何かミスをしたりすると、自己弁護に走る人がいるもの。人間は自分自身が原因でトラブルが生じた際は、計らずも弁解をしたくなります。
見ぐるしいと考えて言い訳などはしない人物もいますが、他方で自制心を持たず、まるで癖のように頻繁に自己弁護をする人もいます。
これは多くの場合、自分自身は悪くない、そんなことを周囲に伝えたいために行動することがほとんど。もちろん自己弁護とは自らに対する追及に対し、正当性を主張して自分自身を守ろうとすることです。
悪い表現をするなら臆病と言えるかも知れませんが、そんな人への対応を知っておくと役に立つこと請け合い。
ここでは、自己弁護に走るのは因果応報かも知れない、意味を掴み対処する方法を紹介しています。
自己弁護に走るのは因果応報かも知れない、意味を掴み対処する方法
| 1.傷付きやすい所があり、問答無用で叱責するのは逆効果
問答無用で叱らないということ。自己弁護に走る人は傷付きやすい所があり、したからと問答無用で叱責するのは逆効果というもの。
自己弁護する人は叱られることが怖いので、表面上の姿勢では謝っていても、心の中では責任回避をしていることになりかねません。
ただ叱責したところで心の底から反省することはなく、臆病なので己自身の責任を率直に認めることができません。同じ失敗を繰り返して欲しくないとか事の重大さを理解させたいケースでは、一旦冷静になるのが意味を掴み対処する方法の一つ。
| 2.先ずはある程度の部分を認めてあげることも大事という
何が悪いのかを的確に説明するということ。自己弁護されても腹を立てることなく、先ずはある程度の部分を認めてあげることも大事というもの。
全てを否定されたときには逃げ道を失うことにもなりかねず、自己弁護に走る人は精神的に追い詰められた辛い状況になりかねません。
本来なら悪いことを犯してしまった場合、叱責されて謝るのが普通ですが、自己弁護をする人はメンタル的に弱くそれに耐えらえません。
結果として、自己弁護を少しは認めてあげる必要があり、嘘でも一理あるなど付け加え、何が悪いのかを的確に説明します。
| 3.認めるのが怖いだけの自己弁護に走る人はまだ扱いやすい
同じ自己弁護をしてみるということ。己が悪いことは薄々理解していて、認めるのが怖いだけの自己弁護に走る人はまだ扱いやすいもの。
反対に本気で己は悪くないと信じ込んでいる人もいて、そのパターンは厄介で丁寧に説明したところで、その考え方は変わりません。
こうした独善的な人に理解して貰うには、実際問題として相手が嫌がるようなことをし同じ自己弁護をするのが最善というもの。己が自己弁護をしている時は感じていないことも、実際にやられてみれば自己弁護に走る側の気持ちも分かります。
| 4.走る人の中には、何を言っても全く効果がないときもある
余りの自己弁護は放置するということ。残念なことですが自己弁護に走る人の中には、何を言っても全く効果がないときもあるもの。
こうなった人物はもう変わらないので、できるだけのことをした後に更に自己弁護に走る時は、始めた直後にその場を離れるようにします。
自己弁護に耳を傾けるのもストレスになる上、変わらない相手に向かってわざわざ付き合い続ける必要性はありません。
離れることで不愉快に思うのをアピールでき、繰り返していると無視をされるのが精神的に打撃を与え、次第に自己弁護も減ってくるもの。
自己弁護は自己擁護にも繋がるもの、知っておきたい詳しい心理状態
| 1.多くの人は原因となった犯人探しをスタートさせるもの
一番悪くはないと伝えたい心理状態。何か問題が発生した場合、多くの人は原因となった犯人探しをスタートさせるもの。
原因は必ずしも本人だけに責任がある訳ではないかも知れず、環境状況が悪かったりと逐一突き詰めるのは困難です。
自己弁護はをするタイプはそうした要素の多さを逆手に取って、自らのミスを他に責任転嫁し、己自身が悪いという比率を下げようとしかねません。
| 2.自己弁護は、責任から逃れたい衝動の現れというものです
問題の中心から早く逃れたいという心理状態。突き詰めていくと自己弁護は、責任から逃れたい衝動の現れというもの。
責任という重圧感を早く取り去ろうとすることは、本能的にストレス回避をしようとするという点から見ても自然な振る舞い。
結果として、原因となった事柄から一刻でも早く離れたかったり、問題解決して欲しいという希望の表れが自己弁護ということになります。
| 3.見受けられる所ですが、幼児性から脱却できない大人にも
叱責されるのが怖いという心理状態。これは、子どもに良く見受けられる所ですが、幼児性から脱却できない大人にも同様にあるもの。
己の失敗を相手に認識され激怒されるのが怖いとか、怒鳴られると心臓が縮み上がるなど、そんなことから逃れたくて自己弁護をしてしまいます。
自己弁護に走ることにより返って怒りが増すこともありますが、とにかくその場から逃げ出したくて言い逃れをしてしまいます。
| 4.他の人から、能力を認められたり褒められたりしたいもの
嫌われたくない心理状態。人間というものは他の人から、能力を認められたり褒められたりしたいもの。そのような人物というのは、己の評価を下げるネガティブな要素を、できる限り少なくするように行動します。
何とかして他人の評価を下げないように振る舞いますが、それを自己弁護に走ったと受け取られ、結果としてマイナス評価に結び付くことも珍しくありません。
| 5.多く使うというのが、自己弁護に走る人に見受けられる
人間関係を悪化させたくない心理状態。プライベートなシーンで多く使うというのが、自己弁護に走る人に見受けられるもの。
例を挙げると、プライベートな局面で約束を間違えしまった時、相手との関係悪化を防ぐため自己弁護に走ることになります。
これは許して欲しいのは無論のこと、この先もこれまで通り良い関係を続けていきたい、そんな気持ちからの行動です。
自己弁護は裁判などでも見られるもの、言い訳がましい人物の特徴面
| 1.傾向に、普段から他人のアドバイスに耳を貸さないという
アドバイスに耳を傾けないということ。自己弁護ばかりする人の傾向に、普段から他人のアドバイスに耳を貸さないというもの。
己自身のやり方が正しいと思い違いしていることも多く、他の人のアドバイスに対しては聞く耳を持ちません。当然ということにもなりますが、非を認めることもないのはプライドが高いことと無縁ではありません。
| 2.成り代わって、責任やリスクを取って行動するというもの
リーダーシップが取れないということ。リーダーシップというのは目的達成のため、他の人に成り代わって、責任やリスクを取って行動するというもの。
一方で自己弁護はミスの責任を取らない行為で、リーダーシップが取れない人は責任逃れの弁解をすることにもなりかねません。更にこうした人物は己に自信がないことも多く、責任感を持ち続けて完遂することができません。
| 3.守ってくれる人がいない、そんな人物も自己弁護に走る
守ってくれる人がいないということ。仲間だったり家族など己自身を守ってくれる人がいない、そんな人物も自己弁護に走る傾向が強いもの。
こういった状況下に置かれた人は、人生で出会う困難や試練に対して、自力で乗り越えていく必要があります。結果的に、己の過ちを認めること自体が立場を危うくすることに結び付くので、必死になって言い訳を探します。
引き寄せの法則で、自己弁護から脱却。
資金を増やして、自己弁護から脱却。
まとめ
生じた際は計らず弁解をしたくなります。ここでは、自己弁護に走るのは因果応報かも知れない、意味を掴み対処する方法を紹介しました。その折には、ぜひお役立てください。
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