身の回りを見渡すと、損得勘定で動く人がいるもの。面倒なことは極力避け要領よく立ち回り、なるべく自分の利益になるような動きをする人。
損得勘定の意味をみると、損するか得するかを天秤にかけることで、いつもこんな計算が働く人がいます。
よく言えば合理的なタイプとも言えますが、悪く言えば狡猾な人ということになり、面倒なことに出会えば結局損をすると信じています。
他者より得をしたい気持ちが強く、全ての事柄の判断基準が損得勘定なので、様ざまな局面で結果的に利益が出なければ気が済みません。
もちろん損得勘定で動かない人と違ってトラブルになることも多く、身近にそんな人物がいるときは注意も必要です。
ここでは、損得勘定で動く人の末路も心配なもの、首尾よく向き合っていく対処策を紹介しています。
損得勘定で動く人の末路も心配なもの、首尾よく向き合っていく対処策
| 1.考えないので、同じように打算的に接してみるというもの
こちらも打算的に接してみるということ。元から損得勘定で動く人は、相手の気持ちなど考えないので、同じように打算的に接してみるというもの。
損するとなれば、例え以前に世話になった人物の頼みでさえ、良心の呵責など感じることなく断れる人なので、相手が打算的でも意外と気にしません。
人間関係は合わせ鏡とも昔から言われるように、相手と同様の行動を取ることでストレスを感じずに済む、首尾よく向き合っていく対処策の一つ。
| 2.ならない場合、小細工せず敢えて真正面からぶつかると
敢えて真正面から相対するということ。損得勘定で動く人と一緒に仕事をしなければならない場合、小細工せず敢えて真正面からぶつかるというもの。
この時に、損得勘定で動く人に対して、得することがあるのは事実でも損することもあると、前もって明確に告げておくことが重要なポイント。
その上で、得だけで損はしたくないという考え方では仕事は成立せず、損をしてでもすることになると納得させるのが、首尾よく向き合っていく対処策の一つ。
結果として、損得勘定で動く人と衝突する可能性が大いにあるので、事前に周りの人たちを味方につけるなど、根回しをした後で行うようにします。
| 3.丁寧に接しても、損する人物は徹底的に無視するという
社会のルールを徹底させるということ。損得勘定で動く人は自分に利益がある人には丁寧に接しても、損する人物は徹底的に無視するというもの。
なので、得をする人に対してはきちんと挨拶をしますが、得することも何もない人には労力の無駄で、そういうことはしません。
それでは社会が成り立たないことを指摘し、ルールを徹底させていくのも、首尾よく向き合っていく対処策の一つ。
| 4.仕事をする時など、著しく協調性に欠けるところがある
協調性を身に付けさせるということ。損得勘定で動く人は、チームを組んで仕事をする時など、著しく協調性に欠けるところがあるもの。
実際に損することはやりたくないと、チームでする仕事にも関わらず、ボイコットするような人も稀にいます。
そうした考え方が、他の人に嫌われる最大の要因であることを伝え、一緒にやっていけるよう協調性を身に付けさせるのも、首尾よく向き合っていく対処策の一つ。
| 5.人付き合いをするのは、相手が自らにとって利益のある人
どうしても苦手であれば距離を置くということ。損得勘定で動く人が人付き合いをするのは、相手が自らにとって利益のある人だからというもの。
得するものがなくなれば容赦なく関係を断つことになり、今は仲良く付き合っていても、価値がなくなったと判断すれば何も言わずに離れていきます。
恋愛でさえも損得勘定で動くことが多く、相手のことが好きという理由で付き合っている訳ではないことは明らかです。
結果として、そんな人に気を遣う位であれば、本当に信頼できる人を大切にする方が良く、苦手なら距離を置くのが最良ともいえる、首尾よく向き合っていく対処策の一つ。
損得勘定で動く人には様ざまな面が見られるもの、注意したい心理状況
| 1.何をするにしても、損をするか得をするかばかりを考えて
お金しか信用できないという心理状況。損得勘定で動く人は何をするにしても、損をするか得をするかばかりを考えているもの。
自らの利益についてばかりを考えるので、他の人が純粋な好意により何かを提供してくれても、善意などは頭から信じていません。
自分自身の人生を守るものは、お金だけだと信じ込んでいて、そのため他人の好意に対しても見合った金額を頭の中で計算して対応します。
| 2.利益ばかりに注目するので、他のことは考えられない状態
客観的な視点で捉えられないという心理状況。自分が損をしないかばかり考え、目先の利益ばかりに注目するので、他のことは考えられない状態というもの。
なので、例え損をすることになっても誰かの役に立つのは、必ずしも人のためではない、そういった考え方に疑問を持っています。
人間の関係はどこかで繋がっていて、どこかに自分自身を導いてくれるかも知れない、そんな考えは甘いということにもなりかねません。
結果として、すぐ受け取れるような利益しか考えないので、視野が狭くなることが多く、長期的な観点からは損をしてしまう可能性が大いにあります。
| 3.ものがあり、何を最重要視するかは個々で違っていると
独特のルールを設けているという心理状況。人間にはそれぞれ大切に思っているものがあり、何を最重要視するかは個々で違っているというもの。
周囲の人たちにケチだと思われている人物でも、自分の趣味だったり好きなことには、お金は惜しまないという人もいます。
損得勘定で動く人と言っても、独特のルールを設けていて、それに従って損得勘定をしながら日常生活を生きています。
損得勘定の診断なども世間にはあるもの、知っておきたいその特徴面
| 1.いる人は、得になることだけをして効率的に働こうとする
出世のためには手段を選ばないということ。損得勘定で動いている人は、得になることだけをして効率的に働こうとするもの。
職場でも早く実績を残したいし出世したいので無駄な物事はせず、努力は惜しまないので自然に向上心が高くなります。
こうした人に良くあるのが、できる限り近道を通って出世をしていこうと考えていて、損得勘定で動いてしまうことにもなりかねません。
| 2.周囲の人たちに嫌な人物と捉えられても良いと考えている
空気を読まないということ。損得勘定で動く人は普段から目先の損得ばかりを追っていて、周囲の人たちに嫌な人物と捉えられても良いと考えているもの。
周りの人たちには空気が読めない人と受取られていますが、実際のところは読めないというよりも、読まない人ということにもなりかねません。
空気を読んでしまうと、損になるようなことでもしなくてはならない場合があり、そんな状況になることを避けています。
| 3.付き合っていくのは、助け合いながら生きるからという
古くからの友人がいないということ。人間関係は時として損になることがあり、それでも付き合っていくのは、助け合いながら生きるからというもの。
ところが損得勘定で動く人は、関係が損であるようなときや、付き合っていると不利益を被るかも知れない時点で関係を絶つことにもなりかねません。
結果として、信頼関係を築くことができず人が離れるところがあり、古くからの友人を持っていない傾向があります。
運を開いて、損得勘定で動く人とも仲良く。
引き寄せの法則で、損得勘定で動く人とも仲良く。
まとめ
自分の利益になるような動きをする人。ここでは、損得勘定で動く人の末路も心配なもの、首尾よく向き合っていく対処策を紹介しました。その機会には、ぜひお役立てください。
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