即座に効く緊張をほぐす方法や、面接で役に立つやり方と飲み物や言葉



人前で話をするときをはじめ、仕事の商談をしたり面接するときなど、いろいろと緊張する場面があるもの。緊張することそれ自身は悪いことではありませんが、心を少しでも落ち着かせ、普段通りの自分の力が出せる方がより良いもの。

緊張をしたときは、先ず端から見てわかる変化としての発汗。それは手のひらだったり額だったりしますが、過大な緊張は大汗となり、汗染みが衣類にできたりもします。

そして2つ目の様子は、表情にでてくること。緊張のあまり、瞬きができなくなったり、笑顔が作れず表情が固まってしまいます。これらは、アドレナリンの分泌量が増加することが原因とされています。緊張というストレスのため交感神経が働いて、自律神経が乱れることで起こるもの。

ストレスホルモンの一種であるアドレナリンは、ストレスを知覚すると色々な症候をもたらします。心臓の鼓動を早めたり発汗作用があるのも、アドレナリン分泌によるもの。ここでは普段から緊張しやすいと感じる人に対し、緊張をほぐす方法や和らげる言葉飲み物などを紹介します。

 

 


即座に効く緊張をほぐす方法ランキングから3つ


| 1.水をガブガブと飲む方法で緊張を抑える

水をガブガブと飲むだけで、相当なリラックス効果があります。この現象は胃結腸反射と呼ばれていて、胃に物が入ると腸が動き、リラックスモードになるというもの。

食後に、気持ちが落ち着いて眠たくなるのと同様です。水を飲むことで胃結腸反射を起こせば、気持ちが落ち着いて緊張が和らぐというわけ。ただ、胃に物を入れるとはいえ、コーヒーはだめ。コーヒーには興奮作用があり、よけいに緊張を促します。

 

| 2.リズム運動も、緊張を抑えるには良い方法

リズム運動をするというのも、緊張を抑えるには良い方法の一つ。リズム運動をすると、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されます。その効果でリラックスすることができます。

リズム運動とはいえ、ジョギングやダンスをする必要はありません。例えば手を広げてゆっくりと深呼吸をしたり、音楽のリズムにのるような簡単なことでも、間違いなくリズム運動になります。

 

| 3.無理してでもいいので、笑顔をつくると緊張が和ぐ

無理してでもいいので、笑顔をつくるという方法もあります。人間は緊張すると、表情が凍り付いて真顔になります。これは顔の筋肉が、硬直した状態。この状態を脳は非常事態と勘違いし、緊張の原因となるホルモンのコルチゾールを分泌してしまいます。

そのことで、ますます緊張が大きくなる悪循環が起こります。そんなときは無理してでもいいので、笑顔をつくります。この笑顔に脳は安全を感じ、喜びや癒しのホルモンのセロトニンやドーパミンを分泌。結果として、緊張が和らぎます。

 


全てを一緒にできる、普段から役に立つ緊張をほぐす3つの方法


| 1.音楽を聞くことにより脳波をα波に変換し緊張をほぐす

リラックス状態のとき人間は、α波という脳波が出ているといわれています。この脳波をα波に変換するには、音楽を聞くのが有効。歌詞の入らない一定のテンポの曲が良いとされますが、聞いていて自分がリラックスできれば充分です。

こうして音楽を聞くことにより脳波をα波に変換することは、緊張をほぐすことに繋がります。精神的なリラクゼーションには抜群。

 

| 2.瞑想をして雑念を排除し、自分の心に向き合う方法

取り入れている方も多くいるのが、瞑想をして自分の心に向き合う方法。瞑想をしていると、思考が心配ごとや不安に呑み込まれることが少なくなり、徐々に落ち着いた気分になりリラックスしていきます。

瞑想だからといって、難しく考えることはありません。基本的には、現在に集中し余分な雑念を排除すること。ゆっくりと意識を呼吸に向け、自分自身に向き合いましょう。

 

| 3.普段の呼吸を腹式呼吸法に変え緊張をほぐす方法

普段している呼吸を、腹式呼吸法に変えることで緊張をほぐす方法。腹式呼吸は身体にリラクゼーション効果をもたらすとされています。

最初は口をすぼめ、なるたけゆっくりと息を吐き尽くすこと。続いて、お腹をゆっくり膨らませるイメージで、お腹いっぱいに息を吸い込みます。この流れを5回から10回ほど繰り返します。かける時間は、吐く方が吸う法の倍の時間が目安です。

 

α波に変換。

音を聴くだけ。1番シンプルな瞑想方法

 


心が静まるハーブティー、緑茶やココアなど緊張をほぐす飲み物


| 1.リラックス効果が高い心が静まるハーブティー

天然のハーブには、心と身体を調和させ整える機能のほか、鎮静効果を望むことができます。ハーブというと、心地良い香りでリラックスを呼ぶ、ひとつのアロマテラピーです。心理学の分野や香りを専門とするセラピストの間でも高い評価。

リラックス効果が高い心が落ち着ちつくハーブティーは、セントジョーンズワートやジャーマンカモミール、、パッションフラワーなどがあります。

 

| 2.緑茶にはリラックス効果もあり、ストレスにも有効

緑茶に含有されているビタミンCは、高い保存性があり熱にも強いことで、頻繁な摂取にも向いています。さらに緑茶にはリラックス効果もあり、含まれるテアニンやカフェインはストレスにも有効。

テアニンは神経の鎮静に効果。カフェインは眠気や疲労感を防ぎ、神経系の疲労を回復し、代謝活動を円滑にします。

 

| 3.ココアにはリラックス効果やストレスを緩和する効果も

ココアを飲んだ際に、何だかホッとした気分になった。そんなことも感じるところです。ココアにはリラックス効果のほか、ストレスを緩和する効果も期待できます。

チョコレートと同様にカカオ豆から作られているものですが、カカオ豆はテオブロミンという成分を含有。このテオブロミンにより、心が落ち着いたり、リラックス効果を発揮したりします。

 

 


面接での緊張をほぐす方法は、ツボを押したり言葉に出したり


| 1.緊張をほぐす方法は薬指から始まる、労宮というツボ

面接となると誰しもが緊張するもの。緊張をほぐす方法は薬指から始まります。といっても、手の平のツボを押してほぐすもの。手の平の真ん中付近ある「労宮」というツボを押すと、リラックス効果が上がるとされています。

これは、手の平を上にして拳を握ったとき、薬指の先が当たる場所。ここをもう一方の親指で、5秒程度ゆっくり押しては離します。この動作を10回程度繰り返すことで、緊張がほぐれます。

 

| 2.合谷(ごうこく)というツボは、気持ちを静める

人さし指と親指に繋がる骨が合わさったところにあるのが、合谷(ごうこく)というツボ。気持ちを静めるほか、肩こりや美容にも効果があるとされているツボです。

小さな円をかくように、回しながらゆっくりと押します。5秒程度、じっくりと押と離すを繰り返すと、緊張がほぐれてます。さらに押すときに爪を立てると、眠気も飛ばすのにも有効。

 

| 3.緊張を和らげる言葉として良い、興奮してきたなどの言葉

緊張を和らげる言葉というのも、もちろんあり、きちんと研究もれています。緊張している際、使ってはいけない言葉は、落ち着けとかリラックスという言葉。

これを自分に言い聞かすのは、逆効果で10%以上パフォーマンスが下がることが判明しています。
自分の身体の状態と、反対のことを望むと、逆効果になる努力逆転の法則です。

緊張を和らげる言葉として良いのは、「興奮してきた」や「ワクワクする」などの言葉。これらを唱えると、10%以上パフォーマンスがアップ。面接でも大いに唱えていきましょう。

 

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まとめ

人前で話をするときをはじめ、仕事の商談をしたり面接するときなど、いろいろと緊張する場面があるもの。ここでは即座に効く緊張をほぐす方法や、面接で役に立つやり方と飲み物や言葉を紹介してきました。どれも役に立つものばかりなので、お役立てください。

 

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