無害で益虫だけど暗いイメージ、なぜか嫌われる蜘蛛の退治と駆除方法


ほとんどの部類の蜘蛛は人間を襲撃することなどないのに、嫌われてしまう悲しい虫の一つ。無害で益虫だけど暗いイメージがあり、現実に、家の中や庭でクモの巣が張られていると、不衛生な感じを持ちますし、見ていて心地良いものではありません。

一般的には屋外にいるはずの蜘蛛ですが、家の周りで見かけることもあります。蜘蛛の巣を発見し不愉快に感じて取り去っても、気がつくとまた同じ所に巣が張られ、意気消沈することもあります。これは蜘蛛の特異性で、同じ場所に幾度も巣を張ろうとするから。

また屋内で見かけるとしたら、蜘蛛のがたっぷりあるからかも知れません。蜘蛛がよく出没する住宅の共通項としてあるのは、餌となるようなゴキブリや小さな虫が多くいるということ。

蜘蛛の退治には、餌となる虫も合わせて駆除することが大切。ここでは、無害で益虫だけど暗いイメージ、なぜか嫌われる蜘蛛の退治と駆除方法を紹介しています。

 

 

 


退治するにしても知っておきたい、家の中でよく見かける蜘蛛の種類


 

農業害虫や衛生害虫を捕食することで、益虫とされるのが蜘蛛。ひと口に蜘蛛といっても、その生態や種類はさまざまで、自ら出す糸により巣を作り餌となる害虫を捕捉するものから、巣を作らず徘徊することで害虫を捕捉するものがあります。

最近では外来種のセアカゴケグモという毒蜘蛛が侵入、問題となっています。

 

| 1.家グモと呼ばれる、この蜘蛛を指すアダンソンハエトリ

1cmにも満たない小さな蜘蛛で、部屋のなかを飛び回るものはアダンソンハエトリ。家グモとされているものは、この蜘蛛を指し示すことが多くなっています。はお腹部分に白の縦縞があり、見た目は茶褐色。一方雄は、黒い色で三日月型の模様があります。

ダニをはじめコバエやゴキブリの子どもなどを餌にしていて、毒は備えていません。アダンソンハエトリは、巣を張ることはありません。

 

| 2.チャスジハエトリ、毒はなくコバエやダニを餌としている

アンダンソンハエトリよりも少し大ききく、糸を出しながら動く蜘蛛を見つけたら、それはチャスジハエトリ。昼夜を問わず移動では糸を出しているので、別名はジャンピングスパイダーと呼ばれています。

外見が茶褐色のこの蜘蛛も毒性を持たず、餌はダニや小バエなどの益虫です。チャスジハエトリも巣を張ることはありません。

 

| 3.足を含め10㎝以上もあり、最大級の蜘蛛はアシダカグモ

ビックリするほどの大きさの蜘蛛を見い出したら、それはアシダカグモ。それ程苦手ではない人でも、この蜘蛛とは出逢いたくないもの。見た目は足を含めると10㎝以上もあり、最大クラスの蜘蛛の一つ。ただアシダカグモは、派手な外見のわりにとても大人しく臆病。

ゴキブリのほか、なんとネズミなども餌にするという、とても役立つクモ。この蜘蛛を見かけるのであれば、一つ屋根の中に餌となる害虫が豊富にいるということ。退治する際は、嫌な害虫が大量発生する可能性も考慮。

 

| 4.イエユウレイグモ、形態的にクモの巣を張ってしまう

足がとても長細く、軟弱な雰囲気はイエユウレイグモ。華奢な見た目で、なんとなくアメンボを思わせる姿となっています。そのまま放置でも大丈夫な蜘蛛ですが、形態的にクモの巣を張ってしまうので、気がかりな人は外に逃がします。

また動きも遅く性格は大人しいので、イエユウレイグモを駆除することは簡単。

 

 

 

 


咬まれると厄介なことに、外来種として定着しているセアカゴケグモ


 

| 1.けばけばしい外見のセアカゴケグモの雌、名前の由来は

本来、オーストラリアや東南アジアに生息している毒蜘蛛がセアカゴケグモです。1995年初めて発見され、特定外来生物に指定された後も全国的に広がっています。

名前の由来は背赤後家蜘蛛という名前通り、背の赤いゴケグモで交尾後に雌が雄を食べてしまい、だけが生き抜くことから。雄には毒がないですが、けばけばしい外見のセアカゴケグモの雌にはがあります。

 

| 2.慌てずに落ち着いた対処、セアカゴケグモに噛まれたとき

セアカゴケグモ自体に攻撃性はありません。ただ素手で触るなど刺激すると、噛まれることがあります。その際は、針で刺されたような猛烈な痛みが生じ、局所が腫れたり、嘔吐やめまいなどの症状が散見されます。

日本国内では軽傷のことが多く、慌てずに落ち着いた対処が重要。極稀に重症化することがあり、治療が遅くなるとると呼吸困難や震えが起こったり、血圧上昇などの症状が出ることがあります。医療機関を受診したときは、セアカゴケグモに噛まれたことを報告します。

 

| 3.繁殖してしまうと危険、発見次第に退治したり駆除したり

セアカゴケグモの生息場所としては、公園のベンチの下や、道路側溝の蓋、墓石など日当たりがよく適当な隙間がある所。造網型の蜘蛛のように、綺麗な形の巣を張るわけではありません。セアカゴケグモの場合、低い位置にばらつきのある網を張るので、はじめは見落とすこともあります。

自宅の庭などで、ガーデニングをしている人は特に注意。セアカゴケグモや類似している蜘蛛を見つけても、決して触ってはいけません。ただ何もしないで繁殖してしまうと危険です。なので見付け出し次第、駆除したり退治したりすることが大事。

 

 

 


家の中で見かけたときに慌てないでしたい、いろいろな蜘蛛退治の方法


 

| 1.効果的なアロマオイルは、レモングラスとシダーウッド

蜘蛛が嫌いな柑橘系の匂いがする、アロマオイルなどを使う方法。蜘蛛を見かけたとき、柑橘系の匂いがするスプレーなどを吹きつけると、蜘蛛が逃亡し退治できます。

グレープフルーツや蜜柑の皮など絞り、自作できるスプレーは、薬品と違い人間の体にも影響がないので安心。蜘蛛退治に効果的とされるアロマオイルは、レモングラスとシダーウッド。小さな子供やペットがいる際は、舐めたりしないよう注意。

 

| 2.蜘蛛を忌避させ巣を張らせない、クモ専用のエアゾール

蜘蛛退治のグッズで主流になっているのは、家庭用エアゾールタイプ。クモ自体は、特別に薬剤に対して耐性があるわけではありません。なのでクモを駆除したいときは、不快害虫用のエアゾール等で比較的簡単に駆除できます。

ただクモのもう一つの被害が、巣を張ること。駆除は簡単ですが、残ったクモの巣は箒を使うなど、物理的に取り除くしかありません。殺虫はもちろんのこと、蜘蛛を忌避させ巣を張らせないようにする、クモ専用のエアゾールが便利。

 

| 3.生命力が非常に強い、掃除機は止めた方がいい方法の一つ

蜘蛛退治でよくあるのが、掃除機で蜘蛛を吸い込むという方法。これには後があり、小さい蜘蛛のほかアリや蜂などは、掃除機が吸い込んだ衝撃で、ゴミに埋もれ窒息して死ぬことが多いとされます。

ただ生き残りやすい害虫もいて、ゴキブリや大型の蜘蛛、ムカデなど。どれも、生命力が非常に強い害虫で、衝撃では死なないので、掃除機は止めた方がいい方法の一つ。

 

| 4.蜘蛛の数が多過ぎて手に負えないとき、駆除相談を業者に

蜘蛛退治を業者に依頼するのも有益な方法の一つ。蜘蛛が入り込みそうな隙間は、床と壁の排水管のスペースなどを塞ぐことで防止できます。これは一般家庭ではかなり手間がかかり、必要な知識も必要。

業者に依頼すれば、蜘蛛の侵入経路をきちんと分析します。加えて生態なども把握しているので、適切な対応をとってもらえます。蜘蛛の数が多過ぎて手に負えないときは、駆除の相談を業者にをします。

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まとめ

蜘蛛は家の周りで見かけることもあります。ここでは無害で益虫だけど暗いイメージ、なぜか嫌われる蜘蛛の退治と駆除方法を紹介しています。その機会には、ぜひお役立てください。