働き方と生き方は同じもの、人生に価値を見出す生き甲斐を感じる方法


日本では古くから知られている概念の一つが生き甲斐。アメリカの研究者で作家でもあるダン・ベットナーが、長寿の秘訣の1つとして触れたことで、欧米で2000年代以降に広く知られるようになったもの。生き甲斐とは元来、生きることの喜びをはじめ、生きるに値する値打ちや張り合いのこと。

自分が志した目標に向かって、命がけで取り組むことができる際に感じられるもの。それは、自分自身が社会の中にあって、役に立っていることを認識したとき、初めて感じる事ができます。

時間やスケジュールに追われ、目の前のことをこなすだけの仕事や、上司の命令をただ単に終わらせることが目的の仕事などは、決して生き甲斐にはなりません。社会生活における自身の値打ちや存在を認識する、その作業そのものが日本では働くという事。

そして日本人は古来から働くときにこそ、生き甲斐を感じることができる民族です。生きがいを失くしている人は、働くことは忙しいという理由で、本来の目的と初心を手放しているということ。ここでは、働き方と生き方は同じもの、人生に価値を見出す生き甲斐を感じる方法を紹介しています。

 

 

 

 


生きがいの図、普段の生活との違和感から考える生き甲斐の本当の意味


 

| 1.自分自身で当てはめて考えたいところが、生きがいの図

先述のダン・ベットナーが触れた、ikigaiという事柄に関するものが生きがいの図。4つの構成要素から出来ていて、それぞれ好きなことや得意なこと、世界が求めるものとお金が稼げることになっています。

そしてこの4つの構成要素の重なる部分が生きがいというもの。この生きがいの図から見れば、生活と仕事の調和や両立を目指すワークライフバランスは、違和感が大きなもの。自分自身で当てはめて考えたいところです。

 

| 2.刷り込まれた、人生と仕事を分けて考える癖がついている

現在は働き方と生き方を、別々に考える人が増えた傾向です。いつしか仕事に損得勘定が入ってくることで、楽をすることが得であり、苦労してまですることが損である、そんな考え方から不要に生き甲斐から遠ざかっています。

例をあげると、学校でした義務教育と違い、実際の人生が別物になっていることと似たようなこと。過去に刷り込まれた、人生と仕事を分けて考える癖がついている人は、本当の意味で仕事が楽しくなることはありません。

 

| 3.カースト制度では、生き甲斐などはもちろんありません

人間はそれぞれ個人的に違う価値観を持って生きています。なので、万人にとって理想ともいえる、共通のの生き甲斐というものは存在しません。それを探求してきた道筋も人間にはあり、例をあげると、仏教は生き甲斐を手にするには、如何にすれば良いかを長らく考えてきた宗教。

出発点であるインドでは、バラモン教という宗教が息づいていて、生まれながらに身分階級や職業が決められているカースト制度。低いカーストに生まれると動物以下の扱いで、生き甲斐などはもちろんありませんでした。

 

| 4.自己向上に喜びを覚えること、生き甲斐の仏教の原点とも

人間はほかの動物と違って、自分の一生を生まれてから死ぬまでを、一つの単位として認識できます。なので、いつか自分は死ぬという自覚を持って生活します。そうなると、将来死すべき自分の人生に対し、その意味を問題にしてしまうことに。

このある意味で宿命的な不幸を、最初に考えられたのがお釈迦さま。この世界に生き、老いや病いを免れることなくいつか死ぬ人間は、本質的に不幸なもの。成すべきは、苦しみを生み出している原因の自らの心を、日々の修行によって清浄なものに作り替えること。

この絶望世界にあって、自己向上に喜びを覚えることが、生き甲斐の仏教の原点ともいうべきもの。

 

 

 


生きる糧とも、本来の目的を見つめ生き甲斐を伸ばす具体的な対処法


 

| 1.目的意識をもって働けば、自分の値打ちや存在感を高める

仕事をどうやって面白くしていくかということは、自分自身の人生の生き甲斐を伸ばすための大切な要素。そのためには、仕事の目的を知り、自分が先ず楽しむこと。自分自身が楽しんで仕事をすることで、会社のためにも世の中のためにもなることを認識します。

目的意識をもって働けば、自分の値打ちや存在感を高めるので、人生の生き甲斐にも繋がります。

 

| 2.誰かのために何かできることするという具体的な生き甲斐

生きていることの幸福感や喜びに関するものとして、人を愛することが生き甲斐という人も多くいるもの。もちろん、恋人が生きがいという人もいれば、子供が生きがいとなっている親、また家族が生き甲斐という人もいます。

これは自分のためではなく、誰かのために何かできることするという具体的な生き甲斐に繋がります。

 

| 3.本や映画のあるシーンを思い浮かべ、幸せな気持ちになる

好きな小説を読んだり、好きな映画を見ることが生きがいという人もいます。それはその世界の中に入り込むことで、一瞬とは言えつまらない事や、世間との腐れ縁を忘れることができるから。

登場人物の何気ない台詞や、本にある一文が、疲れを感じる時には優しく癒してくれます。元気が欲しい時に、本や映画のあるシーンを思い浮かべ、前向きな幸せな気持ちになります。

 

| 4.悩んだり疲れ果てた際、心の大きな味方になるのがペット

心が折れ生き甲斐を失うのを防いでくれるのは、何も人間だけではありません。嬉しい時にも悲しい時にも、側に寄り添ってくれるのがペットです。一緒の時間を過ごすにつれ、家族のような仲間意識も湧くもの。

自分が世話をしているつもりが、いつの間にか心の拠り所ともなっている人も多いかも知れません。悩んだり疲れ果てたとき、心の大きな味方になるのがペットです。

 

| 5.輝いている人、それを心の生きる糧にする具体的な対処法

生きがいになるのは、自分も頑張らなきゃと思わせてくれる人。頑張っている人を見て素敵だと思い、自分もそうでありたい気持ちになれる人がいます。それは周囲にもいますし、憧れの芸能人や応援しているスポーツ選手かも知れません。

輝いている人というのは素敵で、自分を頑張りたい気持ちにさせてくれます。そんな人を心の生きる糧にするのも具体的な対処法です。

 

 

 


生き甲斐を見失いそうなとき参考にしたい、過去の偉人たちに学ぶ名言


 

| 1.何事かを成す、今の一つ一つを楽しんでいくということ

「未来のために現在を耐えるのではなく、未来のために現在を楽しく生きるのだ」

これは革命家のチェ・ゲバラの言葉。やはり何事かを成すというのは、現在の事柄一つ一つを楽しんでいくということですね。

 

| 2.結局のところ自分自身を信じることで、生き甲斐も始まる

「自らを信じてみるだけでいい。かならず、生きる道が見えてくるもの」

これはドイツの詩人で劇作家のゲーテの言葉。結局のところ自分自身を信じることから、生き甲斐も始まります。

 

| 3.明日のことは考えないことに通じる、現在を大切に生きる

「明日何が起こるか分かってしまったら、明日まで生きる楽しみが無くなってしまうことだろう」

これは日本の歌人で劇作家の寺山修司の言葉。これも明日のことは考えないことに通じることで、現在を大切に生きること。

 

| 4.人生を楽しむのは自分ではなく、人のために生きること

「人生は胸躍るもの。そしてもっともワクワクするのは、人のために生きる時です」

これは教育家で著作家のヘレンケラーの言葉。人生を楽しむのは自分ではなく、人のために生きることが伝わる言葉です。

 

| 5.生き甲斐の喜びを得ていくためには、先ず行動すること

「やりがいや働きがいは、やってみてはじめて出るもの。やりもしないや働きもしないで、どうしてそんな喜びが得られるだろうか」

これは日本の実業家の土光敏夫の言葉。生き甲斐の喜びを知るには、先ず行動力が必要になってきます。

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まとめ

生き甲斐は、日本では古くから知られる概念の一つ。ここでは、働き方と生き方は同じもの、人生に価値を見出す生き甲斐を感じる方法を紹介しました。見失いそうなときには、ぜひお役立てください。

 

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