価値がない自分をしっかりと把握、速やかに役立たずから脱出する方法



仕事で失敗したり、上手くできないことがあると、本当に役立たずと思うこともあるもの。自らに自信がない状況なので、継続して仕事に取り組もうとすると、本当にこの職場に居ていいのだろうかと不安が頭をもたげてきます。

自分は何故これほど何もできないと、落ち込んでしまったり、自分の心を扱うのは難しいもの。また、何かしたい事柄があっても、無理かも知れないと手を挙げることも少なくなります。さらに、日常生活のなかで自分を打ち消しているので、単純に日々があまり愉快でなくなってしまいます。

結果的に役立たずという自己否定により、プライベートにも仕事にも大きなデメリットが発生。ここでは、価値がない自分をしっかりと把握、速やかに役立たずから脱出する方法を紹介しています。

 

 

 


自己否定と自己批判は似て異なるもの、もう一度確認したいその意味


 

| 1.自己否定を繰り返す、自己肯定感は低いままの状態が続く

自己否定と言えば、自分の要領の悪さをはじめ、人気や人望の無さなど、自身に対して自虐的になるもの。こんな自己否定を繰り返すことは、何時になっても幸福感や自己肯定感は低いままの状態。自己否定では、問題点の洗い出しは難しく、良いことなど一つとしてありません。

 

| 2.自己批判、改善可能なポイントについて具体的に振り返る

一方の自己批判といえば、自分自身の誤りを自ら批判すること。これは個人的に自分自身を、どのように評価しているかに関係することです。

心理学においては、人間が自己同一性を崩壊させる、否定的な人格特性として研究されています。こちらの自己批判は、改善可能なポイントについて具体的に振り返ることができ、次に繋がる建設的行為。

 


役立たずの自分を感じる、生産性に結び付かない自己否定の際立つ特徴


 

| 1.誰より優れた人間は不可能。優劣や勝敗の自己否定の癖

優劣や勝ち負けに縛られているということ。自分は不幸だなどと思いがち人は、他の人を尺度にした勝ち負けという制約を受けています。なので負けたと自分が感じたとき、自虐的になり自己嫌悪に陥ることに。

他者に対する劣等感そのものは健全なもので、誰かに認められたくて努力するのは、立派な成長の糧になります。ただ全てのことで誰より優れた人間になるのは不可能。優劣や勝敗に気にする限り、自己否定の癖は治りません。

 

| 2.無理に社会に合わせようとする、本来の自分の姿を否定

自己否定が癖になっている人は、社会が求める形態に自分を合わせなければばならないと考えがち。例をあげると、否定的な自分は挑戦者精神を持たなければや、引っ込み思案をやめて社交的にならなければ」など。

しかし、無理に社会に合わせようとすると、つまるところ本来の自分の姿を否定することになります。なので、更に自信を失う契機になってしまいます。自分を変革をしたいという思いが強い間は、自己否定は何時までも止められません。

 

| 3.あるべき自分、高い目標と現実の自分の隔たりが許せない

自責の念を拠りどころとしてしまっているということ。自己否定が抑えられない人は、自分を責め立てることが定着しているということ。なので、頑張ってますねと言われた際、そんなことはありませんと言い返しがち。他の人から何を言われても聞き入れず、自分を避難することにこだわり続けます。

そんな訳で、本来の自分の姿に何時になっても変われず、高い目標と現実の自分との隔たりが許せません。自分を責めることが癖になり、なかなか自己否定の沼から抜け出すことができない状態になります。

 

 

 


敗北感に囚われ自己に価値がない、そんな役立たずな思いを変える方法


 

| 1.ネガティブ面を脇に置いて、少しでも秀でたところに注目

自己を否定する癖を治す上で、先ず間違えないようにしたいのが、自己嫌悪的な自分に反論しないということ。その理由は、こんな自己否定を続ける自分が嫌だと思うと、それ自体が益々ネガティヴな気持ちに陥るため。

なのでそんな自分はあるがままで問題なしとします。ネガティブ面を脇に置いといて、少しでも秀でたところに注目します。長所が1つもない人間はいません。良いところが見えなくなっているだけのこと。

 

| 2.否定的な意見1つに対し、肯定的な意見が5つ必要になる

自分の良いところを見つけ、それを受容するということ。自己否定的である自身を認識した上で、長所に目を向けるのがポイント。人間は仕事となると、批判的な意見や欠点を身を入れてきくもの。しかし自分の良い面を見つけるには、積極的に前向きな意見を聴かなくてはいけません。

人間が精神的安定や幸福の実感を得るためには、頭の中に浮かぶ否定的な意見1つに対し、肯定的な意見が5つ必要ということが研究により判明しています。なので建設的な意見をきちんと受け止めるには、かなり積極的に情報感度を高めることが重要。

 

| 3.具体的な理由を聞く、どこに長所があるのかを詳しく理解

建設的な意見を取りまとめたら、一つ一つ深く掘り下げてみることが大切。例をあげると、仕事で褒められた際、謙遜してみたり感謝で済ませるのはもったいないこと。

どこが良かったのか、どこに良い部分があったのか、より具体的な理由を聞くことで、自分のどこに長所があるのかを詳しく理解します。それが分かれば、役立たずな思いを変えることに繋がっていきます。

 

| 4.本音で話しをしてくれる人から、意見を貰うことが効果的

重要なことの一つが、建設的な意見を信用して行動すること。それらの意見をに疑問を持ってしまう場合でも、意見は真実である可能性を信頼し、そうであるかのように行動します。せっかく周りから建設的な意見を貰えたのだから、自信を持って動き出します。

例をあげると、熱意ある態度が良かったと評価されたなら、今後も率直に同じように行動すれば良いこと。自分のためを偽りなく考えて話しを本音でしてくれる、そんな人から意見を貰うことが効率的。

 

| 5.一日の終わり、今日の良かったことを3つ記録が自己肯定

普段の日常生活の中で、自己否定癖を改善していく方法もあります。それは今日の良かったこと3つを、記録するというやり方。これは前述したアプローチと同様、良いことに意識を向けていくこと。

幼少期は、好きな絵本を読んだり、花を見て綺麗など、大人にとっては何でもないことを、普通と違う素晴らしいことだと感じていました。

当時を思い出し、日常生活の中にある良い事に着目し、一日の終わりに際し今日の良かったことを3つ記録するようにします。それが自己肯定に繋がる道。

 

 

 


これからの人生を前向きなものにしてくれる、覚えておきたい名言3つ


 

| 1.未来を真っ直ぐ、役立たずな自分の影を見ることもない

「顔はいつも太陽のほうに向けているもの。影なんて見ていることはありません。」

これは米国の教育家で社会福祉活動家のヘレン・ケラーの言葉。未来を真っ直ぐ見つめていれば、役立たずな自分の影を見ることもないですね。

 

| 2.やはり役立たずなどと言うのは、後ろ向きなものですね

「後ろ向きな方法では、とても生きては行けないもの。分かるかな。前向きに進むことだ。日々が新しい日なんだから。」

これはジャマイカのレゲエミュージシャンのボブ・マーリーの言葉。こちらも新しい日々に向かって生きる言葉になっています。やはり役立たずなどと言うのは、後ろ向きなものですね。

 

| 3.未来に向かって生きていくのは自分なので、自らを信頼

「このまま進めと、僕の中の自分が命じるんだ。」

これはオランダ出身の画家のゴッホの言葉。やはり未来に向かって生きていくのは自分なので、自らを信頼して進みたいですね。

 

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まとめ

本当に使えないと思うこともあるもの。ここでは、価値がない自分をしっかりと把握、速やかに役立たずから脱出する方法を紹介しました。その際には、ぜひお役立てください。

 

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