老化の原因のほか、アンチエイジングに効き目のある食べ物や飲み物


いくつになっても健康で元気な身体を維持したいもの。老化をはじめ病気の発生原因には、食習慣や生活からくるストレスなど、さまざまな動機があげられます。最近、アンチエイジングで関心を向けられているのが、体の酸化

りんごを切って使わないでおくと、茶色に変色し酸化してしまいます。これと同様に空気を呼吸して生きている人間も、病気や老化の発生原因の一つは酸化が理由。人間の体には元来、メラトニンやアスコルビン酸、尿酸といった抗酸化物質が備わっています。

これは普段の日常生活で、抗酸化作用を発揮しているということ。ただ、活性酸素抑制効果は20代を頂点として、年齢を重ねるごとに縮小していきます。なので常日頃の食事によって、抗酸化効果を持つ栄養分を摂取することが大切。

ここでは、頭の片隅に入れておきたい老化の原因のほか、アンチエイジングに効き目のある食べ物や飲み物を紹介しています。

 

 

 


先ず知っておきたい、アンチエイジングの観点からみる老化の原因4つ


 

| 1.老化の引き金、過剰に生じる活性酸素によって細胞が酸化

老化の原因の一番手とされるのが、活性酸素による体の酸化です。鉄が酸化すると錆びることから、身体が酸化することも錆つきと呼ばれています。活性酸素は体内において、病原体やウイルスから体を防御する重要なもの。一方で、過剰に生じると細胞を損傷してしまいます。

活性酸素は呼吸から体内に入る酸素だけでなく、ストレスや紫外線、電磁波、食品添加物、喫煙などからも発生。活性酸素によって細胞が酸化し、シミなど肌のトラブルをはじめとした、老化の引き金になります。

 

| 2.老化のスピードを抑制、長寿遺伝子に活気をもたらすこと

老化する速さには個人差があります。その原因となっているのが、長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)と呼ばれるもの。

この長寿遺伝子の働きが鈍化すると、体内には活性酸素が蓄積されたり、損傷した細胞が修復されないといった、老化現象を止めることができません。遺伝子による老化のスピードを抑制するためには、長寿遺伝子に活気をもたらすことが大事になります。

 

| 3.糖化による焦げつき、糖分を過度に摂取で血糖値が急上昇

糖化というのは、糖分を摂取したときに、エネルギーとして使用されず残った余分な糖質が、身体の骨などと結びつき細胞が劣化する反応。酸化することの錆つきに対し、糖化による焦げつきと呼ばれています。

糖分を過度に摂取すると血糖値が急激に上昇し、糖化を起こしやすくなります。この糖化した時に生じた終末糖化産物(AGE)という悪玉物質が、老化を促進する原因。

 

| 4.通常の糖と比較、約10倍の速さで終末糖化産物を生成

甘味料や糖分を過度に摂取する食習慣は、老化を早める原因です。糖化の説明通り、清涼飲料水が含有する人工甘味料は、通常の糖と比較して約10倍の速さで終末糖化産物(AGE)を生成。

ダイエットでカロリーが低い飲料水を飲んでも、人工甘味料が添加されたものだと、逆に老化を進める可能性もあります。またスナック菓子類も、糖の過剰摂取に繋がりやすく、そういった食習慣も老化の原因。

 

 

 


スーパーでかんたんに手に入る、アンチエイジングの食べ物ランキング


 

| 1.アンチエイジングに必要、野菜類やきのこ類と海藻類など

日本人の野菜摂取量平均は、厚生労働省の目標値を下回っています。海藻類やきのこ類、野菜類にはアンチエイジングに必要な、酸化や糖化を未然に防ぐ、ミネラルやビタミンが多く含まれています。1日の目安として緑黄色野菜100g、淡色野菜なら200g、豆やきのこ、海藻類なら50gが目標。

酸化抑制力がある野菜は、人参に含まれるβカロテンをはじめ、トマトに含有されるリコピンなど、肌にもよい栄養素とされています。海藻類やきのこ類は、多くの食物繊維を含有、糖化の予防が期待されます。

 

| 2.とても効果的、動物性の良質なたんぱく質である肉や魚

良質な動物性たんぱく質を、摂取することも大切なこと。たんぱく質には肌の張りを形成する、コラーゲンの素材となるアミノ酸も含まれ、アンチエイジングにはとても効果的です。動物性の良質なたんぱく質である肉や魚、卵を食べるようにします。

油を使用しない、ゆでたり、蒸したりする調理方法は一考。脂肪分が少ない鶏ササミ肉や白身魚などを選ぶことで、摂取カロリーの抑制もできます。

 

| 3.ビタミンEが潤沢、アンチエイジングにとり必須のナッツ類

クルミやアーモンドなどのナッツ類には、若返りのビタミンとも称されるビタミンEが潤沢に含まれています。これは血行を増進したり、新陳代謝を活性化したりして、正常値に肌を引き寄せるため、アンチエイジングには不可欠の栄養素。

さらに、ナッツが含有する植物性たんぱく質は、肌やその他の細胞を形成する役割をするほか、ミネラル分も豊富です。このミネラルには、髪や肌に栄養をもたらし、発毛や美肌を増進するアンチエイジング効果があります。

 

| 4.プロポリスを含んだ蜂蜜を、食事に盛り込むのがおすすめ

プロポリスに含有されるフラボノイドには、抗酸化作用があることがしられています。ミツバチの巣に使用されている物質がプロポリス。樹木から集めてくる樹液と、ミツバチの分泌物をブレンドしたもの。

強い抗酸化作用があるとされ、プロポリスは体の内部の錆つきを予防したり、軽減したりします。アンチエイジングにはプロポリスを含んだ蜂蜜を、食事に盛り込むのがおすすめ。

 

| 5.大豆イソフラボン、女性ホルモンのエストロゲン似の性質

大豆には植物性たんぱく質をはじめ、イソフラボンやビタミンEなど、アンチエイジングに効果の高い栄養素が潤沢に含まれています。特にイソフラボンには、酸化抑制力だけではなく、女性ホルモンのエストロゲン似の性質があり、髪や肌の潤いを保つ働きがあります。

エストロゲンの分泌は、常識的に30代後半頃から減りはじめ、閉経前後になると卵巣機能低下でさらに減少。なので大豆イソフラボンを補給することが、アンチエイジングに結びつきます。納豆なら1パック、豆腐なら半丁が目安。

 

| 6.腸内環境も改善するので一石二鳥、納豆などの発酵食品

免疫力を上昇させる発酵食品も、アンチエイジングに効き目がある食べ物の一つ。抗酸化物質であるポリフェノールやフラボノイド、カロテンなどは発酵することで、体の中に取り込みやすくなります。

腸内環境も改善するので一石二鳥。納豆や味噌に、漬物、ヨーグルトなどを積極的に摂取するようにします。朝食にヨーグルトを、夕食に味噌汁は欠かさず、という風に毎日数種類の発酵食品を食べるのが理想。

 

 

 


心配りをいつもしておきたい、アンチエイジングに効き目がある飲み物


 

| 1.赤ワイン、血液の流れを良くし動脈硬化を予防する効果

赤ワインは長寿遺伝子に活気をもたらす、レスベラトロールという物質を含有しています。このレスベラトロールは、内臓脂肪の蓄積を抑制する効能があります。一方、ポリフェノールも豊富。ポリフェノールには強い酸化抑制作用があり、血液の流れを良くし動脈硬化を予防する効果が望めます。

赤ワインが効果があるからといって、飲み過ぎてしまうのは良くないこと。飲む量としては1日グラス2杯までとし、休肝日も設定します。

 

| 2.緑茶にも高いポリフェノール、生活習慣病の危険を低下

緑茶にも、抗酸化作用の高いポリフェノールが潤沢にに含まれています。お茶の苦み成分となっているカテキンも、ポリフェノールの一種。活性酸素抑制効果のほか、生活習慣病の危険を低下する効能も報告されています。1日200ml(1-2杯)ほどを、何回かに分けて飲みます。

 

| 3.硬水のミネラルウォーター、酸性傾向の身体を元の状態に

硬水のミネラルウォーターは、飲料水としてはアンチエイジングに相応しいもの。健康体の人の体液は、常識的に弱アルカリ性です。しかし、活性酸素が発生すると体内が酸性に近づくので、だるさや疲労に繋がります。

酸性傾向の身体を元の状態に戻すには、アルカリ性の飲料水を飲むことが有効。さらに硬水には、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が多く含まれます。マグネシウムは血管を若々しく保ちます。

 

 


女性に断然おすすめ、アンチエイジングを気にした食べ物の摂取の仕方


 

| 1.血糖値上昇抑制、栄養分を取り入れる順番を変更するだけ

食べる順番を心掛けた食生活が大事になります。最初にご飯を半分食べたりといった、血糖値を急に上昇させる食べ方は良くありません。最初に食物繊維が多く含まれる野菜を食べてから、たんぱく質である肉や魚を摂取。その後で、炭水化物であるご飯という順番にします。

過剰に炭水化物ダイエットや糖質制限を行うのでなく、栄養分を取り入れる順番を変更するだけでも、血糖値上昇を抑制することができます。また、ゆっくりよく噛んで食べることは、食べ過ぎ防止や消化増進、活性酸素発生を減少するなどの効果も。

 

| 2.長寿遺伝子が活気づく、新しく細胞が再生する機能が働く

1日における推定エネルギー必要量を25%程度減らすと、長寿遺伝子に活気をもたらすことが判明しています。性別や年齢により推定エネルギー必要量は違いますが、概ね、男性が1800kcal/日、女性が1500kcal/日が目安。

長寿遺伝子が活気づくと、新しく細胞が再生する機能が働きだします。細胞が再生することで、活性酸素を取り除いたり、体内の老廃物を排出するなど、アンチエイジングに結びつきます。

 

| 3.空腹は長寿遺伝子を活気づける、食事は腹八分目として

アンチエイジングには大切な長寿遺伝子ですが、いつも働いているわけではありません。その切り換えのポイントとなるのが、空腹

満腹になるまで食べずに、摂取カロリーを減少させること。空腹は長寿遺伝子を活気づけることが、数多くの研究により分かってきました。食事は腹八分目として、摂取カロリーを抑えることが大切です。

食セルフケアを学ぶ。

感情や体調の変化と「食事」の関係を学ぼう『食セルフケア』

 

まとめ

いつも健康で元気な身体を維持したいもの。ここでは、老化の原因のほか、アンチエイジングに効き目のある食べ物や飲み物などを紹介しました。老化防止に、ぜひお役立てください。