生きている価値をその身に感じたいもの、取り戻していく心の持ち方



人生を過ごしていると、生きている価値を考えることがあるもの。生きている価値を感じないなど、立ち止まって思い悩んでしまう人もいます。

生きている価値とはとか自分自身の人生の価値など、そういったこと考え始めてしまえば、辛くなってくることにもなりかねません。

生きている価値はあるのかという問題には、人生というのは唯生きること、そんな回答も世間では良く言われます。

生まれたから生きいずれ必ず死ぬ、この生まれてから死ぬまでの期間が生きるということで、それ以上でも以下でもありません。

なので、疑問が湧いた際の思考方法などを掴んでおく必要もあります。

ここでは、生きている価値をその身に感じたいもの、取り戻していく心の持ち方を紹介しています。

 

 

 


生きている価値をその身に感じたいもの、取り戻していく心の持ち方


 

| 1.今現在に感じることが、非常に重要なポイントになって

今現在に意識を向けるということ。五感を通じて様ざまな感覚を今現在に感じることが、非常に重要なポイントになってくるというもの。

言い換えれば、海をはじめ山や川などの自然に触れたり、美しい景色の中で太陽の光を浴びたり風に吹かれる心地良さを感じるなどです。

世間の価値観から一歩離れて、ただその場の今現在の姿を五感を通じて感じ、人間として生きている実態に気付くのが、取り戻していく心の持ち方の一つ。

自分自身に生きている価値があるとかないなど、そういった考えは一旦脇に置いて、心が休まっていくのを感じるよう心掛けます。

 

| 2.出かけた時はいずれ帰って生て、生まれたらいずれは死ぬ

生きるのは旅行のようなものと理解するということ。人生は旅行に似ているところがあり、出かけた時はいずれ帰って生て、生まれたらいずれは死ぬというもの。

旅行に価値があるかなど普通は考えず、楽しく旅行ができればそれで良く、その楽しみ方は人それぞれで違っていて構うものではありません。

様ざまな場所を一生懸命に駆け巡って、できる限り沢山の経験を積んでいくのも生きている価値に結び付く、取り戻していく心の持ち方の一つ。

当たり前ですが自分のしたいように自らの旅行をすれば良く。このように人生の本質を明確に捉えれば、余計なことは考えずに済むようになってきます。

 

| 3.大事なことが、自分自身と他の人をいちいち比較しない

他人と比べないということ。生きている価値を掴んでいくために大事なことが、自分自身と他の人をいちいち比較しないというもの。

友人は大手企業に就職し結婚して幸せそうで、比べて自らは恋人もいず雇用も収入も不安定な状態で、将来どうなるのかも分からないという状況です。

友人が羨ましいと思うのは無理はありませんが、比較してランクを付けてしまえば、気持が辛くなり大きく落ち込むことにもなりかねません。

人生には乗り越えるべき学びがあり、小学1年生と6年生では学習することが違いますが、小学6年生の方に生きている価値がある訳ではない、取り戻していく心の持ち方の一つ。

 

| 4.誰が何と言おうと私は私で良いと思えることが非常に大切

私は私で良いと思えるということ。生きている価値を取り戻していくには、社会の役には立っていなくても、誰が何と言おうと私は私で良いと思えることが非常に大切というもの。

3歳児の子供が、私は生きている価値がないなどとは思ってはなく、そんなことを考えるような余地もなく、楽しそうに遊んでいるのが普段の姿です。

なぜかと言えば、自らが駄目な人間とは露ほども思ってないからで、現在の自分が良く頑張っていると思えるかかが重要なポイントになります。

自分自身のことを労いたいという気持ちが大事で、感謝の言葉を心の内に掛けてあげたり、身体をマッサージするのも、取り戻していく心の持ち方の一つ。

 

 

 


生きている価値がない私ですがと言うことも、知っておきたい特徴面


 

| 1.無理が口癖だったり、褒められることが苦手だったりする

諦めるパターンということ。諦めるパターンは内に籠ってしまうところがあり、どうせ無理が口癖だったり、褒められるのが不得手だったりするというもの。

自己肯定感が非常に低いところがあり、自らの殻の中に閉じ籠っている状態を思い描けば、イメージしやすくなります。

失敗を過剰に怖れることで諦めに心が支配されると、人間は主体性を手放すことにもなりかねません。

 

| 2.本気を出したりせず、いわゆる良い人物を演じるという

逃避するパターンということ。内に籠る行動する人は逃避パターンとされ、無関心を装って努力をしたり本気を出したりせず、いわゆる良い人物を演じるというもの。

自分にとり都合の悪いことは関心がない振りをしたり、何かに取り組む時に本気を出すことを躊躇したりします。

本気を出してないだけで発揮すれば全てが上手くいく、これは実際の裏返しの姿というもので、自己肯定感の低さからきています。

 

| 3.それを証明しようと躍起になってしまうパターンという

比較優位のパターンということ。自分自身に価値があると受け取られたい願望が非常に強く、それを証明しようと躍起になってしまうパターンというもの。

全身をブランド品で装飾したり、聞いてもいない自慢話をするなど、一見自信に溢れて見えますが、それらは飽くまで付帯品にしかすぎません。

他の人から凄いといった言葉を引きだすことで承認欲求を満たし、自己肯定感の異常な低さを埋め合わせているだけです。

 

| 4.過剰に気にしていたり、常に何かを心配しているという

求めるパターンということ。求めるタイプは外に求める受け身派とされ、他人の目を過剰に気にしていたり、常に何かを心配しているというもの。

他人に関心や興味を向けているように一見すると見えますが、実は他者に映る自分自身の姿を見ているだけのところがあります。

何かを人から与えて貰い一時的に自己肯定感の異常な低さを補完しても、根本的な解決にはほど遠いところがあります。

 

 

 


そこには様ざまな点が見られるもの、生きている価値を感じない原因


 

| 1.幼少の頃の家庭の環境に大きな影響を受けているという

幼少期の家庭環境ということ。生きている価値を感じない自己肯定感の低さは、幼少の頃の家庭の環境に大きな影響を受けているというもの。

テストで80点も取れ凄いと褒められるか、平均点は90点なのに何故平均点以下と言われるか、どちらが自己肯定感に結び付くかは一目瞭然です。

自らの存在を否定されたような体験があったり、親との対話が少ない経験は、自己肯定感の低下を生じさせる大きな要因ともなります。

 

| 2.学校教育にも、自己肯定感を低くするような一因がある

学校教育ということ。平均的なタイプが良い評価を受ける学校教育にも、自己肯定感を低くするような一因があるというもの。

日本の教育では、出る杭は打たれるとか、周囲の人たちと同列が良いとされるような風潮があります。

並み外れたような個性的なやり方は価値が低いとか、意味がないと見なされるので、自然に目立たずいようと考えることにもなりかねません。

 

|  3.前に出るのは良くないといった考えが、少なからず存在

日本の習慣ということ。日本には謙虚を美点とする風習が昔からあり、自己主張して前に出るのは良くないといった考えが、少なからず存在するというもの。

ポジティブな姿勢だったり自信のある態度は、ナルシストとか自意識過剰と評されることにもなりかねません。

相手を優先しすぎる行為の結果として、自己肯定感が低くなってしまい、生きている価値を見失うことにもなりかねません。

 

 

 

まとめ

立ち止まり思い悩んでしまう人もいます。ここでは、生きている価値をその身に感じたいもの、取り戻していく心の持ち方を紹介しました。その折には、ぜひお役立てください。

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