人生を過ごしていると、不安で仕方ないときがあるもの。不安は人間の自然な感情で、何かが気になり落ち着かない、そんな安らぎが得られない心境です。
不安の感情は危険から自分を守るために必要なもので、命の危険を感じるのは日常生活では稀ですが、不安が湧き起こるのは珍しくはありません。
特に、戦争だったりショッキングなニュースを目にすれば、何となく落ち着かない、そんな不安な気持ちとなるのはある意味で当たり前というものです。
そんな不安で仕方ない時に、余りに強すぎる防御反応を感じてしまえば、行動を押さえ付けられてしまうことになりかねません。
なので、不安の悪循環に陥いらないよう注意することが必要です。
ここでは、不安で仕方ないときは限界のサインかも知れない、断ち切り対処する術を紹介しています。
不安で仕方ないときは限界のサインかも知れない、断ち切り対処する術
| 1.分散されて、身体の緊張感もほぐれやすくなるというもの
身体を動かすということ。運動をすることにより、不安で仕方ないときのエネルギーが分散されて、身体の緊張感もほぐれやすくなるというもの。
研究結果からも、身体を動かすことで不安に伴っている症状が大幅に減り、気に掛かっている物事から意識が離れ、負の感情に対しての耐性が強くなることが分かっています。
付近を10分程度ジョギングするだけで違いがあり、外に出て自然に触れられる環境にあれば散歩するのも、断ち切り対処する術の一つ。
| 2.小さなショックを与える、そんなことで和らぐ可能性も
冷たい水で気分を落ち着かせるということ。不安で仕方ないときは、身体に小さなショックを与える、そんなことで和らぐ可能性もあるもの。
冷たい水に飛び込んだ時に、一瞬息をのむのと同じ原理で、冷たいシャワーを浴びたりのほか、氷を握ったり手首に冷水を流すなども、断ち切り対処する術の一つ。
身体が冷たさに集中せざるを得なくなって、感じているストレス原因から意識が離れる仕組みで、一時的な対処として覚えておくのも良いかも知れません。
| 3.メンタル的な面についても同じことが当て嵌まるという
生活習慣を見直し予防するということ。病気への最良の薬は予防と言われますが、メンタル的な面についても同じことが当て嵌まるというもの。
予防の第一段階は、普段の生活での充分な睡眠だったり、適度な運動や栄養バランスの取れた食事が重要なポイントになります。
不安で仕方ないときなど、心のバランスが不安定になっていると立て直すのが難しく、できることから始めるのが断ち切り対処する術の一つ。
| 4.なりやすいテーマなど、見極められるようになるという
考え方の癖を掴むということ。心配事をリストアップすることにより、自分自身の思考パターンだったり、悩みの種となりやすいテーマなど、見極められるようになるというもの。
自分自身のネガティブな思考パターンを認識すれば、不安で仕方ないときにも要因を特定しやすくなる、断ち切り対処する術の一つ。
自らの負の思考パターンが特定できれば、非論理的な想像を不安な気持ちからしている、そんなことが見極められるようになることになります。
| 5.気持ちを落ち着かせる方法が、5-4-3-2-1ルール
不安解消のためのルールを実践するということ。不安で仕方ないときに、瞬時に気持ちを落ち着かせる方法が、5-4-3-2-1ルールというもの。
部屋を見渡し、目に見えるものを5つ、感じることを4つ、聞こえてくる物音を3つ、香りを2つ、味がするものを1つ選ぶというものです。
こうして五感を使用することで、今現在を意識することができ、脳が上の空になるのを防いでいく、断ち切り対処する術の一つ。
一人の状態であれば、声に出して言うこともでき、一層自分がいることに意識を向けられ不安も吹き飛びます。
毎日不安で仕方ないときもあるもの、注意しておきたいそんな人の特徴
| 1.決断をした後で失敗したくないと考えているというもの
優柔不断なところがあり決断力がないということ。不安で仕方ない自信を持てない人は、決断をした後で失敗したくないと考えているというもの。
間違った方を選択したくないという思いから、自分自身で決定する能力がない人が多い傾向があります。
成功したいからと逡巡するのではなくて、失敗したくないという思いで躊躇するマイナスの思考も、自信がない人に見られる傾向です。
| 2.自信がないタイプの人は人間への依存傾向が強いという
依存心が強いということ。依存は人や物がターゲットになる場合が多いものですが、自信がないタイプの人は人間への依存傾向が強いというもの。
不安で仕方ない人は基本は悲観的な思考で、一人では決断もできないで、誰かの意見に頼ったり従ったりすることにもなりかねません。
自分が判断しなくても、代わりに責任を取ってくれる、そんな風に人に対し依存してしまうことにもなりかねません。
| 3.考えるところがあり、適切な手抜きができないというもの
完璧主義なところがあるということ。不安で仕方ない人は、何事も完璧にしなければと考えるところがあり、適切な手抜きができないというもの。
求める理想が高すぎる傾向があり、失敗することに極端とも言える恐怖心を募らせることにもなりかねません。
どんなことでも100点満点を追求すてしまいがちで、ある意味でリアリティのないところがあります。
| 4.自分は価値がないなどと、自己を卑下する癖があるという
自己卑下の傾向があるということ。自分何て駄目とか、自分は価値がないなどと、自己を卑下する癖があるというもの。
コンプレックスが強いので、何かにチャレンジするときも投げやりになり、最初から諦めている雰囲気があります。
何でもマイナスの方向に考えてしまうことが多く、将来のことを不安に思ったり、過去のことで自責の念に駆られることもあります。
人生が不安で仕方ない時もあるもの、知っておきたいそんな人の原因面
| 1.頻繁にあったり、過剰な期待や干渉をされたりしたという
幼少期の環境ということ。小さい頃に否定されることが頻繁にあったり、過剰な期待や干渉をされたりしたというもの。
兄弟の間で良く比較をされたりしたなど、その育てられ方が不安で仕方ない状態に繋がっている可能性があります。
こうした幼少期の環境だったり育てられ方のほか、親からの愛情不足が影響していることも疑いは拭いきれません。
| 2.やり遂げることにより達成感が得られ、自信も付いていく
何かを完遂した経験が少ないということ。物事は完遂することに意義があり、やり遂げることにより達成感が得られ、自信も付いていくもの。
何かを達成したことが非常に少なかったり、常に中途半端に終わる経験が多かったりした場合、自信を失った人間ともなりかねません。
| 3.近付くような計画を立てるのが、非常に苦手な傾向にある
計画を立てられないということ。親が敷いたレールで育った人は、目標達成に近付くような計画を立てるのが、非常に苦手な傾向にあるもの。
計画を立てられなければ、目標を達成することはできないので、達成感など味わえず、結果として自信を失った人間ともなりかねません。先ず最初にきちんとした計画を立てることが必要です。
まとめ
そうした安らぎが得られない心境です。ここでは、不安で仕方ないときは限界のサインかも知れない、断ち切り対処する術を紹介しました。その折には、ぜひお役立てください。
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