自宅のセルフケアで口内炎を早く治す、即効性がある方法と食べ物



口内炎ができると厄介なもの。口内炎は心身に疲労が蓄積している兆候ともされています。これは多くのケースで、精神的にも肉体的にも、疲労から体が青息吐息のときに発症するため。口内炎の傾向がでた際は、状況や症状に応じた柔軟な対応が必要となってきます。

症状の軽いウィルス性ではない口内炎であれば、食生活を整えたり睡眠を充分とるなど、生活環境を変えていくだけで症状を和らげることができます。なので、口内炎の傾向がでたときは、先ずしっかり休養をとること。そうして免疫力を回復させ、体の抵抗力を向上させることが大切。

さらに質の高い睡眠を意識します。質の高い睡眠とは、寝ている時間の長さだけでなく、熟睡ができているかどうかということ。熟睡をするためには、正しく体内時計が働くよう、決まったリズムの生活を送ることが基本です。質の高い睡眠は、ストレス軽減にもなり良いことづくめです。

ここでは、の種類や効能と自宅のセルフケアで口内炎を早く治す、即効性がある方法と食べ物を紹介しています。

 

 

 

 


さまざまな症状に合わせて選びたい、口内炎をいち早く治す薬の種類


 

| 1.塗って患部保護、炎症を阻害し痛みを緩和することが目的

口内にある炎症部分に、直接塗布するタイプが塗り薬。軟膏となっていて塗ることで患部を保護、炎症を阻害し痛みを緩和することが目的です。

ステロイド剤を含有しているものは即効性が望めますが、カンジダ菌やウィルスが原因の口内炎に使うと、悪化する危険があるため注意が必要。手洗いとうがいを済ませた後、塗り薬は綿棒や指で軟膏を少量とって、患部に乗せるように塗ります。

 

| 2.貼り薬やスプレー薬タイプ、外部からの影響に対して敏感

触ると鋭い痛みを感じるなど、外部からの影響に対しても敏感なのが口内炎です。それには貼り薬やスプレー薬タイプなど。パッチタイプの貼り薬は、患部をしっかり包み込んでくれ便利。

炎症が届きにくい箇所にある場合、スプレータイプを使うと重宝します。塗り薬と同様に、どちらも患部に単刀直入に働きかけるので、速やかな効き目が期待できます。

 

| 3.体質改善を体の内側からを図りたい、内服薬という選択

偏食や疲労などで起こる口内炎や、体の内側からの体質改善に乗り出す場合は、内服薬という選択もあります。速やかな効き目が期待できるのは、抗炎症成分配合のもの。

さらに粘膜の再生を促し、健康な状態を保持するビタミンB群を混合したものもあります。こちらは症状を和らげながら、口内炎をこじれさせない口内環境を調整。

 

 

 

 


不足しているビタミンB群を摂取、口内炎を早く治す効果的な食べ物


 

| 1.食べやすく栄養が補給できる、胃腸に負荷をかけない食事

口内炎に陥った原因として、胃腸が疲れきっていることも考えられます。なので、口内炎ができている期間は、消化が進む食事を意識します。胃腸に負荷をかけない食事を用意し、よく噛んで食べることが大事。

口内炎の痛みが激しく噛むことが苦しい場合は、スープや茶碗蒸し、シチューなど食べやすく栄養が補給できるものを選びます。もちろん、味が濃いものや刺激の強いもの、熱過ぎたり冷た過ぎるものを避けることは当然です。日常、偏食だったり間食が多い人は、食生活を再検討する良い機会。

 

| 2.ビタミンB2は発育のビタミン、口内炎の緩和や予防に

なるたけ早く口内炎を治したいときは、ビタミンを摂取すると良いとされています。ビタミンといえば、レモンやみかんが多く含有するビタミンCをイメージ。ただ口内炎を和らげるのに、特に効果的とされているのは、ビタミンB1をはじめB2やB6などのビタミンB群です。

中でもビタミンB2は発育のビタミンと呼ばれ、成長促進をするため不可欠な栄養素。粘膜や皮膚を保護し、成長を促進するのもビタミンB2の重要な働き。なので口内炎の緩和や予防にうってつけ。ビタミンB2は、牛・鶏・豚のレバーやサバなどの青魚、納豆、卵、乳製品など。

 

| 3.ビタミンB6とビタミンB1、毎日の食事で小刻みに摂取

ビタミンB1は神経機能を調節することで、ストレスや疲労を緩和する働きがあります。一方B6には、タンパク質の代謝を促し、正常な免疫機能を維持していく作用があります。これらは、一度に多く摂取しても体内に蓄積することはできません。

水溶性のビタミンB群は、必要量を超過したものは尿とともに排出されます。なので、毎日の食事で小刻みに摂取するのが理想的。ビタミンB1は、豚肉やハム、うなぎ、海苔、豆類など。ビタミンB6は、牛・鶏・豚のレバーやマグロ、カツオ、バナナ、ニンニクなど。

 

| 4.はちみつや食塩、口内炎の治癒をすることはできません

巷で言われるはちみつ食塩はあくまでも食品。なので、薬のような即効性は期待できません。直接的に口内炎の回復はできませんが、はちみつには高い滅菌作用があるので、風邪の予防や喉の痛みを減らす働きを望むことができます。

一方、の方は殺菌の働きはなく、口内炎の治癒をすることはできません。それどころか痛みを増加させる場合もあり、口内炎があるときには摂取を控えます。

 

 

 

 


ためしてガッテンなどから見る、原因別の口内炎の治し方と予防方法


|  1.カンジダ菌による口内炎の場合の治し方、抗真菌薬を処方

カンジダ菌による口内炎の場合は、抗真菌薬を処方してもらうことになります。対症療法を併せて行う場合は、ステロイドを含有している薬は注意。これはカンジダ菌が原因となっている口内炎の症状を、助長するような危険性があるため使えません。

 

| 2.アレルギーによる口内炎は、金属を使わないものに変更

矯正器具や入れ歯など物理的刺激で起こる口内炎や、アレルギーによる口内炎の場合。先ずは口内と当たらないように、器具の調整を行っていきます。さらに、歯にかぶせた金属や入れ歯が原因の場合も多くあり、金属を使わないものに変更します。

 

| 3.原因が不明な口内炎、対症療法として炎症や痛みを緩和

原因が明らかでない口内炎の場合。前述したように対症療法として、炎症や痛みを緩和したり、患部を埋合わせするための薬を使います。患部に直接貼るタイプは、食べ物による刺激を防止するもので、ステロイドを含まないものと含むものがあります。

塗り薬は、患部が複数あるときに使用され、スプレー薬は指で塗りにくいところに炎症がある際に使用。
殺菌剤や消炎剤入りのトローチもあり、ほかの薬と併用して口の中を清潔に保持します。

 

| 4.口内炎の予防法、毎食後にブラシで汚れを落とすのを習慣

原因がはっきり明確になっている口内炎は、自分自身で予防することができます。物理的刺激からの口内炎やアレルギーからの口内炎の予防には、歯の詰め物や入れ歯、矯正器具などを適切に調整をして口に合わせて使用します。

カンジダ菌からくる口内炎の予防には、常に入れ歯を清潔にしておくことが大切。カンジダ菌自体は、入れ歯に繁殖しやすいとされています。入れ歯を清潔に保持するには、就寝時に洗浄液につけ込んだり、毎食後にブラシで汚れを落とすのを習慣にします。

 

| 5.口腔ケア方法を再検討、歯磨きと小刻みなうがいも大切

口腔内のセルフケアは、口内炎の予防に不可欠のもの。なってしまった後にも、細菌の増加を防止して悪化させないためにも必要。治りを早めるためにも、口の中は清潔に保ち、歯磨きはもちろんのこと、小刻みなうがいも大切です。

常日頃、念入りに歯磨きをしていない人は、適切なブラッシングのやり方など、口腔ケア方法を再検討するのもいい方法。粘膜を傷付けないよう、柔らかめの歯ブラシを選ぶのもポイント。

 

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まとめ

口内炎は心身に疲労が蓄積している兆候。ここでは自宅のセルフケアで口内炎を早く治す、即効性がある方法と食べ物を紹介しました。明日のために、ぜひお役立てください。

 

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