職場でも近所でも、挨拶しない人がいるもの。一昔前であれば、挨拶しない人は躾けがなってない、そんな風に捉えられていました。
現在は時代が違っていて、個人尊重の教育を受け成長した人たちの間では、挨拶しない人が会社や保育園などでも多く見られます。
またそんな人たちは相手を思い遣る気持ちが少なく、自身が挨拶をしないことで先方がどう感じるかは考えてもいません。
但し、その人物の人間関係やコミュニケーションに対する考え方や社会性が、挨拶に表れるともいわれ非常に大切なこと。
自ら挨拶をする人というのは、人脈や行動も広がっていくので、目の前に来るチャンスを掴む可能性も高くなります。
ここでは、無駄と感じている人もいるもの、把握したい挨拶しない人への対応法を紹介しています。
無駄と感じている人もいるもの、把握したい挨拶しない人への対応法
| 1.トラブル防止のためには互いに適切な距離を維持するのも
挨拶を自ら笑顔でするということ。相手側が挨拶するかどうかに関係なく、自分自身があいさつを笑顔で続けるという対応。
最初にこちら側から会釈をすれば、嫌っていない気持ちも伝わる上、その後で楽しく会話ができれば相手も挨拶のことは気に留めないもの。
先方が挨拶しないことに注意したくなる心情もありますが、トラブル防止のためには互いに適切な距離を維持するのも大事。
| 2.特別の理由があるのだと考えて、気にしないようにします
遠い関係の場合、割り切って考えるということ。マンションの近所などで挨拶を注意をするほど仲良くないというケースでは、挨拶しない人物と踏ん切りをつけるのも対応の一つ。
さほど親しくもない相手に注意をした場合、逆上される恐れもある上、不必要なトラブルにも巻き込まれかねません。
近所の人だったり同じマンションの人間に、挨拶がないのは少々辛いところですが、特別の理由があるのだと考えて、なるべく気にしないようにします。
| 3.できる限り周囲の人たちに挨拶をして欲しいと伝えます
職場の部下や同期は、注意するということ。気軽に話せる関係の人に対しては、挨拶も仕事の一環と注意をするのも効果的。
普通に挨拶ができることは満たされた人間関係に繋がるので、できる限り周囲の人たちに挨拶をして欲しいと伝えます。
社外の人物と会話する際、挨拶も返さない状況になると、上手くいくはずの仕事にも影響が出るので大切なもの。
| 4.先ずは当たり障りのない人物に相談し、これから先の対応
職場の上司や先輩は、上の立場の上司に相談するということ。注意をするとは言え、挨拶をしないのが上司や先輩のケースでは非常に言いにくくなるもの。
そうしたときは注意はしないで無視するという方法もありますが、結局問題だと考えるのなら更に上の立場の人間に相談します。
自ら直接注意してしまえばトラブルが生じることもあるので、先ずは当たり障りのない人物に相談し、これから先の対応を考えます。
挨拶しない人を把握して近所での対処法に繋げたいもの、その心理面
| 1.深く傷つき、嫌な思いをするなら自分からは止めようと
自分から挨拶をし嫌な思いをしたことがあるということ。自分から進んで挨拶をした際、先方に無視をされると誰しも嫌な気持ちになるもの。
大抵の場合は挨拶をすると返して貰えるのが当然、そんな思いがあり挨拶をしますが、極稀にですが無視されときもあります。
繊細な人物は、この無視されたことに深く傷つき、あれほど嫌な思いをするなら自分からは止めようと、挨拶しない人に。
| 2.自分からは挨拶しないタイプで、人を見て対応を変える
不要なプライドを持っているということ。何故自分から挨拶しなければいけない、そんなことに拘るというもの。
社会的な地位や年齢で自身より相手が下だと思えば、自分からは挨拶しないタイプで、人を見て対応を変えることに。
劣等感やを優越感を抱きやすく、こんな不要なプライドを一旦身に纏うと脱ぎ捨てることは困難になります。
| 3.自分から挨拶などのアクションを起こすのが苦手という
恥ずかしいということ。憶病で内向的なタイプの人は、自分から挨拶などのアクションを起こすのが苦手というもの。
この手の人物はコミュニケーションが下手なことを自覚しているので、自ら進んで挨拶して失敗したくないと考えています。
頭では自ら挨拶した方が良いとは思っていますが、恥ずかしいこともありなかなか行動に移すことができません。
| 4.必要がないまま、20年以上過ごしてしまうことがある
これまでの人生で、社会性が身に付かなかったということ。現代社会では挨拶の必要がないまま、20年以上過ごしてしまうことがあるもの。
近所の人に会っても挨拶もなく、親戚付き合いもない両親の元で成長し、挨拶を通じてコミュニケーションすることがなかったという人。
そんな人物が学校で部活動にも入らず、当然のように上下関係の挨拶の仕方を学ぶ機会もないことに。
気が付けばその状態で社会人になってしまった、そんなことも充分に考えられます。
将来的にも挨拶の必要性を感じない、挨拶しない人に育つ若者の増加が危惧されます。
謝る意識なども持ち合わせていないもの、これが挨拶しない人の特徴面
| 1.こんな差別的な振る舞いは評判を落とすことになります
好き嫌いの感情が激しいということ。他人に向かって好きとか嫌いとかの感情が激しい人物は、見かけたのが嫌いな人なら挨拶をしないもの。
但しこの手のタイプの人でも、挨拶をされた時は返すという礼儀くらいは知っています。
嫌いという激情が規則を守るという常識を乗り越えてしまうため、合理的な判断ができなくなるという状態に陥ることに。
結果的に好きな人には挨拶し、嫌っている人物にはしないことになり、こんな差別的な振る舞いは評判を落とすことになります。
| 2.挨拶をしてくるということは予想外の状態に思っています
自分にまったく自信がないということ。自分自身にまったくに自信がないというタイプの人も、挨拶自体を返さないことがあるもの。
この手のタイプの人物は、他の人が自らに挨拶をしてくるということは予想外の状態に思っています。
挨拶を誰かがしてきた際にも、自分などには挨拶しないと、瞬間的に後ろを振り返るタイプ。
普通の人間でも何らかの事柄で、一時的に自信に溢れれば、このような状態に陥ることにもなりかねません。
| 3.関係ないことを含み、挨拶の必要性がないと無関心になる
合理性が先に立つということ。簡単に言ってしまえば、その人物に挨拶しても仕方ないと考え、挨拶しない人というもの。
近所や同じ職場で自らとは特に接点がないことや関係ないことを含み、挨拶の必要性がないと無関心に。
社会的な礼儀やマナーに比べて、自分独自の合理性を明確に優先するタイプです。
この手のタイプの人物の問題点は、今後の関係を思い浮べることなく、まったく先方の気持ちを考えていないということです。
| 4.視線を下に落としていて目を合わさず、俯きがちな姿で
コミュニケーションを他人と取りたくないということ。他人とコミュニケーションしたくない人物は、挨拶は無論の如く返さないもの。
最初から他の人を跳ね除けているので、相手側にとっては非礼な人だと受け止められることが多いことに。
いつも視線を下に落としていて目を合わさず、俯きがちな姿で歩いていることもあり、挨拶しないで欲しいとか、話しかけないで欲しいみたいなオーラが出ていて、変わり者を感じさせます。
まとめ
一昔前なら挨拶しない人は躾けがないとも。ここでは、無駄と感じている人もいるもの、把握したい挨拶しない人への対応法を紹介しました。その折には、ぜひお役立てください。
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