気が付くと身近なところにも、謝らない人がいるもの。仕事などでミスを犯し謝るべきタイミングでも、謝罪しない頑な人がいます。
謝罪すれば円満に解決するのに、どうして素直になり謝らないのか疑問に感じて仕方ない、そう思うことにもなりかねません。
そうした謝らない人は、周囲の人たちをイライラさせたり許せない気持ちにさせます。
但しこういったタイプの人物は、周りからどれほど冷たい目で見られても、まったく謝罪もしないのでメンタル面が強いもの。
また謝らない人はそれなりの理由があるので、頭ごなしに非難された場合、更に意固地になる事例も多くあります。
ここでは、謝らない人の末路も心配になるもの、謝罪しないときの上手な対処法を紹介しています。
謝らない人の末路も心配になるもの、謝罪しないときの上手な対処法
| 1.職場等では、自らの責任を認めたがらない人物も多いもの
仕事上で謝罪することは、自身の評価の向上に繋がると教えるということ。職場等では、自らの責任を認めたがらない人物も多いもの。
謝ることがない人というのは何より己の評価を重視しているので、謝罪を素直にすると評判が上がることを伝えると、潔く謝る場合もあります。
誰に責任があるのか明白なケースでは、早めに当該人物が謝罪すれば、評価はたいして下がらないと教えることが重要。
| 2.謝らない人を動かす、案外と一押しが不足していることが
謝罪をしに行くよう促したり、一緒に出掛けるということ。謝らない人を動かすには、案外と一押しが不足していることがあるもの。
悪気があると感じているケースでは、謝る切っ掛けがあれば謝罪し胸がすく思いがしたい、そんな気持ちも何処かにあるから。
結果的に謝罪に素直に出向くよう奨めたり、同行すると伝えると至極簡単に謝りに行ってくれることがあります。
| 3.状況ではないケースでは、謝らせる以前の問題というもの
怒っている際は、落ち着くまで時間を置くということ。正常な思考ができる状況ではないケースでは、謝ること以前の問題というもの。
時間を空け冷静さを取り戻すのが大事で、自身が知らない間に悪者扱いされパニックに陥っている可能性があります。
こういったときは謝らない人が冷静になった後、段々と状況を説明して納得して貰い本題に入るのがベター。
| 4.手に負えない態度をしている、見捨てるのも一つの手段
下手に関わるとしわ寄せが来るので、思い切って避けるということ。謝らない人物が手に負えない態度をとっているケースでは、見捨てるのも一つの手段というもの。
残念ながら人間の性格は簡単には変えられず、下手に刺激しトラブルが生じるより、触らないようにする方が良いときもあります。
無理矢理に謝らせようとし暴力を振るわれたり、他の人が別の被害を受けたりしないように、一旦放置するのも当然の対処法。
| 5.謝って貰えるか相手次第、アプローチするのは難しいもの
信頼関係がない場合、気にせず無視するということ。知らない人物に謝って貰うというのは、相手次第になりアプローチが難しいもの。
たいした信頼関係がない場合、諦めて無視をすることも一つの手段で、無理して謝らせようとした際は、更なるトラブルが生じる場合もあります。
どうしても許せない嫌いな人の場合を除き、できる限り気にしないようにします。
自分の非を認めないところから出発するもの、謝らない人の心理状況
| 1.悪いことを行っていて、自身が気づく以前に指摘される
自身が悪いという自覚がないという心理状況。無意識に悪いことを行っていて、自身が気づく以前に指摘されることがあるもの。
こういったケースでは、非を認める前に悪いことをしていないという思いがあり、なので謝罪しないという心理状況にあります。
結果的に謝る気はなく、スケープゴートにされたといわんばかりの姿勢で抵抗する人も出てきます。
| 2.言い訳をしたり、嫌いな人物に責任を擦り付けようとする
独善的で、他人のことより自分自身が大事という心理状況。仕事上で過多に言い訳をしたり、嫌いな人物に責任を擦り付けようとするもの。
自己愛が強過ぎると周囲のことを意識できなくなり、他人を思い遣るより先に自分自身を守ろう、そんな自己防衛意識が働くことにもなりかねません。
このように独善的な人は己が一番で、他のことはどうでもいいと思ってしまう心理的特徴があります。
| 3.悪いという基準が個人個人で異なるケースもあるものです
自らが正しく、謝る必要はないという心理状況。価値観や倫理観の相違から、悪いという基準が個人個人で異なるケースもあるもの。
その結果として、自分自身は正しいと信じ込んでいて、謝る必要はないと言い張る人も多くなります。
周りから見ると、責任回避をしている人物に見えてしまいますが、当人は全然悪くないという心理状況にあります。
| 4.頭を下げることは、自分自身の責任を認めたという意味に
プライドが高く、謝るのは負けという心理状況。仕事などで他の人に頭を下げることは、自分自身の責任を認めたという意味になるもの。
プライドが高過ぎる人物は、自らが否定されることを嫌がるあまり、仕事上の失敗の責任を認めようとしない心理があります。
これは、謝ることは負けを認めることに繋がるという極端な心理で、頑なに自分の身を守ることを考えます。
| 5.恐怖心を与えられている場合、謝ることを怖れてしまう
怒られるのが恐く謝罪する勇気がないという心理状況。幼少期のしつけ等で必要以上に恐怖心を与えられている場合、謝ることを怖れてしまうもの。
なので、自らの非を認めて叱責されることを怖れている人は、謝りたくても謝らない人になりかねません。
更に以前に手酷く怒られた経験がある人も謝罪をしたがらない人が多く、責任を認めること自体が非常に辛いという心理状況。
謝らない人は育ちも考えられるもの、家族などにも見られるその原因
| 1.謝っても叱責されると信じ込んでいるところがあります
謝るタイミングが分からないということ。過去に謝ったら更に怒られた、そんな体験があるタイプは謝らない人になりがちというもの。
そんな人は謝るタイミングが定かで無くなっていたり、謝っても叱責されると信じ込んでいるところがあります。
普段なら悪いことをしたと気付いた際に謝りますが、そのときの状況によっては不必要に怒られてしまうこともあります。
| 2.罰則を受けなければならない場合、手軽に謝るのは困難
己の責任と認めたくないということ。謝罪し何らかの罰則を受けなければならない場合、手軽に謝るのは困難なもの。
ナイーブな心を持つ人にとって、罰を受けることは耐え難いので、責任を認めないということもあります。
周囲の冷たい視線を感じたり扱いが悪くなったりと、そんな風な罰めいたことも受けたくないので、謝罪しないということにもなりかねません。
| 3.気持ちを素直に説明できないことが、謝罪に繋がらない
どう説明し謝罪すれば良いか分かっていないということ。単純に普段の日常生活から、謝り慣れていない人がいるもの。
謝らない人物というのは、己の気持ちを素直に説明できないことが多く、謝罪に繋がらないという特徴があります。
本心は謝りたいという感情があっても、上手く言葉にできないという事例も多くあります。
| 4.劣っていると思いたくないので、見下されることを拒絶
謝ると見下されていると感じるということ。自意識が高い人物は他人より劣っていると思いたくないので、見下されるの心から拒絶するもの。
結果として自らが常に上の立場になるよう、他人に対して上から目線の態度を取りたがります。
自らが悪いと自覚していても、素直に謝ることを嫌って謝れない人になることにもなりかねません。
まとめ
謝るべきタイミングでも謝罪しない人物。ここでは、謝らない人の末路も心配になるもの、謝罪しないときの上手な対処法を紹介しました。その折には、ぜひお役立てください。
こちらもご覧ください。