身の回りを見渡してみると、独善的な人がいるもの。上司が独善的なタイプであった場合、単刀直入に意見を言っても受け付けて貰えないことがほとんど。
そんな人物は相手の立場でものを考えることができないので、自然にパワハラ発言も多くなります。
そもそも独善的な人の意味合いは、他人のことには構わないで、自分だけが正しいと感じる傾向で、独りよがりのこと。
独善的な人とはアスペルガーなどの障害がある場合もあり、付き合い方にも注意が必要です。
もちろん家庭の子育てなどを見ても、親というものは気づかないうちに、子どもに対して独善的になることがあります。
更に配偶者を見ても、一昔前なら独善的な男性も多くいましたが、現在は相手への尊重が求められ逆のパターンも。
ここでは、独善的な人の末路が気に懸かるもの、人間関係を考えた具体的な対処法を紹介しています。
独善的な人の末路が気に懸かるもの、人間関係を考えた具体的な対処法
| 1.考えを逆転させるような現実を見せつけるしかないもの
適当に放置するということ。独善的な人に対抗するためには、その考えを逆転させるような現実を見せつけるしかないもの。
それは手軽にできることではなく、問題の規模が徐々に大きくなるに連れ、甚だしい労力を求められるようになります。
そんな独善的な人に対抗しようと奮起する前に、目先の問題自体に苦労して対処する必要性があるか、慎重に考えることが大切。
単純に不快というだけで実害性のない問題のケースでは、放置するのが正しい対処法になることもあります。
| 2.聞いてませんでしたという具合で、知らんふりで聞き返す
話に水を差すということ。信じ込んだら絶対に自身の意見を変えず、良くも悪くも思い込めば一直線、それが独善的な人。
良い方向に思考が向いている時は、適当に持ち上げると機嫌良くしているものの、ネガティブな方面に暴走している時はそうもいきません。
独善的な人が得意の自分勝手な考え方を披露するような場合、適当なところで話に水を差し調子を崩すようにします。
異なった方向へ別の話を振ってみたりするほか、聞いてませんでしたという具合で知らんふりで聞き返したりと、気勢を削いでいきます。
| 3.他者の意見を自身に都合良く解釈、無理強いする傾向に
自身がしたいことを明白に伝えるということ。独善的な人物は、他者の意見を自身に都合良く解釈、無理強いする傾向にあるもの。
そうした振る舞いが嬉しくないものであったケースでは、本来したい事柄を明白にして対応することが大事。
関係を困難にしたくないからと曖昧な対応をした場合、独善的な人は否定されないということで、自らの意見が正しいと行為を激化させることに。
こういった勘違いした解釈がどこまでも広がらないようにするため、最初の段階で的確に否定しておくことが重要。
| 4.独善的な人と会うときは、できる限り一対一を回避する
相対しない工夫をするということ。個人的に接した場合は非常に疲れるので、独善的な人と会うときは、できる限り一対一を回避するというもの。
すぐ側にそういう人物がいるケースでは、近寄ってこないようできる限り集団に紛れる方が、トラブルに巻き込まれたりストレスを感じ難くなります。
独善的な人物も他者の視線が多いところでは、自身の意見を通すことが困難なのはある程度は理解しています。
集団に向かうと自らに都合よくは行かない、そんなこともある程度は判っているので、自己主張が発揮し難くなることに。
| 5.行動が皆に支持されていると心の奥底で信じているもの
賛同者を募り対抗するということ。独善的な人は己の振る舞いに絶対的な自信を持っていて、その行動が皆に支持されていると心の奥底で信じているもの。
そんな自分勝手な思い込みにより被害を受けたケースでは、単独で戦おうとせず賛同者を募り対抗していく方が効果的。
自らが多数派であると思い込んでいる独善的な人には、個人的に何を指摘しても、少数派の意見と軽く見られ効果は期待できません。
独善的な意見に対処する上で重要なことは、立場を逆転できるほどの圧倒的人数差ということに。
独善的な人の性質は仕事にも現れるもの、覚えておきたいそのやり方
| 1.同僚などに困難が生じていても手助けようとはしません
配慮できないということ。独善的な人というのは、己を中心に物事を考えているので、他人のことは配慮しないもの。
自分さえ良ければと思っているので、例え友人や同僚などに困難が生じていても手助けしようとはしません。
それどころか悪意はなくても、人の気分を害することを口走ったり、平気で悲しませるようなことを言ったりします。
| 2.思い込んでいるので、周囲の人たちの助言は聞かないもの
人のアドバイスを聞かないということ。自らが絶対的に正しいと思い込んでいるので、周囲の人たちの助言は聞かないもの。
仕事のできる上司などは、良いと思った部下の意見も受け入れますが、独善的なタイプの人はそれができません。
プライドが異常に高いところがあり、己の自信を持っているので、人の意見を聞き入れるてみるという思い自体がありません。
| 3.トラブルに出会っても、誰も手助けしてくれない状況に
空気を察知できないということ。独善的な人は己の世界を持っていて、その中にいることもあり、空気を察知できないもの。
こういった傾向は残念なところでもありますが、他の人に配慮しないのではなくそれができず、当人も意図しないまま独りぼっちになることに。
自覚したときには既に周りに嫌われていて、何かのトラブルに出会っても、誰も手助けしてくれない状況に陥りがち。
| 4.口の端々に乗せながら仕事をしていると声掛け難いもの
不平不満をこぼしながら仕事をするということ。誰でも仕事に対して文句や不満などを持っていますが、口の端々に乗せながら仕事をしていると声掛け難いもの。
こうした不平不満をこぼす人は、我が儘をその分だけ言っていると周囲に認識され、他者のことを考えない人物と受け取られることになります。
もし注意された際、不満をエスカレートさせるようになると、これ以上関わるのは止めようと皆に避けられることに。
自分が絶対正しいと疑わないもの、知っておきたい独善的な人の特徴面
| 1.己より目立つ相手に対しては、非常に攻撃的になるところ
自意識過剰で、目立ちたがりということ。独善的な人物は、何はともあれ目立ちたがり屋であるケースが多いもの。
無闇にその場を仕切りたがり、リーダー的な立ち位置に収まりたがるパターンの人物が数多くいます。
主役が自分でなければ納得できないこともあり、己より目立つ相手に対しては、非常に攻撃的になるところもあります。
| 2.共鳴した体験にも乏しく、人間関係は非常に否定的に感じ
人間関係に否定的ということ。独善的な人の一面に、人間関係上の事柄にネガティブ思考というポイントが挙げられるもの。
意地を張り通す我の強さがあり否定的思考とは無縁に見えますが、独善的行動は自らや周囲を客観視する余裕がない裏返し。
他人との適切な距離感が分からない独善的な人は、互いに共鳴した体験にも乏しく、人間関係は非常に否定的に感じます。
| 3.自らの方が絶対的に正しいとばかりに先方を論破しようと
喋ったことに対し自ら相槌を打つということ。独善的な人物は、自ら話したことに頷き首を縦に振ることがあるもの。
酔ったケースなどでは、傾向も顕著に出ることになり、言葉の区切りごとに頷く仕草をしたりするのは独善的な人の証拠。
場合によってはその仕草に乗り、自らの方が絶対的に正しいとばかりに先方を論破しようとします。
| 4.嫌がっているのが判っても、そのまま押し通してしまう
友人が極めて少ないということ。独善的な人物は他の人のことを思っているようで、自己中心でしか事柄を見てないことが多いもの。
自分勝手な行動をやり過ぎてしまうので、先方が嫌がっているのが判っても、そのまま押し通してしまったりすることになりかねません。
親しい間柄でも許されない一線を踏み越えてしまい、最終的に友人として残るのは非常にわずかになります。
まとめ
自分だけが正しいと感じて独りよがり。ここでは、独善的な人の末路が気に懸かるもの、人間関係を考えた具体的な対処法を紹介しました。その機会には、ぜひお役立てください。
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