普段の暮らしの中にも、やりたいことがないと感じることがあるもの。それは就活を始めている大学生や、就職や転職を考えている人たち全般に及んでいます。
こうしたやりたいことがない人というのは、自身に何ができるかが分かっていなかったり、何から手を付ければ良いかも分からない人がほとんど。
なので、何をやるかを決めるため、やりたいことを探すのに必死になって、結果的に行動を起こせないことになりかねません。
もともとやりたいことがある人物は脇に置き、特段何もない人が唐突にやりたいことを見つけるのは、実際は非常に難しいもの。それは、やりたいことがないという仕事や主婦のように、自分自身が置かれた環境において制約を受けるからです。
ここでは、やりたいことがないのは因果応報かも知れない、脱却して探す対処方法を紹介しています。
やりたいことがないのは因果応報かも知れない、脱却して探す対処方法
| 1.決して探したから見つるというものではないというもの
他力本願で探すということ。やりたいことというのは、決して探したから見つかるというものではないというもの。
周りの人に誘われ何となく始めたことが、実際にやってみると思いのほか、もっと進めたいという気持ちに変わることがあります。自身が置かれた状況から一旦離れることで、結果としてやりたいことが見つかる場合もあります。
なので、誰かに誘われたら軽い気持ちで乗ってみると、心の底からやりたいという気持ちが湧き上がることもあります。
| 2.機会が訪れるのは、それほど多く期待できないというもの
時間の使い方を見直すということ。前述の誘われたら乗ってみるという機会が訪れるのは、それほど多く期待できないというもの。
そうした際に取りたいのが、自分自身の潜在的な興味や関心を掴むことで、そのために日頃の時間の使い方を見直すことが重要。
時間の使い道には興味や関心が表れるので、カレンダーや手帳で予定管理している人なら、何をして過ごしたかを振り返ります。好きなことではなく、自分自身に興味や関心があり、他人の役に立ち感謝されることが、やりたいことになる可能性が大。
| 3.再検討したりすると、これがやりたいという感覚がある
自らのアイデアを人に話してみるということ。誘いに乗ってみたり自らの行動を再検討したりすると、これがやりたいという感覚があるもの。
そうした際にやっておきたいことが、その感覚を他の人に話してフィードバックを貰うことです。自分自身の考え方を誰かに話してみることで、新たな気づきが得れたり思考が深まったりと、行動のヒントを貰えることがあります。
煮え切らないプランを具体化させたり、独りよがりになっている発想から脱却して、人に求められるものを見直すためにも重要。
| 4.何をやろうかという視点になり、それだと見つかり難い
誰かのために努力するということ。やりたいことを見つけようとした場合、何をやろうかという視点になりがちで、それだと見つかり難いもの。
人間は自身のことを考えているとネガティブな感情になりがちで、保身を考えているときほど失敗する恐怖心が生じます。
なので、何をやるかを考えるのではなくて、先に誰のためにするかを考えることが肝心というもの。最初に、こういう人の役に立ちたい、そんな動機を考えることから入っていき、やることを決めると円滑に進みます。
| 5.そこには成長実感があったり、他人の役に立てることが
他人の喜びを感じるということ。人間がやりがいを感じる際、そこには成長実感があったり、他人の役に立てることがあるもの。
特に自分自身がやったことが誰かの役に立った場合、凄く喜んでいる姿を見たときには、心の中から本当に嬉しくなります。こういった体験がやりたいことをしっかりと決めていく上で、非常に重要なことの一つ。
人間は己のためだけに努力してもモチベーションは維持できず、人が喜ぶ姿を見たり感謝される経験を積むと、成長実感も得られ自己成長も早くなります。
やりたいことがない人生というのも良く言われること、そうなった原因
| 1.人間から感情を取り去ったら何もしなくなるというもの
感情を感じるため行動を起こすということ。想像してみると分かりますが、人間から感情を取り去ったら何もしなくなるというもの。
美味しい食事をしたり映画を観たり、旅行に行ったり人を好きになるのも、すべての行動には感情を動かしたいという目的から。これから分かるように、やりたいことの根元にあるのは感情を感じることで、これが前提となっています。
| 2.事柄の中で、どんな感情が沸き起こったかにより決まる
どんな感情体験をしたかということ。それは現在まで体験してきた事柄の中で、どんな感情が沸き起こったかにより決まるもの。
人により切っ掛けとなる体験はさまざまですが、共通しているのは体験から感情が生まれ、やりたいことが決っていくということです。結果的に感情がポジティブに動く体験を多くしている人は、やりたいことの候補を自らの中に沢山持っています。
| 3.思いがある場合、何にチャレンジしても無駄に思えてくる
無価値感があるということ。根底に自ら何の価値もないという思いがある場合、何にチャレンジしても無駄に思えてくるもの。
結果的に、価値のない自身が何かをしたとしても、意義や意味が見出せず努力をする気も起きない、そんなメカニズムが働きます。
これらは親子関係の中で身に付ける価値観のケースが多く、親の感情に振り回され生育すると無価値感を持つ子供になりやすいもの。
| 4.否定されることが多い、人間は何かに挑戦する意欲を失う
否定されてきた過去があるということ。前述と同じように幼少の頃から否定されることが多いと、人間は何かに挑戦する意欲を失うというもの。
親子関係が相当影響していて、厳しい家庭環境や子ども無関心な親の元で成長したりすると、やる気自体を失いやすくなります。
子供とは親から注目されたり、承認や愛情などのエネルギーを必要としますが、親が無関心だったり厳しかったりすると、それらが得らないので自信や信頼が育ちません。
| 5.無理強いされたもので、何をやっても楽しくありません
常に他者の顔色を伺っているということ。今までの生涯の中で他人の顔色を伺い自らの選択を決めてきた、そんな人ほどやりたいことが見つからないもの。
親子関係も影響してますが、あらゆる局面で親が干渉し支配すると、子どもは自らの意思を持ち難くなります。仮にチャレンジしたとしても、やりたいという動機ではなく、やらなくてはならないという無理強いされたものなので、何をやっても楽しくありません。
先ずはじめに知っておきたいもの、やりたいことがない人の心理や特徴
| 1.何になりたいと聞かれ、答えられなかったというものです
目標を立てるのが苦手だったということ。子供の頃から大きくなったら何になりたいと聞かれ、答えられなかったというもの。
大人に成長しても目標を立て向かって行くことが苦手で、新年の抱負さえも書けません。やりたいことも曖昧で、探しても存在するのかどうかさえ分からなかったというものです。
| 2.対照的に、常に夢に向かって一直線という人がいるもの
やりたいことリストに衝撃を受けるということ。やりたいことが見つからない自身とは対照的に、常に夢に向かって一直線という人がいるもの。
そうした人物のやりたいことリストを見た際、胸焼けしそうになるほど、ものすごい衝撃を受けます。オリジナル性と具体的すぎる内容が盛り沢山で、素直に恥ずかしがらずに書ける心理に感動します。
| 3.数少ない中から選ぶ、それ以上は視野が広がらないと思う
自らを楽しませることが出来ないということ。知っている数少ない中から選ぶと、それ以上は視野が広がらないと思うもの。
まだ出会ってもいない可能性のため、出し惜しみをして一歩も前に出ないより、思い込みでも良いので進んだ方がベター。こうした、自らの将来は良いものだと思い込む能力と、自らを楽しませるための能力が肝要。
| 4.仕事の選択をしているかを不思議に思うというものです
選択ができないということ。普通の人たちはどうやって、仕事の選択をしているかを不思議に思うというもの。一つ選んだ場合他の選択肢が消えるので、行く先は段々と狭くなっていくとも感じています。
本当は一つのドアを選んで開けると、そこから広がる広場が現れ、道は狭くなるどころか選べば選ぶほど広がります。
まとめ
何から手を付ければ良いか分からない。ここでは、やりたいことがないのは因果応報かも知れない、脱却して探す対処方法を紹介しました。その折には、ぜひお役立てください。
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