開運商法は因果応報に関係ないもの、被害に遭わないための対処と救済



悪徳商法と呼ばれるものの中に、開運商法があるもの。これは消費者の不安につけ込んで、高額な開運商品を売り込んでいく悪徳な商法のことです。

夜も眠れないほどの大きな悩みを抱えているとき、これがあれば運気が上昇するなどと言われ、高額な品物を勧められるもの。

開運商法の別名には霊視商法や霊感商法と呼ばれるものがあり、先祖の祟りで不幸になるというものや家系の因縁など。

こういったことで不安を煽り立て、それにつけ込み高価な壺やブレスレット、印鑑などを買わせたり、金品を脅し取ったりする商法。効果がない品物を高額で買わされるのは無論のことですが、発見が遅れ持病が悪化するなどは大きな問題です。

ここでは、開運商法は因果応報に関係ないもの、被害に遭わないための対処と救済を紹介しています。

 

 

 

 


開運商法は因果応報に関係ないもの、被害に遭わないための対処と救済


 

| 1.思い悩んでいるとき、楽になれる方法があれば追いすがる

辛い時ほど藁にはすがらないということ。絶望の淵まで追い詰められ本気で思い悩んでいるとき、楽になれる方法があれば追いすがりたくなるもの。

そんな悩みにつけ込んでくる開運商法は非道な手口で、不安を煽られたり、利益があるなどと諭されたりしたときは要注意。問題にもよりますが、金銭を支払えば楽になれるというものではありません。

 

| 2.数名持つ、騙された際にとどめて貰える可能性が高くなる

悩み相談ができる友人を作るということ。問題が生じたとき、中には一人切りで抱え込んでしまう人もいるもの。

他人に話し難いこともありますが、辛い気持ちを発散できる友人を数名持つことで、騙された際にとどめて貰える可能性が高くなります。孤立して一人で思い悩むほど、親身になってくれる悪徳な業者を、良い人だと錯覚じてしまいます。

 

| 3.霊能者だけの話ではなく、医者の言葉に耳を傾けるという

さまざまな専門家の話を聞くということ。病気で悩んでい場合、霊能者だけの話ではなく、医者の言葉に耳を傾けるというもの。

自身に都合の悪いことを言われるかも知れませんが、ここで良いことを言う人物を信用すると騙されてしまいます。辛いことかも知れませんが、問題を受け止めた上で対処法を考える、そんなやり方が結果的に問題解決に繋がるケースもあります。

 

| 4.商品購入してしまった場合、書面を受け取って後8日間

開運商法の被害に遭った際は、クーリングオフをするということ。

電話勧誘や訪問販売等が切っ掛けで商品購入してしまった場合、販売の書面を受け取って後8日間であればクーリングオフができるというもの。手続きに沿ってクーリングオフをします。

 

| 5.期間が過ぎ去っていても、契約の取り消しができるケース

専門家に相談するということ。クーリングオフ期間が過ぎ去っていても、契約の取り消しができるケースがあり、まだ諦めてはいけません。

国民生活センター等に相談し、今までの状況を伝え金銭が戻ってきそうか確認することが重要。支払った金額が高額な場合、弁護士への無料相談がお勧めで、詐欺など悪徳商法との戦いはスピードが肝心。

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開運商法に引っ掛からないために知っておくことがポイント、その手口


 

| 1.無料ですることで、先ずはターゲットを引き寄せるという

無料鑑定で標的を引き寄せるということ。手相をはじめ占いや霊視にセミナー等を無料ですることで、先ずはターゲットを引き寄せるというもの。

鑑定をした後で、のち、運気が下がっているとか、オーラが濁っているや先祖の祟りなど、悩みが霊的なものにより生み出されていると伝えてきます。

病気や怪我などが続いていた場合、霊的な存在が悪影響を自らに及ぼしているということに繋がります。悪霊が憑いていて問題が生じていると、不安が頂点に達したところで高額な開運商品を勧めてきます。

 

| 2.所持しているだけなど簡単さを強調してくる商品は要警戒

楽に悩みが解決すると思わせる様々な商品。お守りや数珠はもちろん、印鑑やお札にブレスレットや財布などなど。持っているだけで問題解決に至ると思わせるような品々を、まことしやかに売りつけてきます。

藁にも縋りたくなっている時に、厳しい言い方かも知れませんが、所持しているだけなど簡単さを強調してくる商品は要警戒というもの。一刻も早く楽になりたい、そんな気持ちにつけ込んだ悪質な手口。

 

| 3.家系図のみならず、家族の個人情報を要求するというもの

個人情報もが奪われるということ。先祖の祟りを突き止めるために家系図がいる、そんなことから家系図のみならず、家族の個人情報を要求するというもの。

そして情報は先祖の祟りを鎮めるというためでなく、他の悪徳業者に転売してお金を稼ぐために使用されます。世間で言われるカモリストというものに個人情報が掲載され、違う悪徳業者から標的にされる恐れがあり、二次被害には要注意。

 

 

 


開運商法の事例は枚挙にいとまがないもの、覚えておきたい耳にする例


 

| 1.新聞の折り込みチラシにあった悩み事相談を見たという

ホテルで開かれた易鑑定会に参加したというもの。新聞の折り込みチラシにあった悩み事相談を見たというもの。

家族に病気や怪我が続き悩んでいたという人物は、体験談を見て参加し鑑定を受けた結果、未だ成仏していない先祖の霊のせいと言われた。

出家しての100日間の祈祷を勧められ、できなければ代わりに高僧が行うので、100日分の料金が必要と説得されました。今のまま悩みが続くのかと考えると不安が生じ、30万円の祈祷料と3万円のお札料金を払いました。

 

| 2.セミナーのようなイベントに参加、高額なお布施を払って

高齢の母親が知人にセミナーに誘われたということ。知人に誘われ勉強会やセミナーのようなイベントに参加、高額なお布施を払っているというもの。何度も高額な料金を払っているようだが、尋ねても詳しいことを話してくれない。

家族は騙されているのではと不審に思いますが、そのようなセミナーなどでは他言無用とすることが刷り込まれているのは常識とも。

特に高齢者は悪徳商法や詐欺に狙われやすく、家族のサポートは欠かせません。

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まとめ

高額な開運商品を売り込む悪徳な商法。ここでは、開運商法は因果応報に関係ないもの、被害に遭わないための対処と救済を紹介しました。その機会には、ぜひお役立てください。

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