身の回りを見渡すと、話を聞いて欲しい人がいるもの。嫌なことや辛い出来事があった時には、誰かに話を聞いて欲しいと思うことにもなりかねません。
ほかにも嬉しい気持ちだったり楽しい気分を分かち合いたい、そんな風にポジティブな感情が湧き起こった時も、誰かに話を聞いて欲しい心理に当て嵌まります。
仕事で行き詰まりを覚えたりプライベートで嫌なことがあったりした時、出来事だったり自分の考えを話し、相手に共感して貰えば気持ちも楽になることがあります。
但し、家族や友人などの身近な人に相談しようとしても、相手に気を遣ってしまい、なかなか相談できないということにもなりかねません。
もちろん話を聞いてほしい人は女性にも男性にもいますが、誰かに話すという行為により、これまで意識していなかったことにも自然に意識が向きます。
ここでは、話を聞いて欲しい人もいるもの、心に刻んでおきたい会話の際の話し方を紹介しています。
話を聞いて欲しい人もいるもの、心に刻んでおきたい会話の際の話し方
| 1.つい自分ばかり話すことになり相手の話が聞けないもの
自分ばかりが話さないということ。話を聞いて欲しい人が承認欲求が強い場合、話したいという気持ちが先走り、つい自分ばかり話すことになり相手の話が聞けないもの。
但し、相手にも話を聞いて欲しいという欲求はあり、会話の最中に自分ばかりが欲求を満たそうとすれば、相手は不快感を覚えて良好な関係を築くことが難しくなりかねません。
そうならないよう自分が話す量と相手が話す量に注意を払い、できれば1:1程度を心掛けるのが、心に刻んでおきたい会話の際の話し方の一つ。
| 2.実績だったり能力を事実よりも盛って大袈裟に話すという
過剰な表現は避けるということ。話を聞いて欲しい人が認めて貰いたい気持ちが強い場合、そうしたことが動機となり、実績だったり能力を事実よりも盛って大袈裟に話すというもの。
絶対とか全部などの過剰な表現を頻繁に使えっていれば、発言を軽く見られるようになって、相手に軽薄な印象を与えることにもなりかねません。
そういった信頼を失うことにならないよう、過剰な言葉を使う頻度に注意するのが、心に刻んでおきたい会話の際の話し方の一つ。
| 3.認められなかった時には怒りを覚えて、感情が乱れやすく
否定されても怒らないということ。自らの考えを認めて欲しいという欲求が強いほど、認められなかった時には怒りを覚えて、感情が乱れやすくなるというもの。
なので、自分の考えに執着したり欲求が強い場合、自らの考え方が認められなかった時は、不機嫌になりやすくなることにもなりかねません。
そうならないよう、自分自身の考え方が認められなかった際は、感情に意識を向けて乱れを整えることが重要な、心に刻んでおきたい会話の際の話し方の一つ。
| 4.愚痴が多い人は、周囲の人たちからの印象が悪くなりがち
不平不満や愚痴がを控えるということ。一般的に言って不平不満だったり愚痴が多い人は、周囲の人たちからの印象が悪くなりがちというもの。
なので、頻繁に不平不満だったり愚痴を言うことは、周囲のひとたちからの評価を下げることになりかねず、それにより更に認められなくなることにもなりかねません。
こうした悪循環に陥らないよう、認めて貰えなかった時は不平不満や愚痴が多いことを自覚しほどほどにするのが、心に刻んでおきたい会話の際の話し方の一つ。
| 5.自分を否定する人に対しては否定しようとするというもの
返報性を理解するということ。人間には返報性があり、自分を認めてくれる人は認めようとし、自分を否定する人に対しては否定しようとするというもの。
前者が好意の返報性と呼ばれ、後者は嫌悪の返報性と言いますが、他人を認めない人は好意の返報性が起きる機会が少ないので、人から認められることも稀になります。
人を認めること自体が他人から認められることに結び付くことを意識し、返報性を理解しておくのも、心に刻んでおきたい会話の際の話し方の一つ。
話を聞いて欲しい人には様々な点が見られる、注意しておきたい特徴面
| 1.話を聞くよりは、自分が話す方が多くなりがちというもの
相手の話が聞けないということ。話を聞いて欲しい人に見られるのが承認欲求が非常に強く、会話をする時も相手の話を聞くよりは、自分が話す方が多くなりがちというもの。
中にいるのが相手の話に対してほとんど関心を示さないで、自分ばかりが話すような人もいます。
また、相手の関心や興味がある物事を話そうというよりは、自らが話したいことを話そうといったところがあります。
| 2.自らの成果や実績を積極的にPRしたりするというもの
称賛を求め他人からの評価を気にするということ。話を聞いて欲しい人で承認欲求が強い場合、他の人からの称賛を強く求めるので、自らの成果や実績を積極的にPRしたりするというもの。
自慢話も多くなりがちですが、称賛を求める気持ちは仕事のモチベーションに繋がるので、意欲的に仕事へと取り組むことになります。
高い評価を得て出世したいとか、地位や名声というステータスを手に入れたいという気持ちが強いのも仕事のモチベーションとなります。
| 3.相対的に自分自身の評価が下がると感じるというものです
他者を認めようとしないということ。他者を認めることはその人物の評価を上げることで、他者の評価を上げること自体は、相対的に自分自身の評価が下がると感じるというもの。
なので、話を聞いて欲しい承認欲求が強い人は、自分自身の評価が下がることに対して強い抵抗を覚えるので、素直に他者を認めることが難しいところがあります。
例え何かがあって褒めたとしても、心の底からの賞賛や褒め言葉ではなかったりすることも珍しくはありません。
話を聞いて欲しい人には気付きにくい時も、知っておきたい心理状況
| 1.肯定されやすい場面では、自らの考えを積極的にアピール
否定を恐れるという心理状況。話を聞いて欲しい人で考えを肯定して欲しいという欲求が強い場合、肯定されやすい場面では、自らの考えを積極的にアピールするというもの。
肯定して欲しいという欲求は、否定されたくないということで、考えが否定されれば強い悲しみや怒りを覚えるので、否定されることを恐れることにもなりかねません。
その恐れが異常につよければ、自分の考えを否定される可能性がある局面では、逆に極力意見を言わないということにもなりかねません。
| 2.オーバーに話したり、事実よりも大袈裟に話したりする
オーバーな表現が多いという心理状況。話を聞いて欲しい人は高く評価されたい余りに、実績だったり能力をオーバーに話したり、事実よりも大袈裟に話したりするというもの。
また、とてもできないような約束でも、できると断言することにもなりかねません。
自分の発言には重要性を持たせようとするところがあり、絶対とか完全になど頻繁にオーバーな表現を使うことも多くなりがちです。
| 3.上司には不平不満を言って、同僚や友人には愚痴をこぼす
不平不満や愚痴が多いという心理状況。話を聞いて欲しい人は、自らの苦労や苦しみを分かって貰おうと、上司には不平不満を言って、同僚や友人には愚痴をこぼすというもの。
自分の不平不満だったり愚痴に相手が共感してくれた場合は強い喜びを覚えますが、相手が理解を示してくれなければ強い怒りを覚えることにもなりかねません。
苦労に対する労いの言葉を言ってくれることを期待して、苦労話を猛アピールすることにもなりかねません。
まとめ
また気持ちも楽になることがあります。ここでは、話を聞いて欲しい人もいるもの、心に刻んでおきたい会話の際の話し方を紹介しました。その機会には、ぜひお役立てください。
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