肩肘張らずに参加できる親しい友人との飲み会をはじめ、合コンや職場の親睦会など、飲み会にも様々な種類があります。
社会人につきものとなっているのが飲み会の誘い。せっかくの誘いですが、色んな理由で行きたくないときもあります。
仲の良い仲間からの誘いならば、気にすることなく断れるのですが、上司からの誘いの際は断りにくいもの。
もちろん本当の意味の理由で断ることができればいいのですが、ややもすると上司の誘いの飲み会は、気分が乗らないとか愚痴大会になるなど。
率直にハッキリと言えない理由で、断りたい事例もありますが、下手な断り方をすると理由を追求され、気まずさを感じることになります。
これは断ることを、拒絶と捉えているからで、断り上手になると、断ることをプラスに働かせることができます。
ここでは、かどを立たてないメールなどの断る理由をはじめ、飲み会の断り方をセンスよく伝える方法を紹介しています。
これから2度と誘われなくなる、最初に覚えておきたい嫌われる断り方
自分でも気が付かずに嫌われる断り方をしている状況もあります。この断り方で相手に嫌われ、気がつくと飲み会の誘いがなくなることも。
会社でのコミュニケーションを考えても、できればそれは避けたいところ。してはいけない断り方は、先ず最初に覚えておきましょう。
| 1.秘密主義タイプによくある典型的な断り方、忙しいので
忙しいのでという断り方。これの嫌われるポイントは、主語がないということです。現代社会に於いては、ほとんどの人が忙しいもの。
理由をはっきり伝えることが大切で、仕事が忙しかったり、親の病気の介護で忙しかったりと、理由を明白にしなければいけません。
秘密主義タイプによくある典型的な断り方ですが、行き過ぎると周囲の人を不快にし、相手の立場に立って考えることが大切。、
| 2.理由なしに早々と断る、先ずやってはいけないことの一つ
誘われたときにその場で断る行動。これは誘ってきた相手を、嫌っていると捉えられても仕方がない反応。
理由を明確にせず、早々と断るのは、先ずやってはいけないことの一つで、心の奥底では行かないと決めていてもいいので、大切なのは行けるかどうか確認すること。
少し後のスケジュールを聞かれた際は、一旦は予定を確認すると間をあけます。
これが調整してくれているという誠意を感じさせるので、結果的に断ったとしても機嫌を損ねません。
| 3.逃げたことが分かる、当日行けたら行きますという断り方
当日行けたら行きますという断り方。もともと行く気もないのに、その場で断るのを逃がれるため、こう発言するのは言語道断。
これは正確にいえば理由ではなく、逃げの口実で、この言葉は1度使えば癖になります。
何故なら断るという罪悪感から、逃げてしまう言い方だから。
2度目になれば、相手も逃げたということが分かり、嫌われるだけではすまず、信用も失くすことになってしまいます。
飲み会の断り方メールにみる、女性ならではの理解を得られる理由5つ
| 1.女性特有の体調不良は、問題なく理解してもらえる理由
女性特有ですので、事情は生理ということで断ります。文面も、申し訳ありません、体調が優れないため本日は遠慮します、程度の書き方で大丈夫。
男性の上司が鈍感で、それ以上追求してくる場合。女性特有の体調不良です、理解くださいと返信します。
女性の上司なら、問題なく理解してもらえる理由です。
| 2.誘いづらいのは、飲み会への出席を親から制限されている
実家から会社に通っている新入女性社員の場合、飲み会への出席を親から制限されていることや門限も有効。
上司にしても娘を気遣う親の気持ちは、よく理解できるもの。強制的に誘えば親の心象も悪くなるので、受け入れざるを得ないところ。
以後も誘いづらい雰囲気が生じますが、参加したい場合は親に許可をもらったといえば済みます。
| 3.家計を守っている妻や母の立場から、飲み会に回せない
子どもや旦那に費用がかさみ、飲み会に回せないというもの。こちらは既婚で子どもがいる場合に、非常に有効な理由。
家計を守っている妻や母の立場から、家族の資金事情を絡めて、強くプライヴェート感を打出します。
こうすることで、強引に誘うことが難しい状況を作ります。
| 4.場所と時間の設定は、別の飲み会を撥ねつけるのは困難
先に、別の飲み会に誘われていて、そちらを拒むのが困難というもの。
飲み会に誘っているのは上司も同じなので、他の飲み会を撥ねつけてまで、こちらに参加しろと強制はできないもの。
ですが、そちらが終わったらと言われると困るので、場所と時間の設定には慎重さが必要です
| 5.宅配便が届くため、今日でなければならないことを強調
他に用があり、時間的にも物理的にも行けないことが理由というもの。今日は宅配便が届くため、家で待っていなければいけませんなど。
直接的な参加できない理由ではありませんが、実家から生ものが届いたりと、今日でなければならないことを強調します。
主張が弱い点もありますが、タイミングを重視。
断りやすい理由など、男女ともにメールで使える飲み会の無難な断り方
| 1.ここ一番で使いたい、体調不良は上手く断れる無難な理由
体調不良を理由にするのは、最も手っ取り早く使いやすい無難な理由。最近風邪気味なので、治るまでお酒は控えようと言えば、大抵の場合は気遣って受け入れてくれます。
ですが、あまり何度も使っていると、仮病を疑問視されることもあり、その後の経過確認をされる可能性もあるので注意。
体調不良は上手く断れる理由なので、ここ一番で使いたいところ。
| 2.第三者、普段はあまりない特別な感じを出すのがポイント
家族や友人など、第三者を打ち出すことで追求が困難以なります。本人の気持ちは飲み会に参加したいものの、第三者が理由でどうにもならないというもの。
遠方の学生時代の友人と何年ぶりに会うとか、地方から家族が訪ねて来るというもの。普段はあまりない特別な感じを出すのがポイント。あまり頻繁に使っていると疑念を持たれることも。
| 3.率直で分かりやすい理由は、飲み代を捻り出すのが困難
金銭的な理由から、参加できないというもの。お金がないからという、率直で分かりやすい理由になります。
ただ相手が上司なだけに、奢るといった場合は、参加することになるので注意。
飲み会が続いている時など、飲み代を捻り出すのが困難なときは、上司も理解してくれるもの。
| 4.大きな買い物は、何を買ったのか聞かれること請け合い
同じように大きな買い物をした後で、次の給料日まで苦しい状況というもの。ただこの理由は、何を買ったのか間違いなく聞かれること請け合い。
それの購入なら仕方ないと、思われるものでなければいけません。
センスが問われますが、パソコンや家電の買い替えなどが当たり障りのないところ。
| 5.健康上の理由、健康診断の結果からしばらくお酒を控える
鉄板ともされる断り文句が、健康上の理由というもの。健康診断の結果から肝臓機能が落ちていたり、医者からしばらくお酒を控えるように言われてたなど。
医者から止められていれば、飲むわけには行きませんので、日頃から飲食には気を配っている素振りが必須。逆に、飲み会だからといって、お酒を飲む必要はないと言われると万事休す。
飲み会の断り方が友達の場合、一般的な断り方とは違う部分がポイント
飲み会の断り方は友達などでは少し変わってきます。大学生でもそうですが、飲み会の参加のペースを減らすための断り方があります。これは、一般的な断り方とは違う部分がポイント。一つ一つ見てみましょう。
| 1.友達なので、いつも声掛けしてくれている感謝を伝える
先ず最初は、感謝の気持ちを知らせるということ。これは友達以外から誘われた時にも共通しますが、
相手は会場予約や出欠確認に時間を割いてくれています。
まずは素直に「ありがとう」と感謝を知らせる文面から。友達になので、いつも声掛けしてくれている感謝を伝えます。
| 2.丁寧に説明、飲み会への参加頻度を減らすような断り方
一先ず今回ある飲み会だけ断りたいというときは、用事があり参加は厳しそうでOK。ただ今後の飲み会への参加頻度を減らすような断り方は、ややハードルが高め。
大切な友達なので、嘘は言わないで丁寧に説明し、今後ある飲み会への参加の回数を減らしたい、そんな希望をそれとなく伝えていきます。
| 3.シンプル表現で充分、今後の参加をそれとなく示しておく
頻度は減らしますが、飲み会そのものには参加したいという希望を伝えます。
都合がつくときは、ぜひ参加したいと思ってるとか、次回ある時も誘って貰えるとありがたいなど。
シンプルな表現で充分なので、今後の参加をそれとなく示しておきます。
まとめ
社会人につきものが飲み会などの誘い。ここでは、メールなどで断る理由をはじめ、飲み会の断り方をセンスよく伝える方法を紹介してきました。その機会には、ぜひお役立てください。
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