日々の暮らしの中で、自分に嫌気がさすことがあるもの。人間関係をはじめ恋愛や家族のことなど、悩むことが多く考え込んでしまう、そういう自分自身に嫌気がさすことがあります。
何とか解決して平穏な日々を送りたいと思っても、一旦考えはじめればいつまでも引き摺ることになり、それが負のスパイラルとなってしまうことにもなりかねません。
自分に嫌気がさすの意味をみれば、現状に満足することができずコンプレックスを抱いて、熟語にもあるように自己嫌悪に陥るということです。
こうした人に見られるのが、そこまで考える必要がない物事に捉われて、深刻に思い悩んでしまう傾向にあることです。
何でも自分に責任があるという思考パターンをしているので、心を消耗させてしまうことにもなりかねません。
但し、人の一生は限りがあるものなので、自分に嫌気がさした時にはいち早く脱出することが必要です。
ここでは、自分に嫌気がさすことがあるもの、前へと策を講じて乗り越えていく術を紹介しています。
自分に嫌気がさすことがあるもの、前へと策を講じて乗り越えていく術
| 1.ミスする動物である、そんな具合に考えれば気持ちも楽に
完璧を追求しすぎないといったこと。できない自分に嫌気がさす時には、人間は完璧ではなくミスする動物である、そんな具合に考えれば気持ちも楽になるというもの。
思春期の若者だけではなく大人も含めて、本当に完璧な人間は世の中に滅多に存在するものではありません。
必ずどこかに矛盾した思考をしていたり、言動とやっている行いが違ったりする人がいて当然というものです。
時には開き直ることが必要で、思い詰め過ぎずポジティブな気持ちでいることが、前へと策を講じて乗り越えていく術の一つ。
| 2.相手側の長所ばかり目につき、己自身の短所面が気になる
他者と比べることを止めるといったこと。己と他者を比較したケースでは、どうしても相手側の長所ばかり目につき、己自身の短所面が気になるというもの。
誰かと比べる時には、見習うべき点と受け止めれば問題はありませんが、比較して己自身ができないと思う必要性はありません。
競争することは決して悪いことではなく、相手側にもマイナス点があるのを理解するのが、前へと策を講じて乗り越えていく術の一つ。
| 3.普段目につく悪い点は、裏を返せば良い点にもなるという
己自身の長所面に目を向けるといったこと。己自身が持っている長所面に着目することが大切で、普段目につく悪い点は、裏を返せば良い点にもなるというもの。
例を挙げると、完璧主義者は努力できる人と言い替えることもでき、優柔不断な傾向は慎重な性格の持ち主ともいうことができます。
長所と短所は表裏一体ということもあり、悪い点ばかりに目を取られることなく、己自身の長所として転換することも重要な、前へと策を講じて乗り越えていく術の一つ。
| 4.内側に意識が向き過ぎている、そんな可能性があるという
己自身の外側に意識を向けるといったこと。できない自分に嫌気がさすという人は、己自身の内側に意識が向き過ぎている、そんな可能性があるというもの。
己自身の内側へと目を向けすぎれば煮詰まることにもなりかねず、解決の糸口は全然見つからず、自己嫌悪に陥ることにもなりかねません。
そんな時には映画やドラマを観賞するのをはじめスポーツ観戦をするなど、意識を自分以外の外側へと向けるのが、前へと策を講じて乗り越えていく術の一つ。
| 5.誰かに対して状況を話したがらない、そういった傾向が
話ができるような環境に身を置くといったこと。できない自分に嫌気がさす人は、誰かに対して状況を話したがらない、そういった傾向が強いというもの。
心境を考えれば気持ちは理解できますが、一人で悩んでも解決策が見つからない場合、誰かに相談してみることで突破口が開ける可能性は大いにあります。
相談するというより人間同士で本音で話し合う、そんなスタンスで話を聞いて貰うのも、前へと策を講じて乗り越えていく術の一つ。
自分に嫌気が差すには様々なことが関係する、覚えておきたいその原因
| 1.優柔不断な傾向の人もできない自分に嫌気が差すという
優柔不断な傾向といったこと。誰かに対して明確に己自身の意見が言えないとか、ここ一番で決断できないなど、優柔不断な傾向の人もできない自分に嫌気が差すというもの。
即決で決断を下さないことは、慎重な性格の人と言い換えることもできますが、つい周りの人たちの意見へと合わせてしまうことに繋がりかねません。
誰かに意見を求められた時も、すぐに答えることができない態度に、自己嫌悪に陥ってしまう事例は珍しくはありません。
| 2.しまうことも多く、できない自分に嫌気がさすというもの
他人の目を気にしすぎるといったこと。他人の評価を強く気にするケースでは、自己嫌悪に嵌まり込んでしまうことも多く、できない自分に嫌気がさすというもの。
己自身を客観視できるところは良いものの、拍車がかかるとSNSなどでも自分が他人がどう映っているのか、そうしたことが気になり仕方ありません。
泥沼化していけば承認欲求の塊ともなりかねず、過大に話を脚色したりするほか自慢話ばかりをすることにも繋がりかねません。
| 3.できない自分に嫌気がさす可能性が大いにあるというもの
現状への満足感がないといったこと。現在いる状況が己自身とって納得できない場合、できない自分に嫌気がさす可能性が大いにあるというもの。
運動ができないとか営業成績が悪いなどの現状とは裏腹に、理想の己自身が頭にあれば自信を失うことになり、できない自分に嫌気がさすことにもなりかねません。
人生は良いことや悪いことの繰り返しで、現実と理想とのギャップがあっても仕方がない、そんな一面があることを理解するよう心掛けます。
自分に嫌気がさすには根本的な問題も、注意しておきたいその心理状態
| 1.登場人物に感情移入してしまう、そういった傾向が強い
共感性が高いといった心理状態。漫画や小説を読んでいるケースでは、登場人物に感情移入してしまう、そういった傾向が強いというもの。
こういう人たちは共感性が異常に高く、実生活でも他人の痛みだったり感情に共感しやすい、そうした心の優しい人たちです。
但し、想像力の豊かさがネガティブ方向に働いてしまった時は、相手が抱えている感情を己自身の責任と勘違いすることに繋がりかねません。
HSP(Highly Sensitive Person)と呼ばれる人たちが、特にこういった傾向にあり、共感性の高さも個性の一つということで悪いことではありません。
| 2.己自身のことに関しては異常にネガティブな思考をする
ネガティブな思考といった心理状態。周りの人たちに対しては明るく振舞っていても、己自身のことに関しては異常にネガティブな思考をするというもの。
リスクヘッジができるという意味合いでは悪いことではありませんが、常に己自身の言動や行動に対してネガティブな発想が働くので、自己嫌悪に陥ってしまうことに繋がりかねません。
ネガティブな思考が深刻になると、メンタル面に悪影響を及ぼし、できない己自身は幸せでないと感じやすく、心身に不調をきたしてしまうことにもなりかねません。
| 3.仕打ちや言動により、己自身のことが嫌いと思っている
親からの刷り込みといった心理状態。幼少期に親から受けた仕打ちや言動により、己自身のことが嫌いと思っているというもの。
明確ないじめや虐待経験だけではなく、褒められることが滅多になかったり、誰かと比較されるばかりであれば、できない自分に嫌気がさすという状況に陥りかねません。
こういった体験は、記憶の中に残ってはいなくても、心の傷としてダメージを与え続けるという厄介な存在です。
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まとめ
自分自身に嫌気がさすことがあります。ここでは、自分に嫌気がさすことがあるもの、前へと策を講じて乗り越えていく術を紹介しました。その折には、ぜひお役立てください。
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