口が悪いと呼ばれる人は、男女問わずにいるもの。自分の思っていることを、直接口に出したりする時に、言葉遣いも汚くなりがちな人。
自分では気を付けているつもりでも、思いがけない瞬間に言葉遣いが悪くなり、周りの人から口が悪いと指摘されることもあります。
大きく分けて口が悪いことには、2つの傾向があるといいます。
一つは自分が思っていることをストレートに口に出し、相手の心に傷を負わせること。
相手の心にダメージを与えれば、どんな丁寧な言葉遣いをしていても、口が悪いということになります。
もう一方は、言い方自体が汚いタイプ。使っている言葉が不明朗なので、そこに優しい気持ちが含まれていても、口が悪いとされる人。
これには小さな頃から育った場所のほか、生活環境が要因とされる場合もあります。
ここでは、男女問わずにいるのが口が悪い人、その対処策と自覚したときの改善法を紹介しています。
口が悪い女とも呼ばれる、かなり辛口な女性の心理状態とその特徴
| 1.口が悪い両親や兄弟姉妹、話し方が自然に身に染みている
特段何も考えずに話しているだけという場合。言葉をどのように喋るかというのは、育った生活環境が大きく影響します。
多くの人々は、親をはじめ兄弟や姉妹の影響下にあるもので、口の悪いとされる女性は、特段何も考えずに喋っている可能性が大。
口が悪い両親や兄弟姉妹がいる場合、そんな話し方が自然に身に染みていることが考えられ、これは家庭環境から口が悪くなったもの。
| 2.普段は優しく丁寧な言葉遣い、ストレスが溜まっている
人が話す言葉には感情が出てしまうもの。なのでただ単にストレスが溜まり、イライラして口が悪くなる女性もいます。
いつもは優しく丁寧な言葉遣いなのに、その場だけ口が悪いのであれば、それはストレスが溜まっているからかも知れません。
ストレスの原因は人によりさまざまで、ひょっとして落ち込むような事柄があったかもしれません。。
| 3.自分が常に正しいというような言葉遣いや態度をしている
本当に自分の意見が正しいと考えているから。自分自身が絶対に正しいと思うあまり、プライドが嵩じて横柄な言葉遣いになる場合があります。
人間は間違いを犯す動物。もし自分が常に正しいというような言葉遣いや態度をしているときは、他人に嫌われやすいので早速改善します。
| 4.心を開いている相手、思ったことを直接口に出している
相手に対して打ち解けているという理由で、口が悪くなるという女性もいるもの。相手に向かって素の自分を出しているため、つい乱暴な言葉遣いになります。
心を開いている相手なので、思ったことを直接口に出している場合も多くあります。
自分の悪い点をずばり指摘されても、それは信頼されていることの裏返し。
| 5.人気者になりたい女性には、毒舌キャラを演じている人も
毒舌キャラを演じている女性だから。最近の情勢として、芸能人では毒舌キャラの女性も人気があります。
なので、人気者になりたい女性の中には、毒舌キャラを演じている人もいます。
ただこれで愛されるのは難しいこと。誤解される場合も多くあります。
口が悪い男とも呼ばれる、かなり毒舌な男性の心理状態とその特徴
| 1.親ゆずりかも知れないし、出身地の方言が口汚く聞こえる
男性の場合多いのが、いつも通り普通に話しているだけというもの。何も思っていないことや、考えていない可能性も大。
口が悪いのは、親から受け継いだものかも知れませんし、出身地の方言が口汚く聞こえる理由も考えられます。
普段の生活で変わらないようであれば、柔らかな言葉遣いで話すよう薦めてみます。
| 2.上司の立場の男性は、この自分を大きく見せたがる傾向
相手に自分を大きく見せたいという理由。尊大に威張ることで、自分自身を強く見せたい男性もいます。
このことで口が悪くなってしまうもの。
日頃の振る舞いを見れば分かるもので、女性の前では横柄なのに、自分より立場が上の人には、丁重な話し言葉を使う男性もいます。
また、上司の立場となっている男性は、この自分を大きく見せたがる傾向。
| 3.女性と喋る時だけ口が悪い場合、それは信頼している証拠
女性と同じで、話す相手と打ち解けていると思っているから。ただ単に話し相手に親しみがあり、安心しきっているときも口が悪くなる男性もいます。
職場の中などでは、きちんとした敬語を使っていても、女性と喋る時だけ口が悪いのなら、それは信頼している証拠。
もし気になる場合は、正しい言葉遣いを勧めてみる方が良く、信頼されているのであれば聞く耳はあります。
| 4.何か後ろめたいことがある、その日に限って荒々しい言葉
追求されたくない事柄を隠している場合。口が悪い男性の中には、罪の意識があり、追及されたくないので、予めワンクッション置いていることもあります。
いつもは優しい言葉遣いの男性でも、その日に限って荒々しい言葉を使っていれば、何か後ろめたいことがあるのかも知れません。
| 5.不良を扱ったドラマや任侠映画、言い回しを真似している
女性から野性的で男らしいと思われたい場合。野卑で荒々しい言葉遣いをしている男性は、不良を扱ったドラマや任侠映画に憧れ、主人公などの言い回しを真似していることも多いもの。
そんな男性は、ワイルドな男らしい人物に願望があります。そんな言い方は、口が悪いとの印象を受ける女性もいます。
周りにいる口が悪い人への付き合い方、知っておきたい上手な対処法
| 1.理解していれば大丈夫、これまでのように普段通り接する
友人が口が悪いケースでは、反発しないで相槌を打って聞き流すということ。何かを言い返したりしないで、聞き流すのが良い対処法。
友人であるということは、その人の細かいところが分かっているはずで、本当に優しい性格かも知れませんし、思いやりのあるタイプかも知れません。
単に生まれた家庭環境から話し方が悪いのであれば、理解していれば大丈夫です。これまでのように普段通りに接します。
| 2.うつ病などになる、我慢しないで相談することがポイント
上司の口が悪いケースでは、別の問題が生じます。これはパワハラやモラハラに当たるもの。先ずは同僚をはじめ、さらに目上の上司に相談してみます。
企業や学校の中には、コンプライアンス対策をしている部署を設置しているところもあります。
そうした部署を活用して相談することも対策の一つ。日々上司に口汚く怒鳴られていれば、精神的に参りうつ病などになることも。我慢しないで相談することがポイント。
| 3.口が悪い相手、手際よく明朗に話すことが上手な対処法
口が悪い相手に対し、勢いで負けないこと。言われっ放し状態にならないためには、こちらも手際よく明朗に話すことが上手な対処法。
嫌なものは嫌と、きっぱりと自己主張することが大切。口が悪い相手が傷つけるようなことを言った際は、傷ついたと明快に告げます。
相手が謝罪するかも知れませんし、次からは言わなくなります。
| 4.愛情が伝われば、柔らかな言葉を使うよう努力してくれる
カップルのパートナーが口が悪いケース。この場合は、外出先だけでも慎重な言葉遣いを選ぶようにします。
外で恥をかいて欲しくないと思っていると、直してほしい理由を恋人にきちんと伝えること。
愛情が伝われば、柔らかな言葉を使うよう努力してくれるかも知れません。
| 5.口の悪さが嫌らしく、許すことができないときは関係解消
最終的な対処法として、できる限り会話しないというものもあります。前述の上司の口が悪いケースのように、日々に怒鳴られていれば、精神的に病む可能性もあります。
会社に相談しても上司の口の悪さが変わらなければ、部署の移動や転職まで視野に。
また恋人や友人の口の悪さが嫌らしく、許すことができないときは関係の解消も考えます。
口が悪いと自覚したとき、明日のために覚えておきたい口調を直す方法
| 1.先ずは少し考えて、相手がどんな気持ちになるかを考える
すぐに役立つ方法が、思ったことをそのまま口にしないということ。口が悪い中で、他人に対して直接的な言い方で傷つけてしまうタイプは、一旦考えてから発言するようにします。
素早い対応で思いついたことをそのまま言えば、相手にとって地雷とも呼べるものを踏んでしまう可能性が大。
先ずは少し考えてから、それを言えば相手がどんな気持ちになるかを考えることが大事。
| 2.意識して長く継続することで、少しずつ話し方が変化する
折り目正しい言葉遣いを心がけ、手堅く習慣化していくという方法。話し方というのは、家庭環境や性格も関係しています。
変えていくには、大変長い時間がかかります。なので地道な努力が大切。
時には、失敗し声を荒げることもあるかも知れませんが、意識して長く継続することで、少しずつ話し方が変化します。
| 3.インターネットでも調べられる、正しい言葉遣いを学ぶ
時や所をわきまえた、正しい話し方を知りたい人は調べることから。育った環境によっては、正しい話し方を覚えられなかった可能性があります。
職場などで正しい敬語を使えない場合、人物評価は下がってしまうもの。
なので、正しい言葉遣いを、自分で学ぶ必要があり、インターネットなどでも調べられるので、少しずつ口調を直していきます。
まとめ
思いがけない瞬間に言葉遣いが悪くなるもの。ここでは、男女問わずにいる口が悪い人、その対処方策と自覚したときの改善法をしょうかいしました。その折には、ぜひお役立てください。
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