身近なところにも、怒りっぽい人がいて疲れるもの。感情の起伏が激しく思い通りにならないことがあると、苛立ちが爆発することにもなりかねません。
こうした怒りっぽい人は認知症などの病気の場合もありますが、怒りの感情は露わにするタイミングを間違えると、周囲の信頼関係を失うことになります。
こうした非常に危険なものと自覚していても、怒りの感情をコントロールすることができないという人は多々います。
怒った後すぐに気分を落ち着かせてくれれば良いのですが、対応の仕方により怒りを増大させる可能性があるのが心配なところ。
なので、そんな人が職場の上司などの場合、怒りっぽい人との付き合い方を考える必要があります。
ここでは、怒りっぽい人の対応は非常に疲れるもの、問題を起こさない対処方法を紹介しています。
怒りっぽい人の対応は非常に疲れるもの、問題を起こさない対処方法
| 1.そう感じるのは、特定のシーンに限られるのは珍しくない
適当な距離を考えるということ。漠然と怒りっぽい人で疲れると思う時も、実際にそう感じるのは、特定のシーンに限られるのは珍しくないもの。
結果として、具体的なことが判明しているのであれば、何らかの対処をそれに対してすれば良いということになります。
直接会っている際に怒りっぽいのであれば、対面だと余分なことまで伝わることもあり、電話やメールなど他のコミュニケーション方法を増やします。
他者とのコミュニケーションで重要なのは、明確に必要なことを伝えられることで、それが問題を起こさない対処方法の一つ。
| 2.有効ですが、本来は相手の怒りを誘わないことが重要と
怒りを誘わないように心掛けるということ。適当な距離を置くのも有効ですが、本来は相手の怒りを誘わないことが重要というもの。
もし己にだけ怒りっぽい人がいるケースでは、こちら側の特定の言動だったり行動が、怒りを誘い出す切っ掛けになっているかも知れません。
全く相手を怒らせるつもりはなくても、価値観の相違から生じることで、怒りに火を点けてしまうこともあります。
怒りっぽい人がどんなテーマや言葉に引っ掛かるかを観察して、それを回避していくのも問題を起こさない対処方法の一つ。
| 3.対処するのに先ず必要なのが、相手をきちんと観察する
相手を充分理解するということ。怒りっぽい人に向けて対処するのに先ず必要なのが、相手をきちんと観察するというもの。
相手がどういった性格をしていて、いつ何処でどういう風に怒り出すのかが理解できれば、それに向かった対応も見えてきます。
注目ポイントは場所をはじめ状況や時間のほか、表情だったり仕草に行動など、繰り返して観察していくこと。
怒りっぽい人のスイッチが入るパターンが見えてくれば、そんな状況下では近づかないようにするなど、疲れ果ててしまうことから自分を守れます。
| 4.萎縮したりと、心に予想外のダメージを受けてしまうもの
怒りに対して呑み込まれないということ。相手側の怒りに呑み込まれてしまったケースでは、落ち込んだり萎縮したりと、心に予想外のダメージを受けてしまうもの。
そうならないよう己自身を守る手段を身に付けることも重要で、怒られたときは腹部に力をこめて、その場所で踏ん張るようにします。
怒られている最中は胃が痛くなることもありますが、それは気持ちだけではなく、身体までが負けてしまっている状況です。
己の眼前に頑丈な壁があるとイメージすることで、火を噴いている怒りっぽい人をはね返すのが、問題を起こさない対処方法の一つ。
怒りっぽい人は寿命が短いともいわれるもの、注意しておきたい特徴面
| 1.怒っていれば何とかなる、そうした気分で生きている人
怒れば意見が通ると考えているということ。まるで意地っ張りの言い分ですが、大人でも怒っていれば何とかなる、そうした気分で生きている人がいるもの。
協調性などはまったくなく周囲に多大な迷惑をかけている、そんな人物がいるときなどは怒る行為が必要となることもあります。
優しく説得しても改善も反省も見られない場合、周りの人たちを守るために怒るということもあります。
| 2.嫌悪感を抱く傾向にあるのが怒りっぽい人というものです
嫌悪感を抱くということ。昔から世間で多く言われていることが、嫌悪感を抱く傾向にあるのが怒りっぽい人というもの。
過去にあった嫌な事柄をずっと覚えていて、相手の顔を見たときに、鮮明にそのことを思い出すことになりかねません。
己自身が劣勢になった立場の時は、そんな過去の嫌な物事を持ち出す癖があり、周囲の人たちには厄介な存在になりかねません。
| 3.人たちに認めて貰うため、アピールしたい欲求が強過ぎる
強過ぎる自己顕示欲ということ。自分自身の存在を周りの人たちに認めて貰うため、アピールしたい欲求が強過ぎるというもの。
誰もが持っている欲求のうちの一つですが、自己顕示欲が強過ぎると主張が譲れなくなることもあり、己の意見が通らないと怒り出すことになりかねません。
意見が通らないのは己自身が否定されたということにもなりやすく、怒りの感情に任せ前面に押し出してきます。
| 4.苛立ちの感情も強く湧き起こってきかねないというもの
精神的余裕がないということ。人間は精神的な余裕を失ったケースでは、苛立ちの感情も強く湧き起こってきかねないというもの。
精神的余裕がないのはストレスにも結び付きますが、蓄積していったときは冷静な判断力も失われ、周囲の人たちに八つ当たりすることになりかねません。
常に精神的なゆとりがない状態で、プライベートでも職場でも怒りっぽい人というのは、心が休まる場所がないとも言えます。
怒りっぽい人に疲れるのは色々考えられるもの、知っておきたい原因面
| 1.幼少期から甘やかされて育ったことも要注意というもの
甘やかされ育ったということ。身近に怒りがある環境の下で育つのも短気になる一因ですが、幼少期から甘やかされて育ったことも要注意というもの。
幼少期から叱られることがなく成長したケースでは、脳にある前頭葉という部位がよく発達しないことも関係しています。
叱られた体験がある子供は怒られて我慢することで、前頭葉も刺激されるので怒りの感情がコントロールできるようになります。
甘やかされて育ち叱られた経験が全くないケースでは、そうした時にどう対処すれば良いか分からず、大人になって怒りっぽい人になりかねません。
| 2.己が嫌いだから怒っていると受け止めるというものです
他者の言葉を悪く捉えるということ。人の言動を悪い方面に解釈し、己が嫌いだから怒っていると受け止めるというもの。
仕事で失敗を犯してしまった時も、世の中には本当に己の感情や気分だけで、部下を怒鳴りつけるような最悪ともいえる上司もいるかも知れません。
但し、普通は部下のことは真剣に考えるのが当然で、ミスを犯したこと自体を叱っています。
ところが言葉を悪い方面へ解釈する人は、人間性を否定された感じもして、精神的な余裕を失って怒りっぽい人になりかねません。
| 3.己自身に自信がないという感情を心に強く持っているもの
自信を持てないということ。意外に見えますが怒りっぽい人は、己自身に自信がないという感情を心に強く持っているもの。
昔から子供は正直者と言われるように、小さな頃は他人が失敗したことや欠点などを平気で指摘するところがあります。
結果として、大人になったときは、そんな自信がない箇所を周囲の人に指摘されないよう、怒りの感情を前に出し壁を作ることになりかねません。
こんな恐怖に似た感情を持ち過ぎた場合、精神的余裕を失ってイライラすることにもなりかねません。
まとめ
苛立ちが爆発することになりかねません。ここでは、怒りっぽい人の対応は非常に疲れるもの、問題を起こさない対処方法を紹介しました。その折には、ぜひお役立てください。
こちらもご覧ください。