普段の暮らしの中で周りを眺めると、嫌われ者と言われている人がいるもの。多くの人は職場などで、周囲から愛される存在になろう心掛けるものです。
なので、誰もが円滑にコミュニケーションを図るため、立ち振る舞いや言葉づかいなどには注意しているもの。
ただ人間にはそれぞれ個性があり、思考や考え方も違い、言葉一つとっても受け取り方はさまざま。
なので、現実には誰にでも受け入れられることは不可能です。
残念なことですが、知らず知らずの間に同僚たちをいら立たせてしまい、嫌われ者と呼ばれることになります。
これは自分自身にも当て嵌まることで、何となく爪弾きにされていると感じたり、何だか嫌われているという印象が芽生えた時は要注意。
そんな気持ちに囚われた時こそ、自分自身を思い返す絶好の機会です。
周りの人たちを不愉快にさせる要因があるのかどうか、自身を再確認するようにします。
ここでは、嫌われ者を診断チェック、その特徴を捉えて愛される存在になる方法を紹介しています。
不確かな気分のときには特に役に立つ、とっておきの嫌われ者診断表
ひょっとして自分は嫌われている、そんな気持ちになった経験がある人もいるもの。ここで特別嫌がられる理由が思い浮かばなければ、単なる思い過ごしと自らに言い聞かせ、一旦は納得しようとします。
そうした不確かな気分のときには、嫌われ者診断が役立ちます。
| 1.「Yes」or「No」で回答。嫌われ者かもの診断表
①ほんの少しでも損をするのは嫌だと思う
②人の不幸話を聴くのが好き
③考え方はどちらかといえばポジティブ思考
④周りの人の評価や反応は気にしても仕方がない
⑤自分自身には敵が多いと思う
⑥不機嫌さやイライラ感は態度に出がち
⑦権力には立ち向かっていくタイプだ
⑧友達作りには時間がかかる方だ
⑨人に自慢話しをするのは気分が良い
⑩自分は器用貧乏の方だと思う
⑪自分は負けず嫌いな性格だと思う
⑫周りには嫌いな人のほうが多い
「Yes」が7つ以上あると嫌われ者としての資格は充分です。嫌われ者の末路とかいう言葉も聞こえてきそうなほど。
嫌われ者世にはばかるに転じるためにも、心理とその特徴などを詳しくチェックして、将来を考え好かれる人になるためのテクニックへと繋げていきます。
付き合いのなかで役に立つ、奥の手から見る嫌われ者の心理とその特徴
| 1.話しかけても相手にしてくれない人、周りに人は集まらず
同じ立場にいるものと、友情を育もうとしないという姿勢。相手の同僚がコミュニケーションを取ろうとしていても、毎度のように冷たい態度を取れば、なかなか友達はできないことに。
話しかけても相手にしてくれない人には、周りに人は集まらず嫌われることに。
| 2.提案することなく、批判するだけに終始する人は嫌われる
解決策の意見は述べないで、批判するだけという姿勢。フィードバックを要求されたとき、意見を述べることは有益なもの。
これが良くなければ、こちらはどうでしょうなどの提案もすることなく、批判するだけに終始する人は嫌われることに。
| 3.有意義に働きたい、自己中心的な態度が現れると嫌われる
自分自身の利益ばかり考えるという姿勢。自らの利益のみを考えている人は、周囲にもそれが分かるもの。
現在の労働者の多くは、有意義なもののために働きたいと思っているので、自己中心的な態度が表に現れると嫌われることに。
| 4.自身では思いもつかない先進的な解決策を発見できるかも
自分のやり方を強制するという姿勢。いつも自分が正しいとは限らないもので、同僚は他の見識や経験、知識を持っています。
その考えを聞けば間違いを防止し、自身では思いもつかない先進的な解決策を発見できるかも知れません。それをしない人は嫌われることに。
| 5.頻繁に職場でネガティブな発言をする人は嫌われることに
悲観的な態度を取りがちという姿勢。ネガティブ思考の人の側にいたがる人などいないもの。
こうした悲観的な態度は職場環境に悪影響を与え、生産性や充実感が伸び悩む要因になります。
頻繁に職場でネガティブな発言をする人は嫌われることに。
普段からこれだけはしてはいけない、何故か嫌われる人になる話し方
| 1.迷惑を相手にかけた、謝罪するのが社会人としての常識
自分の非を認めず、いい訳をするということ。失敗を犯したり、トラブルの元を作ってしまったときは、素直に謝ることが重要なこと。
たとえ、直接的な原因が自分にはなかったとしても、迷惑を相手にかけたのであれば謝罪するのが社会人としての常識です。
自身の非を認められない人は、人間として評価されることもなく、誰からも愛されることはありません。
| 2.誇らしいことがある、その話ばかりになると相手は退屈
自慢話ばかりするということ。ときには自らの好きなことだけを、一方的に喋ってしまう人がいます。
特に自身にとり誇らしいことがある場合、聞いて欲しかったり、褒めて欲しかったりするのは人情です。
ただ、その話ばかりになると、相手は退屈してしまうもの。
話し上手は聞き上手と呼ばれる言葉があるように、相手の話を熱心に聞く人は好意を持たれます。
| 3.会話を録音し、威圧感丸出しの語尾にならないよう注意
語尾の使い方が曖昧ということ。言葉の印象は語尾によって大きく変わるもの。語尾を強く喋れば、威圧的なイメージになりがちです。
また、語尾の発生が小さければ、自信のない印象を与えることになります。
自分の会話を録音し、聞いてみるのが良い方法。威圧感丸出しの語尾にならないよう注意。
| 4.黙って聞いてよなどの自己主張が強い話し方に注意する
自己主張が強い言い方をするということ。相手の話をろくに聞かず、どんどん前に出ると確実に嫌われます。
自己主張が強過ぎると、相手の存在を顧みないことが多くなります。
話相手によれば、自らが無視されているように思う人もいるもので、黙って聞いてよなどの自己主張が強い話し方に注意します。
| 5.儀礼的な感謝の言葉は効果も半減、言わないよりまし程度
感謝の伝え方が不充分な話し方ということ。他者に対して、明確にと感謝の意を示さないと、周囲の人たちが離れていくもの。
ありがとうやごめんなさいなど、親しい間柄では疎かになるものですが、大事な場面で忘れると相手の心は隔たっていきます。
ただ儀礼的な感謝の言葉は効果も半減。言わないよりはまし程度にしか伝わりません。
嫌われ者より人気者が当然のこと、好かれる人になる為のテクニック
| 1.挨拶により機先を制する、人間関係にとり重要性が高い
最初は自分から先に挨拶するということ。より良い人脈作りを考えても、なにはさておきも、自ら先に挨拶することが大切。
これが習慣化してないと、他の人には好かれません。知り合いなどに再会した際は、必ず先に挨拶すべきです。
相手のことをきちんと覚えているという、好意の現し方なります。
こちらが先に好意を見せれば、相手も多くは好意で返してくれるもので、挨拶により機先を制するということも、交流関係にとっては重要性が高いもの。
| 2.直球で喋る、わかりやすい言葉は誤解もされにくいもの
皮肉を言わないということ。会話をキャッチボールに例えるなら、皮肉は変化球とも呼ばれています。
この皮肉は判りにくいのが原因で忌み嫌われています。
本人としては知的なことや気の効いたことを言ったつもりでも、相手側は会話に小手先の技を求めていません。
好かれる人は、コミュニケーション能力が高いとされていて、それは直球で喋るからで、わかりやすい言葉は誤解もされにくいもの。言葉はシンプルな方がより相手に伝わります。
| 3.1日の終わりに、感謝の心で締めくくる習慣を持つこと
眠る前に感謝するということ。色々な事柄を根に持たない、好かれる人になる為には、夜の習慣化が決め手になります。
1日の終わりに、感謝の心で締めくくる習慣を持つことがポイント。
実際は好機に恵まれているのに、感謝の気持ちがない場合は、この手元にあるはずの幸運に気付かないままになります。
自らの足元に貴重なお宝が埋まってるので、気づかないのを避けるため、眠る前に感謝すること。
| 4.好かれる人になる、こちらからその日のうちにリセット
嫌いな相手にも感謝の心を持つということ。揉めた人や嫌いな人に対して、感謝したくないと思うことは、そんな感情に支配されていることで、相手に主導権を握られている状態。
好かれる人になるためには、こちらからその日のうちにリセットしてしまいます。
馬が合わない上司や同僚は、こちらのことを誤解しているだけかも知れません。
昨日の敵は今日の友という格言もあるので、次に出会った際は、こちらから笑顔で先に挨拶をします。
まとめ
嫌われ者と言われている人がいるもの。ここでは、嫌われ者を診断チェック、その特徴を捉えて愛される存在になる方法を紹介しました。その機会には、ぜひお役立てください。
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