家に居ながら手軽にできる、ちょっとひと工夫した気分転換の方法



気分転換の話題も気になる人が多いもの。悩みや不安を抱え込んだとき、センスよく気分転換ができる人もいれば、ずっと長びかせてしまう人もいます。

気をつけたいのは、気持ちを切り変えるのが苦手な人の場合。気持ちの切り変えができないと、いつまでも不安や悩みを持ち続けるため、ストレスが溜ってしまいます。気持ちの切り変えが苦手な人は、おもに3つの特徴があります。

最初は、人に相談するのが得意ではなく、自分一人で抱え込みやすいということ。プライドが高く、不安なことや分らないことを、人に知られるのを毛嫌いします。なので、人に相談して助言をもらいたいと、本心では思うもののプライドが邪魔をします。結果として、一人で悩み続けることになり、フラストレーションが溜まったり落ち込んだり。

次が、 過去に失敗したことを引きずりやすいこと。気持ちの切り変えが苦手な人は、1度の失敗がその後の考え方や行動に影響を与えてしまうことがよくあります。過去よりも知識や経験が豊富になっているとしても、未熟な頃に起こした失敗を再び繰り返す恐れを感じます。このため気分転換ができないで、次から次へと疲労続出

もう一つは、一度気分が落ち込むと、再起するまでに時間がかかること。消極的思考の人は、気持ちの切り変えが苦手な傾向。ささいなことで、「嫌われたかも」「同じ失敗するかも」など、物事を悪い方向に考えがちです。そのため一度気分が落ち込むと、前向きになかなか考えられません。再起するまでに時間がかかるため、懸念を感じている時間が長くなります。

こういった方々に家に居ながら、円滑に気分転換できる方法を紹介します。

 

 


家に居ながら手軽にできる、ちょっとひと工夫した気分転換の方法


| 1.お風呂で湯船に浸かり、心と身体の疲れを癒やす

日本人の特徴でもある湯船につかるという方法です。リラックスして気分転換するには、身体を温めることが重要。またお湯が持つ浮力作用は、体重を約9分の1程度にし、筋肉や関節が緩んだ状態にします。もちろん脳の緊張も緩むので、リラクゼーション効果は抜群。

イライラしたときや疲れがたまったと感じた時は、たくさんお湯を張って浸かってみましょう。質の高い睡眠にもつながります。

 

| 2.アロマを焚くなど、いい香りを嗅いで気分転換

人間が持っている感覚の中で、嗅覚はもっとも直接的に脳を刺激する感覚とされています。心地よい香りや好きな香りを嗅ぐと、緊張がほぐれていきます。アロマキャンドルを焚いてみたり、アロマディフューザーを使い好きな香りを拡散させてみましょう。

気分転換にはグレープフルーツやレモングラスなど、シトラス系の香りが重宝します。リラックス目的であれば、サンダルウッドやラベンダーなど。どうしたら気分が晴れるかわからない時は、嗅覚を刺激する香りの方法を使ってみましょう。

 

| 3.映画鑑賞や好きな音楽を聞き、息抜きするなど

人間関係や仕事などで嫌なことがあったりしたときは、映画鑑賞や好きな音楽を聞きリフレッシュしましょう。映画のストーリーで喜怒哀楽をだすなど、非日常的な時間を現実逃避することで気分転換になります。

また音楽を聞くことは、目を瞑って身体を休めながらできること。やる気を出すならアップテンポの明るい曲。気分が落ち込んでいる時は、ゆったりできる音楽を聴くと精神的にも落ち着きます。

こんな感じ。

誰にも話せない不安を“音”でほぐします

 

 

| 4.読書を通してゆっくりくつろぐ

不安や悩みがあり落ち込む気分の時は、そのことばかり考え、自分だけの世界に引きこもりがち。ほかのことに気が向かない場合は、読書を通してクリエイティブな世界に心酔するのもいいでしょう。

小説のなかの登場人物になりきって、現実とは異なる世界に入ることで気分転換が進みます。自分のペースで楽しめるのも読書のいいところで、ゆっくりくつろげます。

 

| 5.ストレッチをしたり、筋トレに励むなど

長時間のパソコン作業など、デスクワーク中心の仕事をしている方などは、身体の全体をほぐすのがいい気分転換

首周りや肩が凝っていると目の疲労が出やすくなるだけでなく、血行不良により脳が酸素不足となり思考が鈍ります。首を前後左右に動かしたり、両肩を回したりして、首周りや肩をよくほぐしましょう。

また軽い筋トレをして汗をかく程度に体を動かすと、適度な疲労感から深く眠れます。身体のケアが大事です。

 

| 6.気分転換には、仮眠をしたり一晩ゆっくり寝る

とにかく疲労感があり、何もしたくない日。そんな時は、相当ストレスが積み重なった状態なので、無理をしないことがポイント。リラックスを最優先にして、明日できることはさておき睡眠をとるようにしましょう。一晩ゆっくり寝ると、翌朝起きた時にはすっきりした気分になります。

これは昼休みなどの仮眠も役立ちます。すき間の時間を狙って、15分ほど仮眠するのがおすすめ。短時間でも仮眠すれば、思考が回復し気分転換ができます。30分以上寝るのは頭がぼんやりするので注意。

睡眠の質を向上。

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まとめ

気持ちを切り変えるのが苦手な人の場合は、嫌な気持ちをずっと長びかせてしまうもの。気持ちの切り変えができないと、いつまでも不安や悩みを持ち続けるため、ストレスが溜ってしまいます。

そんな時は、家に居ながら手軽にできる、ちょっとひと工夫した気分転換の方法を使ってみましょう。明日への活力となること請け合いです。

 

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