチタスクをするということは、ながら作業と同じ状況というもの。
マルチタスクが習慣になってしまうと、その刺激に脳が慣れてしまい、一つの物事に没頭することを退屈と感じるようになります。
なので、作業効率を高めたいなら物事に順番を付けて、一つずつ順繰りに片付けていきます。
まとめ
自己嫌悪の負のループにも陥ることもある。ここでは、集中力が続かないのは病気かも知れない、具体的に高めるための対処法を紹介しました。その折には、ぜひお役立てください。
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